蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

真心庵 そばひろ  前橋市

2015-03-04 22:34:23 | 蕎麦
この雪の季節、雪国でそれなりにハードな運動をして(要するにスキーをしたということです)、夕方に東京へ向かう。そういう時間配分で動きたい人々は実に多いようで、高速道路は渋滞だらけとなる。渋滞を避けるには、走る時間帯をずらすことが一番だ。


渋滞は埼玉県の中部から南部で発生する。ならば、群馬県にいる間に、軽い夕食を取り一休みすればよさそうだ。その考えで群馬の蕎麦屋さんを探したら、なかなかの当たりが多かったのだが、こちらもその内の一軒である。


この日は、お店の一押しの天婦羅ざるを注文した。写真から分かるように、4種類の薬味に加え生山葵が一本付く。天婦羅の汁は別に付いてきて、さらに茶碗蒸しの姿までみえる。それなりのお値段の一品なのだが、その価値は十分にある。




天婦羅も、茶碗蒸しも調理する技術が安定して高度である。そして出汁がじつによく効いている。
この一品が、昼間のハードな運動を相当に癒してくれる。


こちらの蕎麦は品が良いが、それだけではなく力強さも十分に感じられる。
これほどに贅沢な一品でなくても、十分に疲れを取ってくれる、美味しい蕎麦である。


ご馳走様でした。

雪景色  越後湯沢

2015-03-03 23:39:27 | 自然
湯沢の雪の何が特別かといえば、降り積もる雪の量が本当に多く、所構わずふんわりと積もってしまうところだろう。


魚野川も雪でなかば覆われたような状態になる。川の中の石にまで、ふんわりと雪が積もり、川幅が非常に狭く感じられる。


この日は気温も低く、またガスがでて見通しが効かなかった。
晴れた日ならば、遠く越後と上州の国境の山々が見渡せる場所なのだが。

松よし  大崎集落  新潟県

2015-03-02 22:52:39 | 蕎麦
新潟中部に六日町という地方都市がある。その東北東方面、車で15分程度の所にあるのが大崎集落である。魚野川の水運が賑わった明治中期まで、この地域の中心的な存在であったようで、その伝統をピカイチの蕎麦屋さんや寿司屋さんが受け継いでいる。




松よしさんは、本当に何度となく本ブログでも取り上げた。
基本は蕎麦なのだが、お品書きの何を食べても旨い。


この日は、ちょっとひねったつもりで鴨汁蕎麦を注文した。鴨汁の出汁の深さ、ついてくる昆布巻きの味の深さ、驚くべきレベルの高さである。




もちろん、蕎麦も素晴らしい。売り切れじまいのお店ではないのが、はっきり有難い。
こんなにレベルの高い蕎麦を当たり前のように出す。
そして、鴨汁はこのままでヌキとして酒に合わせたくなる。出汁を惜しまないありがたさ。


ご馳走様でした。