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万国時事周覧

世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

韓国・北朝鮮は日本人虐殺に謝罪を

2012年08月15日 13時58分16秒 | 日本経済
日朝協議再開へ…遺骨返還、拉致も強く提起(読売新聞) - goo ニュース
 昭和天皇の終戦のご詔勅から67年目を迎えた本日、日本国の周辺を見回しますと、再びさざ波が立つ気配が感じられます。先日の李大統領による竹島上陸以降、日韓関係も、急速に悪化しています。

 本日も、韓国では、李大統領が、”慰安婦問題”を持ち出して、日本国に執拗に謝罪と賠償を求める演説をぶったようです。日本国は加害者であるから、被害者である韓国は、当然に、謝罪と賠償を受ける権利があると考えているのでしょう。しかしながら、終戦を境に、これまで、同じく”日本国民”であった朝鮮の人々が、突如として豹変し、進軍してきたソ連兵とともに、日本人を大量に虐殺した事件については、どうでしょうか。口を濁しているものの、再開された日朝協議で議題に、北朝鮮国内に眠る3万6千もの日本人遺骨の返還問題が挙げられていると報じられています。この方々は、単なる病死や餓死のはずはなく、その大半は、引き揚げ者の証言などから、ロシア兵と朝鮮人に虐殺されたと推測されるのです(遺骨が本物であれば、調査を実施すれば、遺骨の形状から事実を明らかにすることができる…)。日韓請求権協定により、日本国側は、両国の請求権問題は、国と個人の両レベルで最終的に解決されたと解していますが、韓国側が、”慰安婦”の個人的な請求権を、協定の対象外として主張するならば(非人道的な行為が根拠…)、日本側もまた、朝鮮半島における残虐行為により失われた自国民の生命や財産について、韓国側に請求ができるはずです(”慰安婦問題”は捏造であることが、既に判明しているますので、結果として、日本側の韓国に対する個人請求権だけが残る!)。何れにしましても、韓国も北朝鮮も、自らを一方的な被害者の立場として捉えることはできず、日本国に対して謝罪すべき加害行為を行っています。

 中国では、中国人に育てられた日本人残留孤児がおりますが、朝鮮半島には、一人も存在していないと言います。この意味するところを考えますと、日本国もまた、かの地に眠る犠牲者の方々に思いをはせ、手厚く慰霊せねばならないと思うのです。


 とつくにの 野辺にみたまの さすらふを 思ひて誰そ 花や手向けむ 


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コメント (6)
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