花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草)」17

2017年09月29日 09時00分00秒 | 自然
細い葉で皺のある紫色の花を咲かせた鉢植えを見かけました。ヤナギバルイラソウ(柳葉ルイラ草) です。
“キツネノマゴ科ルイラソウ属(ルエリア属)の半耐寒性常緑小低木多年草。原産地:メキシコ。九州以南の地域で帰化しており、野生化して道端などによく生えている。別名:ルエリア・スクアローサ。園芸品種がルエリア・サザンスター。 草丈:60~90cm。 葉:柳の葉に似て細長く(葉長:15cm 葉幅:0.7cm )、緑色の葉には紫色の葉脈が走り、 縁には鋸歯あり。葉腋から花茎を出してその先に紫色の一日花を咲かせる。 開花期:7月~10月。花色:白、ピンク、紫。花径:5cm。花冠は5つに深く切れており、花弁に多数の皺が見られる。“











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「カンナの花」17

2017年09月27日 09時00分00秒 | 自然
黄色と赤色のカンナの花が咲いてます。最近は大型のカンナの花を見かけることがすくなくなりましたが、私が散歩する川沿いには昔から大型のカンナが植えてあり、毎年花を咲かせます。
“カンナ科カンナ属の多年草(球根)。 原産地:熱帯アメリカ。日本には江戸時代前期に渡来。 草丈:1m~2mになる大型種と40cm~50cm程度の矮性種あり。 葉:長楕円形や先のとがったやや細長い形で、葉に斑点や模様のはいるものも多く非常にカラフル。開花期:7月中旬~10月上旬。 6本ある雄しべのうちの5本が花になり、残りの一本だけが雄しべになる。 花色:緋色、ピンク、オレンジ、黄色、白など。 現在では一部、半野生化している”





















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「29年9月の唱歌・童謡・名歌を歌う会」

2017年09月25日 09時00分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
9月の「唱歌・童謡・名歌を歌う会」に行って来ました。今月は「秋の夜半」、「村祭り」、「虫の声」、「赤とんぼ」、「小さい秋見つけた」など秋の訪れを感じる歌や「故郷の空」、「故郷」、「埴生の宿」など“ふるさと”を偲ぶ歌を中心に15曲を練習しました。
「惜別の歌」は小林旭の歌で大変有名なのですが、私も学生時代から大好きな歌です。この会は発足して十年以上経ちますが、歌唱指導の方が、今まで歌ったことがなかったと話していました。声楽家である歌唱指導者ご自身も知らなかったということでした。
さて、「惜別の歌」の成り立ちについては、作曲者である藤江英輔が中央大学125周年行事で行った講演録があるので、内容を掻い摘んで要約、記載します。

『終戦も間地かの昭和19年12月、中央大学予科の学生だった藤江英輔が勤労動員先の陸軍兵器工場(板橋)で、一緒に働いていた東京女高師範(現お茶の水女子大)の学生から知っているかと言って“ある詩”を渡されたが、この詩が島崎藤村の詩集「若菜集」の「高楼」で、藤村好きの藤江は当然知っていました。  藤江はこの詩の中から1、2、5、7連を取り上げ、さらに、1連の「わがあねよ」を「わがともよ」と変え、“惜別の歌”という題名にし、曲を作りました。即ち、藤村の原詩は、遠いところへ嫁ぐことになる姉と送る妹との切ないやり取りであったものを、藤江は旅立つ友との別れを惜しむ内容につくりかえたのです。藤江が勤労動員作業中に作曲した「惜別の歌」を「口ずさんでいると、周りの学生達が覚えて歌うようになり、やがて工場から出陣する学徒兵を送る際に歌われるようになりました。戦後には昭和26年に中央大学の学生歌となり、また、歌声喫茶を通じて全国に広まり、昭和36年には小林旭がレコーディングすることになりました。』
このような経緯で、「惜別の歌」は現在も多くの人に親しまれ歌われていますが、ネットで検索すると、四番の歌詞に藤江が選んだ7連ではなく、6連を当てているものがあるようですが、作者の藤江の意向を尊重してほしいとおもいます、

1、秋の夜半(佐々木信綱作詞、ウエーバー作曲)   
2、村祭り(作詞・作曲者不詳)
3、虫の声(作詞・作曲者不詳)
4、月(作詞・作曲者不詳)
5、うさぎ(わらべうた)
6、故郷の空(大和田建樹作詞、スコットランド民謡)
7、故郷(高野辰之作詞、岡野貞一作曲)
8、惜別の歌(島崎藤村作詞、藤江英輔作曲)
9、赤とんぼ(三木露風作詞・山田耕筰作曲)
10、北上夜曲(菊地規作詞、安藤睦夫作曲)
11、夢路より(津川主一訳詩、フォスター作曲)
12、埴生の宿(里見義作詞、ビショップ作曲)
13、小さい秋見つけた(サトウハチロー作詞、中田喜直作曲)
14、夕方のお母さん(サトウハチロー作詞、中田喜直作曲)
15、フニクリフニクラ(清野協夏・青木爽訳詩、デンツア作曲)

「惜別の唄」
  昭和36年10月発売
  作詞:島崎藤村 作曲:藤江英輔 編曲:狛林正一

一 遠き別れに 耐えかねて
   この高楼(たかどの)に のぼるかな
   悲しむなかれ 我が友よ
   旅の衣を ととのえよ
二  別れと言えば 昔より
   この人の世の 常なるを
   流るる水を ながむれば
   夢はずかしき 涙かな
三  君がさやけき 目の色も
   君紅の 唇も
   君が緑の 黒髪も
   又何時か見ん この別れ
四  君の行くべきやまかわは
   落つる涙に見えわかず
   袖のしぐれの冬の日に
   君に贈らん花もがな

 
「高楼(たかどの)」  島崎藤村『若菜集』所収

わかれゆくひとををしむとこよひより
とほきゆめちにわれやまとはん   
(別れ行く人を惜しむと今宵より 遠き夢路
 に我や惑はん)

  妹
とほきわかれに
たへかねて
このたかどのに
のぼるかな

かなしむなかれ
わがあねよ
たびのころもを
とゝのへよ

  姉
わかれといへば
むかしより
このひとのよの
つねなるを

ながるゝみづを
ながむれば
ゆめはづかしき
なみだかな

  妹
したへるひとの
もとにゆく
きみのうへこそ
たのしけれ

ふゆやまこえて
きみゆかば
なにをひかりの
わがみぞや

  姉
あゝはなとりの
いろにつけ
ねにつけわれを
おもへかし

けふわかれては
いつかまた
あひみるまでの
いのちかも

  妹
きみがさやけき
めのいろも
きみくれなゐの
くちびるも

きみがみどりの
くろかみも
またいつかみん
このわかれ

  姉
なれがやさしき
なぐさめも
なれがたのしき
うたごゑも

なれがこゝろの
ことのねも
またいつきかん
このわかれ

  妹
きみのゆくべき
やまかはは
おつるなみだに
みえわかず

そでのしぐれの
ふゆのひに
きみにおくらん
はなもがな

  姉
そでにおほへる
うるはしき
ながかほばせを
あげよかし

ながくれなゐの
かほばせに
ながるゝなみだ
われはぬぐはん

  以上




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「ワタノハナ(綿の花)」17

2017年09月23日 09時00分00秒 | 自然
道端の空き地に、葉が手のひらに似で、背丈が低く、オクラに似た花が咲いています。ワタ(綿)の花です。
“アオイ科ワタ属の多年草。寒さに弱く冬には枯れるので園芸上は一年草として扱われる。フヨウ、ハイビスカス、オクラなどと同じ仲間。原産地:世界の熱帯・亜熱帯。草丈:80cm(ドワーフコットン)~1.5m(高性ワタ)。葉:手のひらを広げたような形。奇数(3~7)に裂ける。開花期:7月~9月。花色:白色~黄白色、花の中心には赤黒。しぼむとオレンジ色になる。果実:花後に紡錘形にふくらんだ果実ができ、秋にはじけて中から綿を出す。”















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「ハナトラノオ(花虎の尾)」17

2017年09月21日 09時00分00秒 | 自然
空き地にハナトラノオ(花虎の尾)のピンクの花が咲いています。
“シソ科ハナトラノオ属の宿根草。別名カクトラノオ(角虎の尾)。北米東部原産。大正時代に渡来。花期:8月~9月頃。 花色:桃色、薄紫、白、赤紫。 ハナトラノオ(花虎の尾)いう名前は花穂が虎の尻尾のように見えるということから“










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