花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「サルビア・アズレア」

2013年10月31日 14時30分47秒 | 自然
民家の庭先に淡い青色のサルビア・アズレアが咲いています。小さな花が集まっ
ていますので、なかなか見ごたえがあります。









“シソ科アキギリ属の宿根多年生植物。原産地:アメリカ南東部。開花時期:8月~11月頃。さわやかなブルー(淡青色、空色)の小さな花が次から次に咲く。 細葉で草丈は150cmほどになる。 成長力旺盛で茎が広がる。 別名:スカイブルーセージ。”


(2013年10月31日  花熟里)



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「コムラサキ(小紫)」

2013年10月30日 16時43分45秒 | 自然
道端で「コムラサキ(小紫)」の小さな紫色の実がついています。陽光を反射して光っています。











“クマツヅラ科ムラサキシキブ属の落葉低木 。分布:日本、朝鮮半島、中国 。別名:コシキブ(小式部)。高さ:2m~3m。 開花期:6~8月 成実期:9~12月 花色:薄紫 果実色:紫。 庭木として植えられるのは「コムラサキ」で,「ムラサキシキブ」として販売されているものが多い。コムラサキの白色品種に、シロシキブ(白式部)がある。


(2013年10月30日 花熟里)
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「コガネタヌキマメ(黄金狸豆)」

2013年10月29日 16時21分59秒 | 自然
近所の畑でコガネタヌキマメ(黄金狸豆)の黄色い花が一面に咲いています。畑の肥料にするために植えているようで、実がなる前(私が写真をとった数日後)にはすべて切り取ってしまわれました。













“マメ科タヌキマメ属の一年草。原産地:インドなどの熱帯アジア。日本へは緑肥として導入され、九州や沖縄で野生化している。草丈:1m~1.5m。 葉は:ほぼ卵形で、先端は丸く、長さ15cm~20cmほど。葉の付け根には4mm~8mmの托葉が1対ある。茎:直立して枝がたくさん出て無毛  開花時期:7月~10月。花:蝶形をした鮮やかな黄色、花径25mm前後、蝶形の小花を総状につける。実;花の後にでき、5cmくらいの円筒形の豆果(莢の中に種子が入るもの)ができる。
なお、コヤシタヌキマメ(肥し狸豆)も同じマメ科タヌキマメ属で花がよく似ているが、葉幅が1cm~3cmと細長く先は尖っており、茎は有毛。 葉の両面とも白色毛が密生し草全体が灰白色に見える。実に茶色の毛が密集している。“


(2013年10月29日  花熟理)
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「NHK TV クローズアップ現代 “大介護時代”を見て」

2013年10月26日 10時58分46秒 | ちょっと気になること
NHK TV で10月24日に放送されたクローズアップ現代「どうする介護離職~職場を襲う“大介護時代”~」を見ました。

(番組趣旨)「どうする介護離職~職場を襲う“大介護時代”~」
「介護をしながら働いている人は全国で291万人、介護と仕事の両立が難しく仕事を辞める人は年間10万人に上る。多くは40~50代の働き盛り。ある大手商社では、親の介護を理由に海外駐在を避けたいと希望する管理職も出てきている。いったん仕事を辞めると再就職は困難で、やがて介護をする人が生活保護に頼るようになるというケースも。そうした中、仕事をしながら介護を担う人の状況に合わせて様々なサービスを提供する新しいタイプの事業所が登場、また家族が仕事をしていることを前提に既存のサービスを組み合わる試みも始まっている。介護離職をゼロにするにはどうすれば良いのか、今後の課題を探る。」

番組の中では、大手総合商社・丸紅が自社について調査したところ、既に介護をしている社員は11%ですが、3年後の2016年には8割以上が「介護に直面する可能性がある」と回答したといいます。このために、丸紅では、海外などで戦略的な事業を展開するときに、人材の配置に支障が生じてくる恐れがあるとして、介護と仕事が両立できるように介護休暇を増やすなど環境整備を進めているそうです。

丸紅の広報部の社員の例が紹介されます。この方は、自動車の販売で海外勤務を繰り返してきたが、親が介護が必要になったものの、妻は自分の親の介護で手一杯で、夫が介護しなければならならず、現在は施設に入居させているので、週末には施設を訪れているので、海外勤務は困難な状態と語る。いずれは自宅で介護しなければならない可能性があるとのこと。

次に、元運送会社勤務の運転手の例が紹介されます。母親を自宅で介護するようにした時に妻と離婚、仕事をやめ、生活保護を受けながら、自宅で一人で母親の介護を行っている。アルバイトで新聞配達をするのが精一杯の生活。

この2例とも、背景を探り放送すべきでした。即ち、丸紅社員の場合には、妻が自分の親の介護を行わなければならない事情。 元運転手の場合は、なぜ、自宅で母親の介護をすると決めたときに妻と離婚しなければならなかったのか? 背景の説明全く無いので、ただ、元運転手の悲惨な介護の姿だけが“クローズアップ”されてしまいました。 『今やニッポンの妻たちの“本音”は、夫の親の介護はしたくない』ということかも知れません。  番組で取り上げられた2例とも、まさに、そうなのではないかと勘ぐってしまいます。 ニッポンの伝統的な家族観では、結婚したら妻が夫の親の面倒をみるのは当たり前と考えられてきました。 然し、現実には多くの家庭で妻が夫の親の介護を妻が拒否することが多くなってきている(?)という“ニッポンの現実”を突きつけられると、日本の伝統的な家族観が既に崩壊しているのではないかと思わざるを得ません。 家族とは何か? 親の介護を誰がするのか? という極めて重い課題がニッポンに突きつけられているように思えます。

番組で紹介していましたが、介護保険制度は、専業主婦など介護に専念できる人が家庭にいることを想定して作られました。 しかし、夫婦共働きなどが当たり前となり、妻の意識が変化してくると、在宅介護は困難になります。 注目されるのが、「小規模多機能型居宅介護」と呼ばれる介護保険のサービスを行う小規模な介護施設です。 番組で紹介されている施設の場合、朝になると介護施設の職員が自宅に母親を迎えに来て、食事や入浴の介護サービスを受けます。  急な残業で迎えが遅れる場合は、利用時間の延長も電話で可能です。 しかし問題点もあります。 介護報酬は、要介護度が高くなるにつれて高くなりますが、要介護度が低くても、かかる人手はあまり変わらない、という現実を反映しておらず、施設は常に赤字の状態とのこと。 厚生労働省によると、現在の利用者はおよそ7万人で、2025年までに40万人の受け入れを目指しているとのこと。 厚生労働省は介護報酬の決定の仕方などに現実を反映していかなければなりません。

また、番組では丸紅が介護と仕事の両立を目指して働く環境改善の検討を開始したと紹介されていましたが、政府の産業競争力会議や規制改革会議で「限定正社員」導入の答申を受けて、9月から厚労省が有識者懇談会を設けて議論が始まりました。4月に施行された改正労働契約法では、企業は同じ職場で5年を超えて働く契約社員やパートが希望すると、無期雇用に切り替えなければならなくなりました。  

「正社員ほどの待遇ではなくても限定正社員という器は非正規社員の処遇改善に役立つ。単身赴任や長時間労働を強いられる正社員のあり方を見直す契機にもなる。働き方が多様化するなか、限定正社員は選択肢を広げる意義がある。」(日経新聞:9月26日)

限定正社員は勤務地、職務などのどれかが「限定」されるため、正社員より賃金水準は一般的には低くならざるを得ませんが、雇用保障があること、勤務時間が選択できること、専門知識を活かすことが出来ること、など働く場が広がります。 業績次第では賃金も正社員よりも高額になる可能性も期待来ます。 
“大介護時代”到来で働く環境が厳しくなってきていることもあり、比較的時間的選択の出来る限定正社員など、多様な雇用形態の普及が望まれます。 連合など労働組合は、契約期間が制限される非正規社員と比べ、限定社員は処遇や雇用は安定的になると評価しつつも、一般の正社員が、“なし崩し的に”限定正社員に切り替えられ、雇用が不安定になる恐れがあると批判しています。 経営者と労働組合が同じテーブルについて、知恵を絞って、限定正社員の普及に弾みをつけてもらいたいと思います。

[日経プラスワンより:2013年5月25日付]
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(2013年10月26日 花熟里)
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「日本テレビ “ダンダリン・労働基準監督官” が面白い」

2013年10月24日 17時10分12秒 | ちょっと気になること
TVで取り上げられてきたのは、医療もの(医師、看護師)、犯罪・捜査もの(弁護士・検察官・警察官・国税査察官)、などでしたが、10月から日本テレビで始まった「ダンダリン 労働基準監督官」が非常に面白いです。 TVドラマで労働基準監督官が取り上げられるのは始めてではないでしょうか。
番組公式サイトによれば、田島 隆(とんたにたかし)(原作)と、鈴木マサカズ(作画)の両氏による漫画「ダンダリン101」をもとに、TVドラマ化されたものです。

<番組公式サイトより>
『働く人を守るお仕事のルールを、
まっすぐに貫く女・段田凛・ダンダリン(竹内結子)
彼女は、ルールを守るためなら曲がらない、止まらない・・・労働基準監督官
お役所らしく、公務員として粛々としてお仕事をしていた労働基準監督署に
ダンダリンが赴任
「前の署では署長をハゲさせちゃった!!」ってどういうこと!?
そこそこうまくやってきたつもりの男性監督官たちの制止をふりきり、
今日も波風立てちゃいます。
「サービス残業」「名ばかり管理職」「パワハラ経営者」など
ブラック企業に立ち向かう!
「お仕事とは」「働くこととは」を思いながら、明日も元気で働こう!!
働く人を守るために、必死で働く人たちの物語です。!!』


毎週水曜日放映ですので既に第4話まで進んでいます。
第1話(10月2日)
リフォーム会社の「サービス残業」を摘発、経営者を“逮捕”。
第2話(10月9日)
カフェチェーン店長が権限の伴わない「名ばかり管理職」であるとして書類送検。
第3話(10月16日)
建設現場の墜落事故発発生時に『足場の組立て等作業主任者』の不在を摘発、書類送検。
第4話(10月23日)
スポーツ用品メーカーの「内定切り」を摘発、内定切りを撤回させる。

会社勤務したことのある人ならば、労働基準監督署は、労働組合と締結した就業規則や時間外協定(所謂36協定)、労働災害や工場設備の安全対策、職場の衛生対策などを届け出る役所として認識されていると思いますが、一般的には、ほとんど知られていない存在です。 このような地味な役所をTVが取り上げることに時代の移り変わりを感じます。

労働基準監督官は“逮捕権限”があることは承知していましたが、実例があるとは想像もしていませんでした。第1話の中では年に2~3例あると紹介していました。番組の内容が真面目であるだけに、番組を面白おかしく盛り上げるための“作為的な場面”を演出しており、第1話では、労働基準監督署の度重なる行政指導や是正勧告に応じない悪質なリフォーム業者を逮捕するべく、悟られないように雨の中を泥まみれになりながら匍匐前進して業者の事務所に向かい、手錠を掛けて逮捕する姿がユーモラスに描かれていました。(大げさですが監督官の真剣な態度についつい引き込まれてしまいます)

この番組で新たに認識したことは、労働基準監督官が“司法警察員”として手錠をもっていること、逮捕者は警察署の留置所に入れられること、です。目から鱗でした。
TVや新聞等マスコミで、ブラック企業という言葉がよく出てきます。 この番組は、ブラック企業問題を判りやすく解説してくれるよい番組として期待しています。

(2013年10月24日 花熟里)


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