花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「ヤマブキ(山吹)」

2015年04月29日 12時38分16秒 | 自然
山吹の黄金色の花が目立ちます。一重、八重があります。また、白花のヤマブキも見かけます。
“バラ科ヤマブキ属の落葉低木。日本・中国原産。 背丈:1m~2m。 葉は鋸歯がはっきりしていて、薄い。 花期:4月~5月初旬。「やまぶきいろ」と呼ばれる鮮やかな黄色の花。一重で花弁は5枚。園芸種に八重咲きの 「ヤエヤマブキ(八重山吹)」や、花弁が7~8枚ある「キクザキヤマブキ(菊咲き山吹)」等がある。  一重の山吹には数年おきに実がつくが、八重山吹には実がならない。 ヤマブキの白花品はシロバナヤマブキで5弁花。 シロヤマブキは4弁花。”

<ヤマブキ:5弁花>











<ヤマブキ(八重)









<シロヤマブキ:4弁花>










(2015年4月29日 花熟里)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「(2015)4月の唱歌・童謡・名歌を歌う会」

2015年04月26日 17時34分16秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
4月の「唱歌・童謡・名歌を歌う会」では、春にちなんだ歌や童謡などを中心に20曲を歌いました。数多い春にちなんだ歌の中から、「春の歌」、「さくらさくら」、「花かげ」、「春が来た」、「春の小川」、「蝶々」、「ぼろ月夜」、「花」の8曲でした。
歌唱指導されている方が、「従来とはアレンジが異なっているのに気づきましたか? 歌っているときに気付いた方もいたようですが、ピアノ伴奏をよく聞いてください。」として、詳細な歌唱指導がありました。この歌の会は12年間続いているそうですが、一つの曲でも様々なアレンジで歌うようにしているようです。
たとえば、「汽車ポッポ」は蒸気機関車ゆっくりと動き始め、次第にスピードを上げてゆくのをイメージして、「一番の歌詞の出だしはゆっくりと歌い、歌詞の2番はテンポを上げて歌う」というように今年はアレンジを変えていると説明がありました。また、春にちなんだ歌は、今年は全体的にテンポの良い軽快なアレンジを選んだと話されていました。
「小鳥の歌」(芥川也寸志作曲)は、私は初めて聞きましたが、童謡にしてはなかなかむつかしいのですが、小鳥の声を模したメロディが素晴らしい曲です。
蝶々(野村秋足作詞)、子供の頃よく歌ったものですがスペイン民謡とは全く知りませんでした。よく知っている童謡も年齢を積み重ねて再び味わい歌ってみると、新たな発見があります。
「風」(西条八十訳詩、草川信作曲)は、歌っているときは、「なぜ西条八十“訳詩”なのだ“作詞”の間違いではないのか」と思いましたが、調べてみるとイギリスの詩人クリスティーナ・ロセッティ(1830~1894)の詩を西条八十が訳詩、これに草川信が曲をつけたものと知りました。英語に堪能な西条八十だからこその名訳だと思います。西条八十は、新約聖書のヨハネによる福音書3章8節「風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。霊から生まれたものもみなそのとおりである。」にヒントを得てこの訳詩を作ったとも言われています。なお、宮崎 駿監督のアニメ「風たちぬ」では、主人公の二郎が紙ひこうきを折りながら、西条八十による訳詩を口ずさんでいます。


1、春の歌(野口雨情作詞、草川信作曲)-桜の花の咲くころは うらら うらら
2、さくらさくら(日本古謡)-さくらさくら 野山も里も
3、花かげ(大村主計作詞、豊田義一作曲)-十五夜お月様 一人ぼち 桜吹雪の 
4、春が来た(高野辰之作詞、岡野貞一作曲)-春が来た 春が来た どこに来た
5、春の小川(高野辰之作詞、岡野貞一作曲)-春の小川は さらさらいくよ
6、赤い鳥小鳥(北原白秋作詞、成田為三作曲)-赤い鳥小鳥 なぜなぜ赤い 
7、小鳥の歌(与田準一作詞、芥川也寸志作曲)-小鳥はとっても 歌が好き 
8、仲良し小道(三苫やすし作詞、河村光陽作曲)-仲良し小道は どこの道
9、赤い帽子白い帽子(武内俊子作詞、河村光陽作曲)-赤い帽子 白い帽子 仲良しさん
10、ひらいたひらいた(わらべ歌、中山晋平編曲)-ひらいた ひらいた なんの花が 
11、汽車ポッポ(本居長世作詞・作曲)-お山の中行く 汽車ポッポ
12、とんび(葛原しげる作詞、梁田貞作曲)-飛べ飛べとんび 空高く
13、七つの子(野口雨情作詞、本居長世作曲)-からす なぜ啼くの
14、蝶々(野村秋足作詞、スペイン民謡)-ちょうちょう ちょうちょう 菜の葉にとまれ
15、風(西条八十訳詩、草川信作曲)-誰が風を 見たでしょう 僕もあなたも 
16、緑のそよかぜ(清水かつら作詞、草川信作曲)-みどりのそよ風 いい日だね
17、おぼろ月夜(高野辰之作詞、岡野貞一作曲)-菜の花畠に 入日薄れ
18、夕焼け小焼け (中村雨紅作詞、草川信作曲)-夕焼け小やけで 日が暮れて
19、花 (武島羽衣作詞、滝廉太郎作曲)-春のうららの隅田川
20、青い山脈(西条八十作詞、服部良一作曲)-若く明るい 歌声に  
(20曲)

「風」(西条八十訳詩、草川信作曲)
誰が風を 見たでしょう
僕もあなたも 見やしない
けれど木の葉を ふるわせて
風は通りぬけてゆく

誰が風を 見たでしょう
あなたも僕も 見やしない
けれど樹立が 頭をさげて
風は通りすぎてゆく


クリスティーナ・ロセッティの詩
「Who has seen the wind?」
Who has seen the wind
  Neither I nor you
But when the leaves hang trembling
  The wind is passing thro

Who has seen the wind
  Neither you nor I
But when the trees bow down their heads
  The wind is passing by.


(2015年4月26日 花熟里)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ハナニラ(花韮)」

2015年04月25日 17時43分34秒 | 自然
道端の塀沿いにハナニラ(花韮)の可憐な花を見かけます。白や薄い紫色の花です。
“ユリ科ハナニラ属の球根植物。 原産地:中央~南アメリカ。日本には明治時代に園芸植物(観賞用)として渡来、帰化、本州の関東~九州にかけて分布。荒れ地や公園、河川敷、庭植えなど。葉をつぶすとネギやニラなどと同様の甘い匂いがすることからハナニラの名がある。ネギやニラはネギ属。 別名:西洋甘菜(セイヨウアマナ)。  草丈:15cm~20cm  主な開花期:3月~4月 花径:約3cmで星型。花色:白から淡紫色など。 6弁の花を花茎の頂上に1つ付ける。花の香りは葉とは異なり甘くよい香りがする。















(2015年4月25日  花熟里)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ツバキ(椿)」

2015年04月22日 12時00分00秒 | 自然
ツバキの花があちこちで見かけます。最近はバラのような花をよく見かけます。昔ながらの赤い花はあまり見かけません。近所の方の庭に、「ヤブツバキ」と「タロウカジャ」と名のついたツバキが植えられていたので、写真を撮らせていただきました。
“ツバキ科ツバキ属の常緑樹。原産地:日本、中国。樹高:5 m ~6m。開花期:3月~5月。多くは花弁が基部でつながっていて萼を残して丸ごと落ちる。紅色五弁が基本。日本原産のツバキは、ヤブツバキとユキツバキ、ユキバタツバキがある。室町時代に中国から輸入されたツバキの原種と、日本のヤブツバキとを交配して、ワビスケ(侘助)椿が作り出されたとされている。ワビスケツバキの中でよく知られているのがタロウカジャ(太郎冠者)で、紫を帯びた桃一重のラッパ咲きで清楚な感じの花をつける。“

(最近よく見かける花)







(赤色の花)






(白色の花)






(白に赤い筋入りの花)





(ヤブツバキの花)





(タロウカジャの花:太郎冠者)






(2015年4月22日 花熟里)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「辺野古移設の民意とは?」

2015年04月19日 12時00分00秒 | ちょっと気になること
去る17日安倍首相は翁長沖縄県知事と宜野湾市の米軍普天間飛行場移設問題について意見交換しましたが、翁長知事は「昨年の名護市長選、県知事選、衆院選とすべての選挙で『辺野古新基地反対』という圧倒的な民意が示された。戦後、自ら土地を奪っておきながら、『老朽化したから。世界一危険だから。沖縄が負担するべきだ。嫌なら代替案を示せ』と言うのは理不尽。などと訴えた。」と報じられています。(読売新聞:2015年4月18日) 意見がすれ違うのは会談前からわかっていたことであり、単に、両者があったということ以外に意味はなさそうです。

翁長知事は、沖縄の民意として「基地は作らせない」と菅官房長官との会談でも強く発言をしています。翁長知事の発言は一見、至極妥当で、異論を差し挟む余地はないように思えます。一連の沖縄での選挙結果を踏まえた翁長知事の発言の前に、全国のマスメディアは沈黙を余儀なくされているように思えます。しかし、ちょっと待った。といいたいのです。

沖縄の石垣島や宮古島を拠点とする「八重山日報」の4月17日の記事に注目したいと思います。
『辺野古「米兵と交流の歴史」 地元住民がフェンス清掃 キャンプ・シュワブ』 という見出しがついています。14日夜に辺野古在住の青年16人が、普天間飛行場の辺野古移設反対派が汚した同ゲートのフェンスを清掃する活動を行った、という内容です。名護市議会議員選挙では、辺野古地区の代表が辺野古への移設賛成を掲げて議員に当選しています。基地に隣接する地域の住民は、辺野古移設に賛成なのです。
<弊ブログの記事:「沖縄の名護市議会議員選挙結果に思う」(2014年09月08日)>

民意ということからすれば、辺野古地区住民の意思が民意の最たるものではないでしょうか。このことについては、翁長知事や名護市市長は全く触れようとしません。さらに、翁長知事は「「沖縄はみずから基地を提供したということは一度もない。」と常に強調しており、マスメディアはもとより、一般の日本国民も沈黙してしまいます。 アメリカ占領下だった沖縄では翁長知事の言っていることは事実なのだろうと思ってしまうのです。 しかし、辺野古のキャンプシュワブ米軍基地は、辺野古地区住民が誘致したものです。このような経緯があるからこそ、八重山日報が報じたような住民による基地のフェンスの清掃が行われているのです。

民主主義では“民意”が絶対のように言われますが、民意がどこにあるかは実にむつかしいことなのです。
私は沖縄の基地縮小を進めるべきで、可能な限り日本本土で基地を受け入れることとし、普天間基地は一日も早く危険除去のために移転・閉鎖させるべきで、移転先は「鹿児島県馬毛島」が良いと思っていますし、鹿児島県民には受け入れを表明していただきたいと願っています。しかし、外交防衛案件ということもあり、日米政府の方針である「辺野古移設」が次善の策として、止む無しと思っています。
<弊ブログの記事:「米軍普天間基地の鹿児島県馬毛島への移転を是非実現してほしい」(2011年05月17日)>


<八重山日報(2015年04月17日)>
辺野古「米兵と交流の歴史」 地元住民がフェンス清掃 キャンプ・シュワブ

(米軍フェンスの異物を取り除く住民ら=15日夜、
米軍キャンプ・シュワブゲート前=名護市辺野古)
">

名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前で14日夜、辺野古在住の青年16人が、普天間飛行場の辺野古移設反対派が汚した同ゲートのフェンスを清掃する活動を行った。参加者の徳田真一さん(30)は「辺野古区は何十年も米兵との交流があり、地域経済と結びついてきた。キャンプ内の米兵が行き来しやすい環境にしたい」と強調した。
 キャンプ・シュワブは移設予定地に隣接しており、移設反対派による抗議活動が連日繰り広げられている。


<読売新聞(2015年04月17日)>
安倍首相は17日、首相官邸で沖縄県の翁長知事と初めて会談し、同県宜野湾市の米軍普天間飛行場移設問題について意見交換した。
 首相は、同県名護市辺野古への移設が同飛行場の危険性除去のための「唯一の解決策」と理解を求めた。一方、翁長氏は、首相が今月26日からの訪米で米政府に移設反対を伝えるよう求めるなど強く反発した。対話継続の方針では一致した。
 会談は菅官房長官と安慶田光男副知事が同席して約40分間行われ、冒頭の約5分が公開された。首相は会談の冒頭、「普天間飛行場の一日も早い危険性除去は、我々も沖縄も思いは同じだろう。辺野古への移設が唯一の解決策だ」と話し、今後も移設作業を進める考えを伝えた。また、那覇空港第2滑走路開設の前倒しや日米で合意している嘉手納基地以南の土地返還計画に触れ、「沖縄は日本のアジアへの玄関口であり、高い優位性と可能性がある。沖縄の発展は、大変重要で国家戦略として進めていきたい」と述べ、沖縄振興策や基地負担軽減に取り組む決意を強調した。
 これに対し、翁長氏は「昨年の名護市長選、県知事選、衆院選とすべての選挙で『辺野古新基地反対』という圧倒的な民意が示された」と語った。「戦後、自ら土地を奪っておきながら、『老朽化したから。世界一危険だから。沖縄が負担するべきだ。嫌なら代替案を示せ』と言うのは理不尽」などと訴えた。

(2015年4月19日 花熟里)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする