花熟里(けじゅくり)の静かな日々

脳出血の後遺症で左半身麻痺。日々目する美しい自然、ちょっと気になること、健康管理などを書いてみます。

「セイタカアワダチソウ(背高泡立草)」18

2018年11月30日 09時00分00秒 | 自然
黄色い穂のセイタカアワダチソウ(背高泡立草)を見かけます。かつては、道路際や荒れ地などで背の高いセイタカアワダチソウの群生を見かけましたが、近ごろ見かけるのは、草丈が1mに満たないこじんまりとした個体です。












“キク科アキノキリンソウ属の多年草。原産地:北アメリカ。観賞用、蜜源植物として明治30年頃に導入された。終戦後に川の土手や休耕地などに大群生したが、現在は繁殖は収まっている。虫媒花であり養蜂業者に重宝されている。地下茎により繁殖する。草丈:100 cm~250cm。葉:長さ6 cm〜13cm、披針形で先はとがる。開花期:10月~11月。 花色:黄。 花序高:20 cm~30cm。 頭花の花径:0.5 cm~0.7cm。7月下旬~8月中旬頃に刈り取ると、再生しても草丈が小さい状態で花を付けるか、開花結実を行わずに冬季の枯死を迎えるため、雑草制御として有効であるもされている。”


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「コウテイダリア(皇帝ダリア)」18

2018年11月28日 09時00分00秒 | 自然
コウテイダリア(皇帝ダリア)の薄紫色の花を目にしました。例年ならば、民家の庭、畑の脇、空き地などあちこちに咲いているのですが、今年は少ないです。台風の影響で若茎が痛んでしまったのでしょうか。










“キク科ダリア属の多年草。原産地:メキシコ。 別名:木立(こだち)ダリア。 日本には江戸時代後期に渡来。花期:11~12月。花色:薄紫、白、赤、黄など。高さは3m~4m。霜が降りると茎は枯れ、真冬には地下に球根が残り春に芽吹く。茎挿しでも増える。“

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「ユウゼンギク(友禅菊)」18

2018年11月26日 09時00分00秒 | 自然
道端の空き地に濃紺色と淡い紺色の小さな野菊の花が楚々として咲いています。空き地の清掃をしている方に名前を尋ねると、色違いのユウゼンギク(友禅菊)とのことです。























“キク科シオン属の多年草(宿根草)。別名:ニューヨークアスター、シノノメギク。アメリカ原産。ノコンギクの近縁種。日本には明治時代に渡来。ヨーロッパで品改良された園芸種が多く出回っている。低地ややや湿った場所、空き地、道端に生育する帰化植物。草丈:20~50㎝。葉は細く葉は互生し、柄がなく、なかば茎を抱く。全縁か低い鋸歯があり先がとがる。全体がほぼ無毛で、葉は触るとつるつるする。花期;10月~12月。花径:2cm~3cm。花色;青紫、淡青色、赤紫色、ピンク色。“

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「11月の唱歌・童謡・名歌を歌う会」18

2018年11月24日 09時00分00秒 | 趣味(音楽、絵画、等)
11月の「唱歌・童謡・名歌を歌う会」に行って来ました。今月は15曲を歌いました。「朝はどこから(森まさる作詞、橋本国彦作曲)」を歌うのはこの会としては2回目ぐらいとのことでした。明るく、元気の出る楽しい曲で大好きな曲の一つです。 「野菊(石森延男作詞、下総皖一作曲)」は晩秋の風景が目に浮かぶ名曲です。日課にしている近所の散歩の時にノギク(野菊)を目にしますが、よく似ているものが多く、なかなか名前を特定できません。
ノギクの仲間には、キク科シオン属のノコンギク(野紺菊)、イナカギク(山白菊)、シロヨメナ(白嫁菜)など。キク科ヨメナ属のヨメナ(嫁菜)やユウガギク(柚香菊)など。キク科キク属のリュウノウギク(竜脳菊)やノジギク(野路菊)などがあり、さらに素人目にはノギクとも映るユウゼンギク(友禅菊)は、帰化植物で野生化したものです。野菊の世界はなかなか奥が深いです。

さて、「真白き富士の根」という題名でも知られている「七里が浜の哀歌」を歌いました。大好きな曲で、小学生の時に映画を見て感動した記憶が鮮明に残っています。 明治43年(1910年)1月23日、みぞれまじりの氷雨が降りしきる悪天候の中、逗子開成中学校の生徒11名と小学生1名が乗ったボートが江の島に向かう途中で転覆し全員が遭難した事件は、昭和10年(1935年)と昭和29年(1954年)に映画化されていますが、私が見たのは、昭和29年版だったのでしょうか。

「七里ヶ浜の哀歌(真白き富士の根)」は、作詞:三角錫子、作曲:ジェレマイア・インガルスとなっています。原曲は、アメリカの牧師で作曲家のジェレマイア・インガルスが讃美歌用に作曲 した"Love Divine" とされています。この曲が我が国にもたらされ、明治23年(1890年)に、大和田建樹が「夢の外(ほか)」という歌詞をつけたものが、『明治唱歌』に採用されています。 三角錫子は、厨子開成中学生徒への鎮魂歌としてこの曲に『七里ヶ浜の哀歌』を作詞したものです。

1、朝はどこから(森まさる作詞、橋本国彦作曲)
2、小さい秋見つけた (サトウハチロー作詞、中田喜直作曲)  
3、野菊 (石森延男作詞、下総皖一作曲)
4、通りゃんせ (わらべうた)
5、里の秋 (齋藤信夫作詞、海沼実作曲)
6、ふじの山 (厳谷小波作詞、作曲者不祥)
7、紅葉 (高野辰之作詞、岡野貞一作曲)
8、旅愁 (犬童球作詞、オードウエイ作曲)
9、七里ヶ浜の哀歌 (三角錫子作詞、ジェレマイア・インガルス作曲)
10、冬の星座 (堀内敬三作詞、ヘイス作曲)
11、ローレライ (近藤朔風訳詩、ジルヘル作曲)
12、山小屋の灯 (米山正夫作詞・作曲)
13、遥かな友に (磯部俶作詞・作曲)
14、今日の日はさようなら (金子詔一作詞・作曲)
15、花のまわりで (江間章子作詞、大津三郎作曲(H30/11~年間の課題曲)



「七里ヶ浜の哀歌」
作詞:三角錫子、作曲:ジェレマイア・インガルス、
(一)
真白き富士の嶺、緑の江の島
仰ぎ見るも、今は涙
歸らぬ十二の雄々しきみたまに
捧げまつる、胸と心

(二)
ボートは沈みぬ、千尋(ちひろ)の海原(うなばら)
風も浪も小(ち)さき腕(かいな)に
力も尽き果て、呼ぶ名は父母
恨みは深し、七里ヶ浜辺

(三)
み雪は咽びぬ、風さえ騒ぎて
月も星も、影を潜め
みたまよ何処に迷いておわすか
歸れ早く、母の胸に

(四)
みそらにかがやく、朝日のみ光
暗(やみ)に沈む、親の心
黄金(こがね)も宝も、何にし集めん
神よ早く、我も召せよ。

(五)
雲間に昇りし、昨日の月影
今は見えぬ、人の姿
悲しさあまりて、寝られぬ枕に
響く波の、音も高し

(六)
帰らぬ浪路に、友呼ぶ千鳥に
我も恋し、失(う)せし人よ
尽きせぬ恨みに、泣くねは共々
今日も明日も、かくてとわに



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「ユウガギク(柚香菊)」18

2018年11月22日 09時00分00秒 | 自然
白い野菊がさいています。ユウガギク(柚香菊)です。













”キク科シオン属の多年草。本州近畿以北の日当たりの良い道端や山野に分布。 いわゆる「野菊」の仲間。花を潰すと柚子の香あり。草丈:50 cm~150cm、枝は広い角度に分枝し、周囲に広がる。開花期:9月~11月。マーガレットを小形にしたような花。色:白~薄青紫。真ん中が黄色。 花径:3cm前後。 葉:薄く卵状長楕円形。長さ7 cm~8cm、幅3 cm~4cm。葉縁が羽状に切れ込む。野菊の仲間は、ノコンギク(野紺菊)、シロヨメナ(白嫁菜)、カントウヨメナ(関東嫁菜)、ユウガギク(柚香菊)など。”
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