大正11年竣工の旧新潟市長公舎である。坂口安吾は、この建物のごく近くで生まれ育ったが、この建物とは直接の関係は無い。
この時代、本館を和の様式、別棟を洋館という形もよく使われた。この建物は和洋折衷様式で、同じ建物の中に洋間と和室が並び立つ造りである。玄関向って左手に、洋式の縦長の窓が見られる。
旧市長公舎のある西大畑界隈は、多くの歴史的建造物が残され、新潟市の中でも文化的に価値のあるものが集中している感じである。その西大畑地区で生まれた安吾にちなんで舘の名前を付けたようだが、不自然な所を感じない位に、地域の結びつきを強く感じさせる。
庭園は平成4年に造られた、とあるが、実はそのはるか前からこの土地には松などが植えられていて、それを活かした時代のついた庭園を作庭する事ができたようだ。
散り際の紅葉が雨に濡れる。
雨の中、傘をさしながらコンパクトデジカメでの撮影。
新潟市を中心とする「水と土の芸術祭」が開催され、この舘の庭にも陶器の作品が展示されていた。
坂爪勝幸作。<レクイエム>のための茶室と舞台。
この時代、本館を和の様式、別棟を洋館という形もよく使われた。この建物は和洋折衷様式で、同じ建物の中に洋間と和室が並び立つ造りである。玄関向って左手に、洋式の縦長の窓が見られる。
旧市長公舎のある西大畑界隈は、多くの歴史的建造物が残され、新潟市の中でも文化的に価値のあるものが集中している感じである。その西大畑地区で生まれた安吾にちなんで舘の名前を付けたようだが、不自然な所を感じない位に、地域の結びつきを強く感じさせる。
庭園は平成4年に造られた、とあるが、実はそのはるか前からこの土地には松などが植えられていて、それを活かした時代のついた庭園を作庭する事ができたようだ。
散り際の紅葉が雨に濡れる。
雨の中、傘をさしながらコンパクトデジカメでの撮影。
新潟市を中心とする「水と土の芸術祭」が開催され、この舘の庭にも陶器の作品が展示されていた。
坂爪勝幸作。<レクイエム>のための茶室と舞台。