大阪で仕事だったのだが、朝も随分早くから出かけたし、昼休みはちょっと長めでもよいだろう。
テクテクテクと、御堂筋まで歩く。一本入ったところに、大阪寿司の名店がある。なにしろ、創業天保12年とある。
何を注文するか、かなり悩んだ。なにしろ大阪寿司には、巻物も、茶巾も、おいなりさんも、箱寿司もいろいろあるのだ。しかし、お品書きの箱寿司のところに書かれた、一言で決まった。「二寸六分の会席」!こうなると、どうしても箱寿司を頼まなければ。
箱寿司の姿はとても美しく、シャリの下のほうに隠された山椒などの薬味のアクセントも素晴らしい。しかし、ひとつがやや大振りで、口の中にそのまま放り込むと、ちょっと難儀する。それで、考えてみたのだが、江戸前の場合はネタに醤油を付け、ネタを下向き、舌に乗せるようにするとよいといわれている。それに対して、誰だか忘れたけれど、その食べ方のスタイルだと、シャリが直に舌に来ないのでちょっとつまらない。それより、寿司を倒して横向きで食べるのがよいのでは、という事を書かれていた。それを、思い出したのだ。
そう、横向きにすれば、口の形とも和むし、ネタと同時に下のほうの薬味も舌に広がる。私の口が、ちょっと、情けない大きさなのかもしれないが、このスタイルで食べると、実にしっくりくる。
まあ、結論は実に陳腐で、美味しくいただきました。
テクテクテクと、御堂筋まで歩く。一本入ったところに、大阪寿司の名店がある。なにしろ、創業天保12年とある。
何を注文するか、かなり悩んだ。なにしろ大阪寿司には、巻物も、茶巾も、おいなりさんも、箱寿司もいろいろあるのだ。しかし、お品書きの箱寿司のところに書かれた、一言で決まった。「二寸六分の会席」!こうなると、どうしても箱寿司を頼まなければ。
箱寿司の姿はとても美しく、シャリの下のほうに隠された山椒などの薬味のアクセントも素晴らしい。しかし、ひとつがやや大振りで、口の中にそのまま放り込むと、ちょっと難儀する。それで、考えてみたのだが、江戸前の場合はネタに醤油を付け、ネタを下向き、舌に乗せるようにするとよいといわれている。それに対して、誰だか忘れたけれど、その食べ方のスタイルだと、シャリが直に舌に来ないのでちょっとつまらない。それより、寿司を倒して横向きで食べるのがよいのでは、という事を書かれていた。それを、思い出したのだ。
そう、横向きにすれば、口の形とも和むし、ネタと同時に下のほうの薬味も舌に広がる。私の口が、ちょっと、情けない大きさなのかもしれないが、このスタイルで食べると、実にしっくりくる。
まあ、結論は実に陳腐で、美味しくいただきました。
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