昨年の夏にある会社の社長さんと駐車上で雑談をしていた。話のテーマは車であった、社長さんが最近乗り換えたというBMWの7シリーズを囲んであーだこーだとたわいのない会話が続いた。社長は昔BMW2002に乗っており、その思い出が深かったのでBMWというブランドには思い入れが深い。ただこういう事を言っていた、操作の電子化で車の操作を覚えるのに時間がかかり、あーめんどくさい! 以前乗っていたキャデラックのセダンと比べて、キャデラックはシンプルで良かったと...。 しかしどうしても譲れない魅力がBMWにはあった、ドアを開けてヒンジの造りを指差しながらドイツの技術は立派だと。本当だ、と思った。 僕はついついロクマルと比べてしまうが...、 確かに高度なジャーマンテクノロジーを感じる。
そして極めつけはドアをしめて ガチャン...ん? わかる?
...?
この音! ドアを閉めた時のこの音。いいでしょー!
んーん、確かに...いいですなー。
えーっ、まさかビーエムを選んだのはこのドアの音ですか?
そう。
昨年の北米におけるトヨタたたきそして今回の大震災でLEXUSが高級路線の首位から落ちてしまった、競争メーカーはドイツのメルセデスとBMWである、この3社がアメリカのトップラグジュアリーブランドである。LEXUSが落ちたのは外的要因なので時間が過ぎれば再びトップの座に着くと思われる。このグラフを見ながら気付いたのは、5年ほど前まではLEXUSが断然トップだった事と、高級車の総売り上げが近年落ちてきている事だ。日本は復興、ヨーロッパはECの財政問題と課題は多いが、いい意味で競争してもらいたいと願っている。