2月の例会は童謡が多い構成で、出席者は60名弱でした。ほんとうに久しぶりに歌う童謡が多く、なつかしく、楽しく過ごしました。歌ったのは次の19曲です。
1、「たき火」(詞:巽聖歌、曲:渡辺茂)-かきねのかきねの まがりかど
2、「お山のお猿」(詞:鹿島鳴秋詩、曲:弘田龍太郎)―お山のお猿は 毬がすき
3、「小ぎつね」(詞:勝承夫、外国曲)-小ぎつねコンコン 山の中
4、「スキー」(詞:時雨音羽、曲:平井康三郎)-山は白銀 朝日を浴びて
5、「毬と殿様」(詞:西条八十、曲:中山晋平)-てんてん手毬 てん手毬
6、「母さんの歌」(詞・曲:窪田聡)-かあさんは夜なべをして
7、「ペチカ」(詞:北原白秋、曲:山田耕筰)-雪の降る夜は たのしいペチカ
8、「ともしび」(楽団カチューシャ訳詩、曲ロシア民謡)-夜霧のかなたへ 別れをつげ
9、「灯台守」(詞:勝承夫、イギリス民謡)-こおれる月かげ 空にさえて
10、「かごめかごめ」(わらべうた、編曲:中田喜直)-かごめかごめ かごのなかの
11、「通りゃんせ」(わらべうた、編曲:本居長世)-通りゃんせ 通りゃんせ
12、「森の小人」(詞:山川清、曲:山本雅之)-森の木かげで ドンジャラホイ
13、「みかんの花咲く丘」(詞:加藤省吾、曲:海沼実)-みかんの花が咲いている
14、「汽車ポッポ」(詞:富原薫、曲:草川信)-汽車 汽車 ポッポ ポッポ
15、「サッちゃん」(詞:阪田寛夫、曲:大中恩)-サッちゃんはね サチコっていうんだ
16、「うぐいす」(詞:林柳波、曲:井上武士)-梅の小枝で うぐいすは 春が来たよと
17、「春よ来い」(詞:相馬御風、曲:弘田龍太郎)-春よ来い 早く来い あるきはじめた
18、「うれしいひな祭り」(詞:サトウハチロー、曲:河村光陽)-あかりをつけましょ
19、「青い山脈」(詞:西条八十、曲:服部良一)-若く明るい 歌声に
(19曲)
「森の小人」は、“ドンジャラホイ”や“ア ホイホイヨ ドンジャラホイ”など、聞きなれない言葉が出てきます。 子供の頃は訳も分からずに、小人さんの楽しいお祭りの歌と思い歌っていましたが、今回、歌詞を考えながら歌うと、どうしても南洋の島々のイメージが浮かんできます。 さらに、「酋長の娘」(赤道直下 マーシャル群島 椰子の木蔭で デクデクおどる)のイメージと重なるのです。
1回目を歌い2回目を歌う前に、指導の方から曲の説明がありました。原題は「土人のお祭り」だったが、第二次大戦後、土人は差別用語という指摘を受け、詞を変更、題名も「森の小人」に書き換えられた。 最近、“小人”という言葉も差別用語ではないかとの指摘も出ているようだ、との説明がありました。やはり南洋イメージでよかったのだと思いながら、2回目を歌いました。
「森の小人」 (作詞:山川清、作曲:山本雅之)
(一)
森の木陰(こかげ)で ドンジャラホイ
シャンシャン手拍子足拍子
太鼓たたいて 笛ふいて
今夜はお祭り 夢の国
小人さんがそろって にぎやかに
ア ホイホイヨ ドンジャラホイ
(ニ)
おつむふりふり ドンジャラホイ
かわいいお手手で 踊り出す
三角帽子に 赤い靴
お月さん にこにこ森の中
小人さんがそろって おもしろく
ア ホイホイヨ ドンジャラホイ
(三)
お手手つないで ドンジャラホイ
ピョンピョン はねはね輪になって
森の広場を 廻ります
今夜は明るい 月の夜
小人さんがそろって 元気よく
ア ホイホイヨ ドンジャラホイ
(四)
みんなたのしく ドンジャラホイ
チョンチョン お手手を打ち合って
夢のお国の森の中
そろいのお服で 踊ります
小人さんがそろって 楽しそうに
ア ホイホイヨ ドンジャラホイ
「酋長の娘」 (昭和5年:作詞・作曲 石田一松)
演歌師 石田一松が、昭和初期という日本が南洋群島に進出していった時代を反映して作った歌です。 現在の感覚では、“酋長”という言葉、さらに歌詞の内容にも問題ありで、放送禁止とされています。 明治末期に、南洋群島のチューク島(トラック島)で高知出身の森小弁が、酋長の娘と結婚しており、この話が「酋長の娘」の背景にあるとも言われています。もしそうであれば、現代感覚での言葉の問題はさておき、「国際結婚」を羨ましがった歌でもあるのです。
(森小弁はトル島(水曜島)の大酋長になった。曾孫は現在のミクロネシア連邦大統領のマニー・モリ氏。)
(一)
私のラバさん 酋長の娘
色は黒いが 南洋じゃ美人
(ニ)
赤道直下 マーシャル群島
椰子の木蔭で デクデクおどる
(三)
踊れ踊れ どぶろくのんで
明日は嬉しい 首の祭り
(四)
踊れ踊れ 踊らぬものに
誰がお嫁に 行くものか
(五)
昨日浜で見た 酋長の娘
今日はバナナの 木蔭で眠る
(2015年2月27日 花熟里)
1、「たき火」(詞:巽聖歌、曲:渡辺茂)-かきねのかきねの まがりかど
2、「お山のお猿」(詞:鹿島鳴秋詩、曲:弘田龍太郎)―お山のお猿は 毬がすき
3、「小ぎつね」(詞:勝承夫、外国曲)-小ぎつねコンコン 山の中
4、「スキー」(詞:時雨音羽、曲:平井康三郎)-山は白銀 朝日を浴びて
5、「毬と殿様」(詞:西条八十、曲:中山晋平)-てんてん手毬 てん手毬
6、「母さんの歌」(詞・曲:窪田聡)-かあさんは夜なべをして
7、「ペチカ」(詞:北原白秋、曲:山田耕筰)-雪の降る夜は たのしいペチカ
8、「ともしび」(楽団カチューシャ訳詩、曲ロシア民謡)-夜霧のかなたへ 別れをつげ
9、「灯台守」(詞:勝承夫、イギリス民謡)-こおれる月かげ 空にさえて
10、「かごめかごめ」(わらべうた、編曲:中田喜直)-かごめかごめ かごのなかの
11、「通りゃんせ」(わらべうた、編曲:本居長世)-通りゃんせ 通りゃんせ
12、「森の小人」(詞:山川清、曲:山本雅之)-森の木かげで ドンジャラホイ
13、「みかんの花咲く丘」(詞:加藤省吾、曲:海沼実)-みかんの花が咲いている
14、「汽車ポッポ」(詞:富原薫、曲:草川信)-汽車 汽車 ポッポ ポッポ
15、「サッちゃん」(詞:阪田寛夫、曲:大中恩)-サッちゃんはね サチコっていうんだ
16、「うぐいす」(詞:林柳波、曲:井上武士)-梅の小枝で うぐいすは 春が来たよと
17、「春よ来い」(詞:相馬御風、曲:弘田龍太郎)-春よ来い 早く来い あるきはじめた
18、「うれしいひな祭り」(詞:サトウハチロー、曲:河村光陽)-あかりをつけましょ
19、「青い山脈」(詞:西条八十、曲:服部良一)-若く明るい 歌声に
(19曲)
「森の小人」は、“ドンジャラホイ”や“ア ホイホイヨ ドンジャラホイ”など、聞きなれない言葉が出てきます。 子供の頃は訳も分からずに、小人さんの楽しいお祭りの歌と思い歌っていましたが、今回、歌詞を考えながら歌うと、どうしても南洋の島々のイメージが浮かんできます。 さらに、「酋長の娘」(赤道直下 マーシャル群島 椰子の木蔭で デクデクおどる)のイメージと重なるのです。
1回目を歌い2回目を歌う前に、指導の方から曲の説明がありました。原題は「土人のお祭り」だったが、第二次大戦後、土人は差別用語という指摘を受け、詞を変更、題名も「森の小人」に書き換えられた。 最近、“小人”という言葉も差別用語ではないかとの指摘も出ているようだ、との説明がありました。やはり南洋イメージでよかったのだと思いながら、2回目を歌いました。
「森の小人」 (作詞:山川清、作曲:山本雅之)
(一)
森の木陰(こかげ)で ドンジャラホイ
シャンシャン手拍子足拍子
太鼓たたいて 笛ふいて
今夜はお祭り 夢の国
小人さんがそろって にぎやかに
ア ホイホイヨ ドンジャラホイ
(ニ)
おつむふりふり ドンジャラホイ
かわいいお手手で 踊り出す
三角帽子に 赤い靴
お月さん にこにこ森の中
小人さんがそろって おもしろく
ア ホイホイヨ ドンジャラホイ
(三)
お手手つないで ドンジャラホイ
ピョンピョン はねはね輪になって
森の広場を 廻ります
今夜は明るい 月の夜
小人さんがそろって 元気よく
ア ホイホイヨ ドンジャラホイ
(四)
みんなたのしく ドンジャラホイ
チョンチョン お手手を打ち合って
夢のお国の森の中
そろいのお服で 踊ります
小人さんがそろって 楽しそうに
ア ホイホイヨ ドンジャラホイ
「酋長の娘」 (昭和5年:作詞・作曲 石田一松)
演歌師 石田一松が、昭和初期という日本が南洋群島に進出していった時代を反映して作った歌です。 現在の感覚では、“酋長”という言葉、さらに歌詞の内容にも問題ありで、放送禁止とされています。 明治末期に、南洋群島のチューク島(トラック島)で高知出身の森小弁が、酋長の娘と結婚しており、この話が「酋長の娘」の背景にあるとも言われています。もしそうであれば、現代感覚での言葉の問題はさておき、「国際結婚」を羨ましがった歌でもあるのです。
(森小弁はトル島(水曜島)の大酋長になった。曾孫は現在のミクロネシア連邦大統領のマニー・モリ氏。)
(一)
私のラバさん 酋長の娘
色は黒いが 南洋じゃ美人
(ニ)
赤道直下 マーシャル群島
椰子の木蔭で デクデクおどる
(三)
踊れ踊れ どぶろくのんで
明日は嬉しい 首の祭り
(四)
踊れ踊れ 踊らぬものに
誰がお嫁に 行くものか
(五)
昨日浜で見た 酋長の娘
今日はバナナの 木蔭で眠る
(2015年2月27日 花熟里)