ゑの巣

ここでは管理人個人の日々の妄言、妄想、創作などを世に晒しています。ごゆるりと。

世界と時間の乖離

2022年12月15日 23時48分27秒 | Weblog
すっかり寒くなったこともあり、布団が恋しい季節。そして先日のワクチン接種から
どうにも気力が萎えがちで、家に居てもすぐに横になりたくなる有様。
多分ただの気のせいで、未来への不安とか、現状への鬱屈した気持ちから逃避したい
だけなのであろうが、いずれにしても布団がかくも心地よい。

しかし再来週にはもう2022年の終わり間近という事実。
たまに今西暦何年か分からなくなるような身空に、今のこの時の流れは速すぎる。
2020年過ぎた辺りから、漫画に出てくる未来のような、まるで夢や幻の如き感覚で、
いまいち実感が掴めないままで、それが結局ここまで来てしまった。
感覚的には崖っぷちからそのまま歩み出て、しかしなぜか空中を歩けてしまっている
というような不思議な感覚。
地に足を付けるにしても、その足掛かり、もしくは命綱的なものがない。

かつては神羅万象が、ともに時を刻むものとしての価値を有していたと、折に触れて
書いていた。例えば家庭を持つ人であれば、結婚から何年目とか、子供が何歳になった
とかで、そういった時間と自分自身を結び付けられるのかも知れないが、今個人的に
それをやろうとした場合、親の年齢や甥の年齢くらいしか該当するものがない。

ここは大人のイマジナリーフレンド(意味深)を拵えて、そこで世界の時間と自身を
結び付けるというのはどうだろうか。…素直に甥の年齢を覚えておく方向で検討しよう。
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