花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「ハナトラノオ(花虎の尾)」

2014年08月31日 12時01分00秒 | 自然
空き地にハナトラノオ(花虎の尾)のピンクの花が咲いています。
“シソ科ハナトラノオ属の宿根草。別名カクトラノオ(角虎の尾)。北米東部原産。大正時代に渡来。花期:8月~9月頃。 花色:桃色、薄紫、白、赤紫。 ハナトラノオ(花虎の尾)いう名前は花穂が虎の尻尾のように見えるということから“












【2014年8月31日 花熟里】


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「広島土砂大災害から学ぶ地名履歴の大事さ」

2014年08月30日 16時47分57秒 | ちょっと気になること
広島の土砂大災害は、連日メディアで取り上げられています。 8月30日現在では、死亡72名、2名行方不明、被災した安佐南区の八木・緑井・梅林地域、安佐北区の可部地域では、避難指示が出たままで、1121人が避難生活を余儀なくされている、と報道されています。

たまたま、8月26日のフジテレビ「特ダネ」(8:00~9:50)を見ましたが、広島の被災地の中で、最も被害の大きい「八木地域」の地名を取り上げていました。過去には「八木蛇落地悪谷」(やぎ じゃらくじ あしだに)といわれていましたが、「八木上楽地芦谷」に改名され、最終的に「八木」だけ残されたと、地元住民の方の話を引き合いに出しながら、報道していました。驚くやら、やっぱり、と思いました。

地震や洪水などで大被害のあった地域では、学者・専門家が、土地の履歴や伝承を取り上げます。昔、湿地帯や低地だったか否か、災害伝承の有無、などです。一般の国民が土地の履歴を調べることはよっぽどのことがない限りしません。広島の八木地区の伝承を知っていた人はどのくらいいたのでしょうか。地域の神社、仏閣には伝承が残されている場合が多く、八木地区も浄楽寺、光廣神社に伝承が残っていましたが、伝承を知っている古くから住んでいる人も少なくなっており、地域の交流も希薄になってきているので、新しく移り住んできた人は、土地の履歴などの伝承はほとんど知らなかったと思います。

行政区域統合や区画整理で地番変更が行われ、昔から続いてきた由緒ある地名が消えてしまったという事例には事欠きません。広島の八木地区の地名の改名は、地域のイメージアップもありますので、一概に悪いということはできませんが、地名を改名する場合には、地名の履歴を記した碑を地域の中心部にに建てて、先人の伝えを残すようにするべきです。



ライブドアNEWS『フジTV「特ダネ 8:00~9:50 8月26日」
[地名が変わり忘れられていった先人の教え]
崩れ落ちて形が変わった山を眺める住民たちは「20年住んでいますが、こんなことはとても思わなかった」と話す一方で、山肌を指さしながら「あそこが水の通り道だと聞いていましたね」と語る。一帯は「蛇落地悪谷」(じゃらくじあしだに)とよばれていたという。
平野孝太郎さん(71)は「昔は蛇が降るような水害が多かったので、悪い谷・悪谷と名がついたそうです。八木蛇落地悪谷が八木上楽地芦谷と改名され、さらにいまは八木だけが残ったようです」という。名前が変わるうちに「土砂崩れ」の教訓も忘れ去られたらしい。
130年つづく浄楽寺の住職によると、竜がいて、その首をはねたところから「蛇落地」とついたという。「竜は水の神で、水害を収めたということかもしれません。記録にはないが、語り継がれてきました」
近くの光廣神社に残る絵には、竜を討伐した武将のかたわらを激流が走る。こうした伝えは水害への警戒を促すと解釈できる。

「川の氾濫避けて山側にベッドタウン」
不動産業の男性は、川の堤防決壊で水害に見舞われたことで「川を避けて山側に宅地開発が進んだこと」をあげる。やがてベッドタウン化し、これにますます拍車がかかった。「山から水が出ることはあったかとかもしれませんが、あまり認識されず、山より川の方が怖いと考えられてきました」という。100年以上起きなかった土砂災害より、頻発する川の氾濫を目が向いたともいえる。
司会の小倉智昭「地名にはいわれがありますからね。最近は緑とか幸せとかの明るい地名にします」

梅津弥英子アナ「イメージをよくしたい気持ちも理解できますけど…」
菊川怜キャスターは「不動産価値の問題もありますね」と考え込む。
コメンテーターの中江有里(タレント)「先人の伝えを実感をもってつないでいく難しさ。そこは考えないといけませんね」
安田洋祐(経済学者)の「今回の災害で次の災害を防ぐ方向にいってほしい」という言葉がみなの気持ちを語っていた。

http://news.livedoor.com/article/detail/9184681/


(2014年8月30日 花熟里)

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「小型の郵便ポスト」

2014年08月29日 14時30分00秒 | 風物
散歩していると小型の郵便ポストがあるのに気づきます。よく見かけるものに比べて、三分の一くらいの大きさでしょうか。

<小さな銘板に「14号W型」と表示してあります> 





<銘板が外された跡があります。多分、「9号F型 >







<銘板に型式の表示がありませんが、多分、「1号」」








(2014年8月29日 花熟里)
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「フウセンカズラ(風船蔓)」

2014年08月27日 14時25分44秒 | 自然
民家の塀にフウセンカズラ(風船蔓)が植えてあります。紙風船のような実がたくさんついています。
“ムクロジ科のつる性の一年草。 原産地:熱帯アメリカ アフリカ インド。 葉:三出複葉、小葉は柔らかく、あらい鋸歯がある。家庭の壁面緑化にも使われる。 開花期:7月~9月頃、白色の5mmくらいの花。花を観賞するより風船状の果実を観て楽しむ。果実は、最初は明るいグリーンで熟すと茶色に変わる。”













(2014年8月27日  花熟里)
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「白蘭の歌」

2014年08月26日 12時02分40秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
伊藤久男・二葉あき子が歌った「白蘭の歌」を、コーラスグループ「フォレスタ」の澤田薫さんと内海万里子さんが歌っています。(内海さんが“白蘭”のイメージにぴったしで、歌も素晴らしいのですが、澤田さんは力みすぎ。)

白蘭の歌は、満州を舞台にした国策映画の中の歌ということで、戦後には歌われることもありませんでしたが、フォレスタが取り上げてくれ、うれしい限りです。しかも4番までしっかりと歌っています。4番には、戦後、忌まわしいとされてきた『興亜』という言葉がありますが、4番をきちんと歌ったところに、時代から目を背けることのないフォレスタの真骨頂があります。他にもフォレスタは、「戦友」、「海ゆかば」をはじめとして、時代を冷徹に直視して当時の歌を取り上げ、歌詞も当時のまま歌っています。戦後、歌詞を戦後の時代に沿うように作り変えたものもありますが、フォレスタ精神素晴らしいの一言です。

この意味では「明日はお立ちか」(昭和17年(1942年)、作詞:佐伯孝夫、作曲:佐々木俊一、唄:小唄勝太郎)は、フォレスタには馴染みにくいかもしれませんが、是非、チャレンジしてもらいたい曲です。 一番を吉田静さん、2番を上沼純子さん、3番を小笠原優子さんが歌っているところを勝手に想像しながら口ずさんでいます。
この歌は、三あけみさんが、昭和39年(1964年)にカバーしましたが、1番・2番の歌詞がつくりかえられています(3番は原曲に同じ)ので、原曲の小唄勝太郎版で歌ってもらいたいと思います。

ところで、最近フォレスタのyoutube がすべて削除されましたので、動画を見て楽しむことができなくなりました。削除の理由は著作権侵害ということです。またま、月曜日のBS日テレ「BS日本 心の歌」を見、ビデオを見て、さらに、youtubeでフォレスタの歌を聞いて、コンサートに行ったり、CDを買ったりする人も多いと思います。私もその一人で、「BS日本 心の歌」は必ずビデオを撮り、繰り返し見ています。様々な媒体を通じてフォレスタが広く知られる時代なのです。
フォレスタの所属する(?) 日本テレビには、ネット時代の宣伝のあり方を見直していただくよう、お願いします。

「白蘭の歌」 和14年(1939年)
作詞:久米正雄、作曲:竹岡信幸、
歌: 伊藤久男、二葉あき子
https://www.youtube.com/watch?v=DYBaNTnBWHE
1 
あの山かげにも 川辺にも   
尊き血潮は 染みている   
その血の中に 咲いた花   
かぐわし君は 白蘭の花

2 
朝(あした)に夕べに 語りつつ   
涙で眺める 遠い丘   
知らずや君よ 心にも   
眸にも咲く 白蘭の花

3 
真っ赤な夕陽の 落ちる頃   
明日を描きて 眠る頃   
希望をこめて 花園に   
香りも高き 白蘭の花

4、
嵐は晴れて 青い空
明るい興亜の 日の光
一枝つみて もろともに
いまこそ歌え 白蘭の歌


(2014年8月26日 花熟里)
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