蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

興臨院 大徳寺

2009-04-09 23:50:42 | 京都の建物、庭園
16世紀初頭に能登の守護代畠山家によって建立された。本堂は天文二年(1533年)のものである。


それほど歴史を持った寺でありながら、方丈庭園は昭和50年からの解体修理の際に資料を元にして復元されたものだそうだ。しかし、庭からは深い意味が投げかけられ、それを素直に受け止めることができる。
善寺の作庭技法は現代にも生きており、おそらく必要さえあれば直ぐにでも新しい石庭を作ることができるということなのだ。




曇り空ではあるが、雨のあとのしっとりとした感覚を感じていただければ幸いである。


古田織部好みの茶室。


手水に添えられた華が、生気を放つ。