蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

志ま平  牛込中央通り

2012-12-09 22:50:07 | 蕎麦
蕎麦だけでなく、いろいろな事に目配りが効く御主人が、一人でいかにも楽しそうにやっているお店である。


お昼なので深山とせいろの二色を注文した。
蕎麦猪口にあらかじめ汁を入れたりしないで、そろいの赤絵の小ぶりな器が出てきた。


仕事の合間に訪れているのだという事を忘れさせてくれる粋な蕎麦姿。


少し前から、手挽きの蕎麦を使うようになったという。確かに、それ以前の蕎麦とは別な世界をひらいた。
深山は、香りを重視するのか実に浅目の茹で加減。ポキポキしそうな感じもあるが、蕎麦の香りは見事に立つ。


蕎麦の実を、低温保存し熟成させて挽いているそうだ。そういえば、最近流行りのように感じる。
細打ちのせいろから、驚くほどの甘みを感じた。
蕎麦屋さんは、確実に変化し続け、なかなか目が離せない。


くり返すが、こちらのお店は昼に訪れた。
ご馳走様でした。