花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「エゴノキの花」17

2017年05月31日 09時00分00秒 | 自然
エゴノキに白い小さな花がみごとです。近づくと良い匂いが漂っています。
“エゴノキ科エゴノキ属の落葉小高木。原産地:日本、朝鮮半島、中国。日本(北海道~九州・沖縄まで、日本全国の雑木林に多く見られる)。樹高:4~7m。花期:5月~6月。新梢の枝先に、釣り鐘状の花を下向きに多数つけ、花冠は5片に深く裂ける。芳香がある。花色:白、淡紅色。“












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「ヤマブキ(山吹)」17

2017年05月30日 09時00分00秒 | 自然
一重、八重の山吹の黄金色の花が満開です。
“バラ科ヤマブキ属の落葉低木。日本・中国原産。 背丈:1m~2m。 葉は鋸歯がはっきりしていて、薄い。 花期:4月~5月初旬。「やまぶきいろ」と呼ばれる鮮やかな黄色の花。一重で花弁は5枚。園芸種に八重咲きの 「ヤエヤマブキ(八重山吹)」や、花弁が7~8枚ある「キクザキヤマブキ(菊咲き山吹)」等がある。  一重の山吹には数年おきに実がつくが、八重山吹には実がならない。 ヤマブキの白花品はシロバナヤマブキで5弁花。 シロヤマブキはバラ科シロヤマブキ属で4弁花

(一重)






(八重)








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「ツリガネズイセン(釣り鐘水仙)」17

2017年05月29日 09時00分00秒 | 自然
空き地で釣り鐘水仙の青色と白色の花を見かけました。
“ユリ科シラー属の耐寒性球根の多年草。別名:シラー・カンパニュラタ。原産地:欧州、北アフリカ。草丈30〜50cm。葉は水仙に似ている。 開花期:4月〜6月。花は釣り鐘状で、10~30個つく。花色:青、白、ピンク。花にはわずかだが甘い香りがある。花径2〜3cm。”














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「ノハナショウブ(野花菖蒲)」17

2017年05月28日 09時00分00秒 | 自然
川べりに赤紫色の「ノハナショウブ(野花菖蒲)」の花が咲いています。日本在来種の花で、楚々とした花姿が何とも言えません。高の小川では外来種のキショウブ(黄菖蒲)が着実に増殖を続けており、ノハナショウブの生育場所も浸食されないか気になっています。
“アヤメ科アヤメ属の多年草。園芸種であるハナショウブ(花菖蒲)の原種。日本(北海道、東北、四国、九州)、中国、朝鮮半島に分布。水辺や湿原、湿った草原に自生する。地下茎が分岐しながら横に這って伸びる。葉:剣状、長さ30~60cm、幅5~12mm、太い中央脈あり。花期:6月~7月。花茎:高さ40cm~100cm、茎先に濃い紅紫色の花。花びらの基部に黄色のすじが入るのが特徴。アヤメには網目模様、カキツバタには白色から淡黄色のすじが入る。”











(小川で増殖中の外来種キショウブ)




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(2017)「5月の唱歌・童謡・名歌を歌う会」

2017年05月26日 09時00分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
5月の「唱歌・童謡・名歌を歌う会」に行って来ました。5月にちなんで、鯉のぼり、背くらべ、朧月夜、若葉、夏は来ぬなど15曲を歌いました。
“鯉のぼり”で思い出すのは、沖縄に住んでいる知人が男児誕生して庭先に鯉のぼりを掲げたところ、近所の方から、「吹き流しは何ですか」といわれたとのこと。沖縄は文化的には長い間大陸中国の強い影響を受けてきたため、門松や鯉のぼり始め日本の伝統的な風習がないのです。最近は、こうした日本の風習も都会を中心に沖縄でも少しづつ浸透しているようですが。

1、鯉のぼり(作詞・作曲者不詳)
2、背くらべ(海野厚作詞、中山晋平作曲)
3、朧月夜(高野辰之作詞、岡野貞一作曲)
4、春の唄(喜志邦三作詞、内田元作曲)
5、ひらいたひらいた(わらべうた)
6、故郷を離るる歌(吉丸一昌作詞、ドイツ民謡)
7、森の水車(清水みのる作詞、米山正夫作曲)
8、若葉(松永みやお作詞、平岡均之作曲)
9、山の歌(久保田宵二作詞、長谷川良夫作曲)
10、茶摘み(作詞・作曲者不詳)
11、夏は来ぬ(佐佐木信綱作詞・小山作之助作曲)
12、森へ行きましょう(東大音感訳詩、ポーランド民謡、荒谷俊治編曲)
13、待ちぼうけ(北原白秋作詞、山田耕筰作曲)
14、椰子の実(島崎藤村作詞、大中寅二作曲)
15、フニクリフニクラ(清野協・青木爽訳詩、デンツア作曲)


「コトコトコットン コトコトコットン ファミレド シドレミ ファ」の歌詞がでてくる『森の水車』は、よく知られていますし、私も大好きな歌の一つです。
『森の水車』は、昭和17年(1942年)9月に高峰秀子の歌で大東亜レコードからレコードが発売されましたが、太平洋戦争の真っただ中(昭和16年12月真珠湾攻撃で日米開戦)で、軍歌や戦時歌謡以外許されない時勢であり、時局にふさわしくないという理由で、内務省警保局(現在の警察庁)から発売4日後に発禁処分を受けました。この辺りの事情を作曲者の米山正夫が、昭和58年(1983年)1月に音楽之友社から発行された『歌をたずねて――愛唱歌のふるさと』のなかで、次のように述べています。

【軍歌しか認められない時代で『森の水車』のメロディが米英調だという理由です。当時の作曲家たちはいろいろ隠れて工夫して、いわゆる『米英調』の歌を作っていたんです。この歌は実はドイツの作曲家アイレンベルクのメロディを拝借しているんです。内務省の最初の検閲では枢軸同盟を結んでいるドイツの曲ならよい、ということだったんですが―。 すでに物資が不足して、レコードといってもボール紙のシンが入っている。千枚も売れなかったはずだけど、今でもこのレコードを持っている人がいるでしょうか」(『歌をたずねて』愛唱歌のふるさと(音楽之友社:昭和58年1月)抜粋)。】

戦後は荒井恵子が、昭和24年(1949年)4月にNHKラジオの『陽気な喫茶店』で毎回『森の水車』を歌い、さらに、昭和26年(1951年)4月から放送された“NHKラジオ歌謡”の中で荒井恵子が歌い全国に広まりました。しかし、レコード化は、昭和26年(1951年)5月に日本コロムビアで並木路子により行われました。

作曲家の米山正夫が述べているように、『森の水車』は、ドイツの作曲家リヒャルト・アイレンベルク(Richard Eilenberg)の有名な管弦楽曲「黒い森の水車」(Die Mühle im Schwarzwald ディ・ミューレ・イム・シュバルツバルト)を基にして作曲されていますので、曲調が欧米的であることは当然ですが、「ファミレド シドレミ ファ」という歌詞
も、発売禁止の口実になったものでしょう。



「森の水車」
作詞:清水みのる、作曲:米山正夫、唄:荒井恵子・、並木路子
(一)
みどりの森の 彼方から
陽気な唄が 聞えましょう
あれは水車の まわる音
耳を澄ましてお聞きなさい
コトコトコットン コトコトコットン
ファミレド シドレミ ファ
コトコトコットン コトコトコットン
仕事に励みましょう
コトコトコットン コトコトコットン
いつの日か楽しい春がやってくる

(二)
雨の降る日も 風の日も
森の水車は 休みなく
粉挽き臼の 拍子とり
愉快に唄を つづけます
コトコトコットン コトコトコットン
ファミレド シドレミ ファ
コトコトコットン コトコトコットン
仕事に励みましょう
コトコトコットン コトコトコットン
いつの日か楽しい春がやってくる

(三)
もしも貴方が 怠けたり
遊んでいたく なった時
森の水車の うた声を
ひとり静かに お聞きなさい
コトコトコットン コトコトコットン
ファミレド シドレミ ファ
コトコトコットン コトコトコットン
仕事に励みましょう
コトコトコットン コトコトコットン
いつの日か楽しい春がやってくる







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