花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「エゴノキ、ハクサンボク、ミツバツチグリ、など」

2011年05月30日 16時31分25秒 | 自然
近所の雑木林(市の保存樹林)にある木、草花を取り上げます。

「エゴノキ」

今、白い花が一面に咲いています。とてもよいにおいがします。







“エゴノキ科の落葉小高木。 北海道~九州・沖縄まで、日本全国の雑木林に多く見られ る。 和名は、果実を口に入れると喉や舌を刺激してエグイ(エゴイ)ことに由来す  る。チシャノキ、チサノキなどとも呼ばれる。 幹はあまり太くならず、根元から何本 もに分かれる。5ー6月に短い枝に1-4個の白く可愛い5弁の花を付ける。秋には鈴 なりの実が見られる。実の果皮にはエゴサポニンが含まれている”



「ハクサンボク(白山木)」

白い小さな花がたくさん集まっています。地味な花ですがよく見ると味わいがあります。







“スイカズラ科の常緑。暖地の海岸や山に分布する。4~5月に径約10センチの散房状花序(花の集まり)をつくり、白色の小花を多数咲かせる。赤い実をつける。白山木と名付け られているが、白山には自生していない。11~12月には赤く熟した多くの小さい実をつ ける“



「ミツバツチグリ(三葉土栗)」

雑木林の下や道沿いにまとまって生えています。黄色い可憐な花が咲いています。







“バラ科の多年草。 山野の日当たりのよいところに生える。 草丈15~30cm。根は肥 大する。 細く長いランナーがある。
 葉は三葉。葉の裏面は白っぽい。黄色い花が多数。花弁は5枚。直径1cm~1.5cm”



「ムラサキカタバミ」

ミツバツチグリと同様に雑木林の下や道沿いに集まって生えています。







“カタバミ科の多年草。南アメリカ原産の帰化植物。日本には江戸時代末期に観賞用に
 渡来したといわれている。特徴は薄い紫の花と、ハート形の三個の小葉”



(2011年5月30日  ☆キラキラ星☆)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヒルザキツキミソウ、ヤブヘビイチゴ、などなど

2011年05月28日 13時55分00秒 | 自然
「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)ー多分?ー」

“ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草) は、晩春~夏、待宵草を桃色にしたような花を咲か

 せるアカバナ科マツヨイグサ属の耐寒性多年。北米からの帰化植物で、丈夫で野生化し

 ている。 マツヨイグサ(待宵草)と同属、昼間開花する”


道端にたくさん咲いています。多分、昼咲月見だと思います。家庭の庭にも繁殖して咲い

ているのをみかけます。










「ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)」

“地中海岸原産のケシ科の1年草。アヘン成分はない。最初に見つかったのは、1961年東

 京都世田谷区。実が長いので名前がついた。ここ数年で急速に広まっている。アルカリ

 性土壌を好むため都市部に多いのが特徴”


散歩しているとあちこちで見かけます。猛烈な勢いで繁殖しているようです。









「チョウジソウ(丁子草)」

“チョウジソウは北海道・本州・九州、朝鮮・中国に分布する多年草。川岸など湿った草

 原に生育する。草丈は80cmほどになり、春に清楚な花を咲かせる。5弁に分かれた花弁 
 
 の中心部には微細な毛が密生している”


近所の児童遊園の端で見かけました。 スッキリとした花の形が印象的です。









「ヤビヘビイチゴ」

“バラ科ヘビイチゴ属。

 多年草、 北海道~九州の半日陰に生え、茎は地を這う。葉は濃い緑色をした3枚の小 
 
 葉からなり、直径約2cmの黄色い花をつける。副萼片が花弁より長い。果実は2~2.5cm 
 
 で、果床は濃紅色、そう果にはしわがなく、光沢がある。
  
 ヘビイチゴのそう果には光沢がない。また、全体に小さく花は1.2~1.5cmで、花弁と
 
 副萼片が同長程度で目立たない。花期は4~6月“


雑草に混じって道端で光沢のある赤い実をつけているのを見かけました。いずれ、道の

草取りなどで雑草と共に抜き取られる運命にあると思います。一株でも残っておれば、

毎年花と実をつけるのですが。













〔2011年5月28日 ☆きらきら星☆〕
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「政府が原発事故対応のメモを作成していないのは国民に対する背信行為だ」

2011年05月26日 18時12分41秒 | ちょっと気になること

政府は24日に福島第一原発事故の「事故調査・検証委員会」を内閣官房に設置することを

決定し、委員長には失敗学で有名な畑村洋太郎氏を起用、検証の対象は東京電力、及び菅

首相や各閣僚はじめ関係行政機関が対象、中間報告を12月中に行うこと等が新聞などで報

じられています。


情報隠しの疑いの強い政府が事故から2カ月以上も経ってやっと重い腰を上げました。

委員会がいかに国民の期待にこたえる結果を出せるか、見守っていきたいと思いますが、

事務局が内閣官房に置かれるので、政府の介入を完全に排除できるかはなはだ疑問です。

原発事故で行われた意思決定の過程を示す議事録(メモなど)がほとんど無いと言われて

いますので、政府の都合のいいいように記憶を作り直すのではないかと危惧します。


枝野内閣官房長官や原子力担当の細野総理補佐官が「原子力災害対策本部などについては

一定の議事メモは残っているが、危機管理対応で議事録をとる場がほとんどなかったのが

実態で、この間の記憶に基づく証言などを求められることになるのだろう」という趣旨の

発言していますので、調査・検証が公正に行われる保証がないと思います。


文書が無いために、「言った、言わない」という極めて次元の低いレベルのニュースが飛

びかっていますし、内容が発言者と受け取る側で異なって理解されていることも露見して

います。さらに、東京電力と政府、政府内部での情報伝達のあきれるようなお粗末さも明

らかになってきています。政府における内部統制は崩壊しているようです。


例えば、

・福島第一原発1号機への海水注入及び海水注入中断に関する情報伝達と意思決定過程の 不透明さ。

・本人と政府とで食い違う斑目原子力安全委員長発言。

・児童の被曝限度を年間20ミリシーベルトにした意思決定過程。

などなど、例をあげればきりがありません。


企業では、内部統制システム導入によりガバナンスの強化を図るとともに、国際規格であ

るISOや類似の様々な規格に沿った業務遂行が行われています。

・品質マネジメントシステム(ISO9001)
・環境マネジメントシステム(ISO4001)
・労働安全衛生マネジメントシステム(OSHMS)
・リスクマネジメントシステム・並びにクライシスマネジメントシステム
・他


各マネジメントシステムは、勿論、企業の自主的な判断で導入されたものですが、

OSHMSは厚生労働省の指導により導入した企業が多いと思われます。これらはすべ

て、業務遂行の手順や意思決定のプロセスを「文書化・標準化」することが要求されてお

り、マネジメントシステムの監査の第一歩は、まず「文書の有無」、「手順に従っている

か」から始まります。 労働基準監督署の監査、原子力安全と産業保安を所管する保安院

の監査手順も、マネジメントシステムに沿ったもので、「文書化されているか」、「標準

化されているか」から始まります。 


今回、政府が非常時いうことで、意思決定過程のほとんどを文書に残していないのは、ク

ライシスマネジメント上の大失態と思います。

企業で大火災や大爆発などが発生した時に、「危機対応に取られていたので、議事録や

メモなどは一切ない」と言っても、政府機関が納得するでしょうか? 政府の対応はあま

りにも身勝手です。



そもそも、政府は代議制度を通じて国民の付託を受けて、国民になりかわって政治・行政

を行っているのであり、あらゆる事項について、意思決定までのプロセス、並びに決定事

項を国民に知らせる義務がありますし、国民は知る権利があります。原発事故関連で文書

を作成しなかったと言うことは、国民の知る権利を侵害するものであり、国民の付託を裏

切る背信行為です。 このような背信行為を平然と行う政府を国民は許すことができませ

ん。 即刻、内閣総辞職するべきです。



(2011年5月26日 ☆きらきら星☆)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カルミア、エニシダ、シロヤマブキ などを道端でみかけました

2011年05月25日 18時41分23秒 | 自然

「カルミア」

“北米原産で,アメリカシャクナゲ(亜米利加石楠花),ハナガサシャクナゲ(花笠石楠

 花)とも呼ばれる。ツツジ科。いわゆるツツジとは似ても似つかない花。 薄いピンク

 色の花は,下から覗くと日除け傘のように見える”

垣根に咲いていました。白い小さな花ですが、清楚な感じの花です。









「エニシダ」

“エニシダは江戸時代に中国を経由して渡来した地中海地方原産の落葉低木。高さ数mに

 なり、枝はほうき状に分かれて先端は垂れ下がる。4月から5月にかけ、黄色い花を咲

 かせる”








「コバンソウ」

“コバンソウは地中海沿岸域の原産で、明治時代に観賞用として渡来した。特徴ある花穂
 
 を付け、果実が稔ってくると黄色を帯び、まさに小判草”

いかにも‘雑草’ですが、よくみると、なんともいえない花です。道端に咲いています

が、鉢植えでも見かけます。








「ジャーマンアイリス」

近所の児童遊園に咲いています。なかなか見事です。





「アヤメ」

道端に植えられています。








「シロヤマブキ」

 <シロヤマブキとヤマブキ>

 ・シロヤマブキ:シロヤマブキ属、4弁花、葉は対生。
 
 ・ヤマブキ  :ヤマブキ属、5弁花、葉は互生。







〔2011年5月25日  ☆きらきら星☆〕
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「畑の端に芍薬(シャクヤク)が咲いていました」

2011年05月22日 14時30分46秒 | 自然
畑の端(生垣沿い)に芍薬が咲いていました。

<芍薬と牡丹の違い>

・芍薬は多年草(宿根草)、牡丹は木。 

・芍薬は小葉の先には切れ目がないが、牡丹は小葉の先にもみじのような切れ目があ
 る。

≪立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタン)、歩く姿は百合の花≫

 ― 芍薬のように風情があり、牡丹のように華麗で、百合のように清楚 ―

・芍薬はまっすぐな茎に花を咲かせるところが美人の立ち姿を形容したもの。

・牡丹は横向きの枝から花をさかせ、広がるところが美人の座った姿を形容したもの。
















「オダマキが家と柵の間の狭い場所に咲いていました」









〔2011年5月22日 ☆きらきら星☆〕
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする