尖閣の海域においては、中国海軍の艦船が連日、日本の領海への侵入を繰り返していますが、最近の中国の挑発行為は目に余ります。
1月30日:中国海軍のジャンウェイII級フリゲート艦が、約3キロ先から海自護衛艦「ゆうだち」にレーダーを照射
1月19日:中国海軍のジャンカイI級フリゲート艦が、数キロ先から海自護衛艦「おおなみ」搭載ヘリにレーダーを照射
2月17日:中国の海洋監視船「海監」3隻が、18日の午前9時前後に魚釣島の東から領海に侵入。領海内にいた日本の第11善幸丸(9トン)に接近し、しばらく追跡。
こうした中、日本の“親中国”の人々の言動が目に余ります。鳩山元総理の発言はスコミえも大きく取り上げられましたが、さる2月19日の丹羽宇一郎前中国大使の発言には唖然とさせられました。
<産経新聞:2月19日>
丹羽宇一郎前駐中国大使は19日、都内で講演し、中国海軍による自衛艦へのレーダー照射問題について、「首相や防衛相への報告が遅れても許されるような事件だ。メディアも大騒ぎするな。 中国は自然の空気は悪い。日本はもっとたちの悪い空気だ。どっちが本当に国民が幸せなのか。」と語った。
日本国家元首である天皇陛下の信任状を託され、天皇陛下の名代である「特命全権大使」を務めていた人物のあきれ果てた発言です。 そもそも、伊藤忠商事の社長・会長を歴任し、中国でのビジネスに熱心だった丹羽宇一郎氏を大使にしたのは民主党政権時代で、岡田克也外務大臣が推挙し、平成22年6月に菅直人総理大臣が起用したものです。 任命時より丹羽宇一郎氏が大使として日本の国益に沿った活動ができるのか危惧する声が多くありましたが、案の定、中国ベッタリの発言を続発し、どこの国の大使かと揶揄されました。 さすがに、平成24年12月、野田総理のときに更迭させられましたが、日本帰国後にモ、先述の2月19日の「アジア調査会」での発言に見られるように、国を売るような発言を続けています。
菅、岡田両氏は、丹羽宇一郎氏を天皇陛下の名代である特命全権大使に起用したことについて、どのように評価しているのでしょうか。さらに、 “前駐中国特命全権大使”丹羽宇一郎氏の日本帰国後の一連の言動をどのように見ているのでしょうか。丹羽氏の発言は極めて妥当と見做しているのでしょうか。 マスコミは菅・岡田両氏の責任追及を徹底的にすべきです。 少なくとも、菅・岡田両氏はケジメとして政治家を引退して謹慎すべき愚かなことをしたと思います。
<信任状捧呈式>
新任の外国の特命全権大使などが“自国の元首”から託された「信任状」を“日本国の元首”(天皇陛下)に捧呈する。 日本の外交官も海外へ大使などとして派遣される場合は、天皇陛下の認証した信任状を派遣先の国家元首に捧呈する。
信任状捧呈式の際の馬車列(宮内庁ホームページ)
http://www.kunaicho.go.jp/about/gokomu/kyuchu/shinninjo/basha.html
中国公船、日本漁船を「追跡」尖閣周辺領海で1時間半:朝日新聞デジタル 2月21日(木)
『沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の領海で、中国公船が日本の漁船の間近に迫っていたことが20日わかった。漁船の船長は中国公船に追い回されたと主張している。海上保安庁も中国公船と漁船との接近を確認しているが、「追跡だったのかはっきりしない」としている。
海保によると、中国の海洋監視船「海監」3隻は17日深夜、魚釣島の北北西で接続水域に入り、翌18日の午前9時前後に魚釣島の東から相次いで領海に侵入。この後、領海内にいた日本の第11善幸丸(9トン)に近づいたという。近くにいた海保の巡視船が確認し、接触や事故がないか警戒した。
領海内で海監66は魚釣島を1周し、海監50は魚釣島に約1キロの距離まで近づいた。海監46も含めた3隻で、南小島の東側を中心にジグザグに動き回った。これが善幸丸の追跡だったかどうか、海保幹部は「中国側の意図はわからない。我々は領海に入ってきた相手に対して、従来通り淡々と対処するだけだ」と話した。』
中国のレーダー照射「騒ぎすぎ」、「日本の空気の方がたち悪い」:産経新聞 2月19日(火)
『丹羽宇一郎前駐中国大使は19日、都内で講演し、中国海軍による自衛艦へのレーダー照射問題について、「首相や防衛相への報告が遅れても許されるような事件だ。メディアも大騒ぎするな」と語った。
沖縄県・尖閣諸島に関して日本は「領土問題は存在しない」との立場だが、丹羽氏は今春に韓国で開催予定の日中韓首脳会談を機に「係争を認め、中国と話し合いの場を作ることを考えるべきだ」と述べた。
昨年の日本の尖閣国有化については「せめて日中国交正常化40周年が終わる12月末まで(待てなかったのか)。場合によっては5年であろうと4年であろうと急ぐこともない。大変疑問に思った」と当時の民主党政権を批判した。
さらに、「(日中友好に歴代首相が)大なり小なり努力されたのを一人の首相が壊していいのか」、「日米中の三角形の関係で、二辺(日米)だけを強力にするのは長い目で見て正しいのか」とも発言し、日米同盟強化を掲げる安倍晋三首相を牽制(けんせい)した。
一方、言論統制の厳しい中国をよそに「日本に帰国してびっくりしたのは皆さんが勇気ある発言をされない。思っていることを仰らない空気を感じた」と指摘。「中国は自然の空気は悪い。日本はもっとたちの悪い空気だ。どっちが本当に国民が幸せなのか」と語った.』
【2013年2月27日 花熟里】
1月30日:中国海軍のジャンウェイII級フリゲート艦が、約3キロ先から海自護衛艦「ゆうだち」にレーダーを照射
1月19日:中国海軍のジャンカイI級フリゲート艦が、数キロ先から海自護衛艦「おおなみ」搭載ヘリにレーダーを照射
2月17日:中国の海洋監視船「海監」3隻が、18日の午前9時前後に魚釣島の東から領海に侵入。領海内にいた日本の第11善幸丸(9トン)に接近し、しばらく追跡。
こうした中、日本の“親中国”の人々の言動が目に余ります。鳩山元総理の発言はスコミえも大きく取り上げられましたが、さる2月19日の丹羽宇一郎前中国大使の発言には唖然とさせられました。
<産経新聞:2月19日>
丹羽宇一郎前駐中国大使は19日、都内で講演し、中国海軍による自衛艦へのレーダー照射問題について、「首相や防衛相への報告が遅れても許されるような事件だ。メディアも大騒ぎするな。 中国は自然の空気は悪い。日本はもっとたちの悪い空気だ。どっちが本当に国民が幸せなのか。」と語った。
日本国家元首である天皇陛下の信任状を託され、天皇陛下の名代である「特命全権大使」を務めていた人物のあきれ果てた発言です。 そもそも、伊藤忠商事の社長・会長を歴任し、中国でのビジネスに熱心だった丹羽宇一郎氏を大使にしたのは民主党政権時代で、岡田克也外務大臣が推挙し、平成22年6月に菅直人総理大臣が起用したものです。 任命時より丹羽宇一郎氏が大使として日本の国益に沿った活動ができるのか危惧する声が多くありましたが、案の定、中国ベッタリの発言を続発し、どこの国の大使かと揶揄されました。 さすがに、平成24年12月、野田総理のときに更迭させられましたが、日本帰国後にモ、先述の2月19日の「アジア調査会」での発言に見られるように、国を売るような発言を続けています。
菅、岡田両氏は、丹羽宇一郎氏を天皇陛下の名代である特命全権大使に起用したことについて、どのように評価しているのでしょうか。さらに、 “前駐中国特命全権大使”丹羽宇一郎氏の日本帰国後の一連の言動をどのように見ているのでしょうか。丹羽氏の発言は極めて妥当と見做しているのでしょうか。 マスコミは菅・岡田両氏の責任追及を徹底的にすべきです。 少なくとも、菅・岡田両氏はケジメとして政治家を引退して謹慎すべき愚かなことをしたと思います。
<信任状捧呈式>
新任の外国の特命全権大使などが“自国の元首”から託された「信任状」を“日本国の元首”(天皇陛下)に捧呈する。 日本の外交官も海外へ大使などとして派遣される場合は、天皇陛下の認証した信任状を派遣先の国家元首に捧呈する。
信任状捧呈式の際の馬車列(宮内庁ホームページ)
http://www.kunaicho.go.jp/about/gokomu/kyuchu/shinninjo/basha.html
中国公船、日本漁船を「追跡」尖閣周辺領海で1時間半:朝日新聞デジタル 2月21日(木)
『沖縄県・尖閣諸島周辺の日本の領海で、中国公船が日本の漁船の間近に迫っていたことが20日わかった。漁船の船長は中国公船に追い回されたと主張している。海上保安庁も中国公船と漁船との接近を確認しているが、「追跡だったのかはっきりしない」としている。
海保によると、中国の海洋監視船「海監」3隻は17日深夜、魚釣島の北北西で接続水域に入り、翌18日の午前9時前後に魚釣島の東から相次いで領海に侵入。この後、領海内にいた日本の第11善幸丸(9トン)に近づいたという。近くにいた海保の巡視船が確認し、接触や事故がないか警戒した。
領海内で海監66は魚釣島を1周し、海監50は魚釣島に約1キロの距離まで近づいた。海監46も含めた3隻で、南小島の東側を中心にジグザグに動き回った。これが善幸丸の追跡だったかどうか、海保幹部は「中国側の意図はわからない。我々は領海に入ってきた相手に対して、従来通り淡々と対処するだけだ」と話した。』
中国のレーダー照射「騒ぎすぎ」、「日本の空気の方がたち悪い」:産経新聞 2月19日(火)
『丹羽宇一郎前駐中国大使は19日、都内で講演し、中国海軍による自衛艦へのレーダー照射問題について、「首相や防衛相への報告が遅れても許されるような事件だ。メディアも大騒ぎするな」と語った。
沖縄県・尖閣諸島に関して日本は「領土問題は存在しない」との立場だが、丹羽氏は今春に韓国で開催予定の日中韓首脳会談を機に「係争を認め、中国と話し合いの場を作ることを考えるべきだ」と述べた。
昨年の日本の尖閣国有化については「せめて日中国交正常化40周年が終わる12月末まで(待てなかったのか)。場合によっては5年であろうと4年であろうと急ぐこともない。大変疑問に思った」と当時の民主党政権を批判した。
さらに、「(日中友好に歴代首相が)大なり小なり努力されたのを一人の首相が壊していいのか」、「日米中の三角形の関係で、二辺(日米)だけを強力にするのは長い目で見て正しいのか」とも発言し、日米同盟強化を掲げる安倍晋三首相を牽制(けんせい)した。
一方、言論統制の厳しい中国をよそに「日本に帰国してびっくりしたのは皆さんが勇気ある発言をされない。思っていることを仰らない空気を感じた」と指摘。「中国は自然の空気は悪い。日本はもっとたちの悪い空気だ。どっちが本当に国民が幸せなのか」と語った.』
【2013年2月27日 花熟里】