職員室通信・600字の教育学

小高進の職員室通信 ①教育コミュニティ編 ②教師の授業修業編 ③日常行事編 ④主任会トピックス編 ⑤あれこれ特集記事編

整理整頓をしていたら、古い名刺の裏側を利用したメモ束が出てきた

2009-01-23 11:18:44 | Weblog

★みなみ中恒例の繭玉かざり。環境サポーターの金見さんを中心に、保護者、教職員、総合文化部員等が参加して、このように完成しました。

◆校長室の整理整頓をしていたら(今、まだ途中で、時間をみてはやっているので、2、3日かかりそう……)、古い名刺の裏側を利用した、メモ束が出てきた。
 名刺15枚くらいをクリップで留めてある。
 1枚1枚の左上隅に「経営のポイント」と書いてある。
 こういうメモは、前任校でも作成した記憶がある。
 どちらのものかな?と思い、1枚目からていねいにみてみた。

 すると、1枚目に、もう既に薄く消えかかっているが、「すこやかみなみネット通信」という文字が見える。
 「通信」のページ構成案を記してある。
 どうやら、現任校に赴任した当時のメモのようだ。
 順番にみていくことにする。
 「****……」は、メモをみた、今のわたしのつぶやき。

〈№2〉饒舌な「職員室通信」
    饒舌+メモ(←レジメ形式)。
    重要な内容は、メモに潜ませる。
  「ええ? 今、考えていることと同じやぁ~!(@_@)」

〈№3〉音読を全教科で取り入れる。
  「これは具体的に実践中(^_^)v」

〈№4〉授業ルポ(画像・箇条書きのコメント・生徒の評価アンケート等のデータ。)
    パッパとやる。
    代案ばかりも可。
  「これが、ほとんど出来ていない。これがやれていれば、今のわたしとは違うわたしになっていたかも(/_;)」

〈№5〉授業と家庭学習のつなぎ目が、保護者に見えるように。

〈№6〉助言者ガンガン
  「これは意味不明……^^;」

〈№7〉教科部会大改革。よくするという発想ではなく、取り替えるくらいの気持ちで。
  「佐藤研修主任、頼んまっせ!(^_-)」

〈№8〉PTA役員と一般会員の落差を解消する具体的な施策


〈№9〉人材バンク
  「今年度、中頃、やっと目鼻がみえてきた。ほぼ、あきらめていたから、これくらいうれしいことはない。ホンマにホンマに、おおきにぃ~!(^^)!」

〈№10〉校内の通信の種類は増やさない。教務も研修も生徒指導も、それぞれやりたいだろうが、「職員室通信」に一括する。
  「へぇ~、こういうことを考えていたんだぁ~? たぶん、これを、主任会の合作ということで、発行しようと……^^;」

〈№11〉毎朝の校長・教頭・教務主の会議や、週1回の主任会などの会議項目を明確に。

〈№12〉中学生が、友人や教師、親以外と触れあう機会の創出。

〈№13〉いつも、いつも、すべて新しいものをつくりだそうとするのではなく、過去の記述のいくつかを組み合わせ、それを饒舌な語りで、くるむ、うめる……そして、新しい作品をつくっていく。

〈№15〉職員会議ではなく、運営委員会ではなく、主任会ではなく、主任と一対一で経営していく。
  「これは解説が必要だが、ここではしない_(._.)_」

〈№16〉各種「通信」の送り先(←これは非公開 m(_ _)m)


 
◆「メモ」ついでに、けさ、発行された「教務週報37号」の上部に掲載されている、各校務分掌主任のコメントを紹介する。

☆校長=教職員の凡事徹底&生徒の凡事徹底のシステム化→輪郭のつよいみなみに。
☆総務=節水継続。節電継続。節灯油継続。ちりも積もれば山となる。
☆教務=短い作業の授業設計。「繰り返し」「スモールステップ」「音読」「目線」
☆研修=生徒に目線をしっかりと配って授業をしましょう!
☆生徒指導=代議員会と学級の連携を強めるために、短学活のメニューの工夫をしよう。
☆保健=インフルエンザ予防。うがい、手洗い、喚起の徹底を。

 わたしのここでいう「凡事」とは、(教職員と生徒、アトランダムに例をあげるが)①巡視 ②音読 ③合唱練習……等々、やろうと思えば、だれでもできること。
 「徹底」とは、その「凡事」を、毎日毎日、やりつづけること。
 この「やりつづけること」がむずかしいのだ。
 このむずかしさを乗りこえ、やりつづけると、やりつづけなかった人に比べ、格段に違うレベルに到達する……というコメントだ。
 わたしは、今、みなみの教職員に、みなみの生徒に、この「格段に違うレベル」を有した「くっきりとした輪郭」を求めている。

◆業務メモ ★ウルスラ学院の先生が、入試関連の資料とともに、昨年、本校を卒業した生徒が活躍している様子がわかる画像を届けてくださる。ほんとうにうれしい。掲示板にマグネットで留める。★安田TからU君の歯科治療に関する報告


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