ロクマルでいこう、60でGo!

" AS SLOW AS POSSIBLE AND AS FIRST AS NECESSARY "

2011年04月18日 | 日記

 桜が満開の季節になった、暖かさと共に季節の節目を感じる。

 

 

 気を付けていると優しい風と共にいい臭いがする(感じる)、それと同時にいろいろな思い出が一瞬に回想する、よい事もいやな思い出も…。季節の変化を象徴する桜の花は人が過去を思い出すように仕掛けられているかのようでもある… 実は満開の桜の木の前で桜の花を見ているのではなく、観ているのは桜や春に纏わる過去の光景である。その過去の光景に感謝したり許したり忘れて水に流そうとするセレモニーとして桜の木の下で人々は杯を交わすのかもしれない。来週にはこの花も散ってしまうだろう、美しい花を見せてくれるのは一年の内の今だけ、花を見て素直に美しいと感じるのは人間だけ、それは太古の昔からずっとそうだったのだろう。

 人の人生もこの桜の花ようだと言えば…美しいがせつないなー、いや桜の木だと言えば受け入れられる。長くコツコツ働いて稼いである日パーッと使ってしまう、あるいはドーンと使って後でコツコツ返していく。 自分の姿か…、う~ん 桜といえど反面教師な所もあるなあ、観る人によってね。

 

 

コメント
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