「スズランスイセン（鈴蘭水仙）」

道端の空き地でスズランのような釣り鐘型の小さい花を見かけました。スズランスイセン（鈴蘭水仙）の花です。
“ヒガンバナ科（ユリ科）スノーフレーク属の宿根多年草。別名；スノーフレーク。ヨーロッバ中南部原産。葉：スイセンのような細い葉、幅約1.5cm、長さ約45cmの細い帯状。開花期：3月~5月。花径：1.5cmほど、スズランのような釣り鐘状。花色：白色、花びらは6枚、それぞれの花びらの先端には緑色の斑点あり。球根の大きさ：径3cm～5cm。”












（2015年4月18日　花熟里）

「ハナズオウ（花蘇芳）」

赤紫色のハナズオウの小さな花がさいています。
“マメ科ハナズオウ属の落葉低木。中国原産。中国北部～朝鮮半島にかけて分布。日本では樹高2m～5mの低木状に育つが、自生地では10mを越す高木になる。日本への渡来は、江戸時代初期とされる。花期：4月～5月。葉を出す前に葉の付け根に蝶型の花が数輪まとまって咲く。花：赤紫色で、白花もある。大きさは約2cm。枝から直接に花がついている。”












【2015年4月17日　花熟里】

「タンポポ（蒲公英）・白色・黄色」

春の花のタンポポが咲いています。昨年晩秋に見かけたシロバナタンポポ（白花蒲公英）が春の今、再び白い花を見せてくれました。近くには、普通の黄色いタンポポの花も咲いています。花の茎が低く、花の下の総苞が反り返っていないので在来種のように見えます。
“キク科タンポポ属の多年生植物。本州関東以西、四国、九州に分布。葉：長い長楕円形、多くの切れこみのある根生葉。花期：3月～5月、秋咲きも報告されている。花径：直径3.5㎝～4.5㎝。花茎：高さ10㎝～20㎝。　シロバナタンポポは日本在来種で中央の花柱部は黄色。黄色のタンポポには日本在来種と帰化種がある。花期に総苞片が反り返っているのが外来種で、反り返っていないのが在来種。”
















（2015年4月15日　　花熟里）

「ヒメシャガ（姫著莪）」

道端の植え込みでヒメシャガ（姫著莪）の清楚な花を目にしました。
“アヤメ科アヤメ属の多年草。シャガに似ているが小型。　原産地：中国。　北海道西南部、本州、四国、九州北部に分布。山地の樹林下など、やや乾いた場所に生える。茎高：10～30cm。　シャガの葉には光沢あるが、ヒメシャガの葉には光沢が無く、冬に地上部が枯れる。　葉：長さ20 cm～40cm、幅1 cm～1.5cm と細い。　花期： 3月中旬～5月初旬。花色：薄青紫～白。花径：4cmほどの花が2-3個咲く。　朝開いて夕方にしぼむ。中央は白色で、紫色の脈と黄色の斑紋がある。










（2015年4月14日　花熟里）

「ミツマタ（三椏）」

三椏の木に赤い花、黄色い花が見事にさいています。今年は花がきれいです。農家の野菜直売所で、ミツマタとミモザアカシアの花が販売されています。
“ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木。原産地：中国中南部・ヒマラヤ地方。日本には1600年頃の慶長年間に紙の材料として渡来。樹高1m～2m。開花期3月～4月。 ミツマタを原料とした和紙は光沢があり丈夫でしなやかなという特徴があり、紙幣の原材料のひとつとしても欠かせないもののひとつで、紙幣以外でも、証書・株券・地図用紙・コピー紙など各種の紙とその原料として幅広く使われている。”

（黄色）









（赤色）










（野菜直売所で販売されているミツマタとザアカシアの花）




【2015年4月13日　花熟里】