葉桜の季節に上野の杜を歩きまわれば、当然喉が渇き腹が減る。
その結果、生ビールに手が伸びてしまう。左は切干大根の煮物。
お品書きを見ると、うなぎは丼とお重がある。迷わず、丼を注文した。やはりうなぎは下手がいい。丼を持ち上げてかっこむのが旨いと思う。
それにしては、やや上品すぎる丼で出てきた。やはり、和菓子を扱っていた伝統があるのだろう。
蓋を取れば、うなぎは端正な姿。身はそれ程厚くはないが、甘すぎないタレが次の一口を誘う。
店構えは、なかなか華奢で、女性的な感じである。
この写真を見れば、先ほどのビールが昼酒であることが明らかになってしまう。
いいですね。
とてもお上品なうな丼です。
昼間からビールは、極くたまにあることです。たまたま、そんな贅沢ができるとブログに書きたくなるのです。
うなぎは所謂本格派ではありませんが、こういうのも、それなりに気が効いている、と感じるタイミングがあります。