蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

一二三   越後湯沢

2012-02-15 22:30:59 | 日本料理
いち、に、さん、と書いて「ひふみ」と読ませる。湯沢の温泉街にある居酒屋の老舗である。


湯沢駅西口の居酒屋に寄って、新幹線で帰る人が多いからだろうと思うのだが、西口のお店の混雑はひどい。
また、お店としてもお客を断る事をなんとも思っていない。
老舗の居酒屋に入れたのは、実にラッキーであった。
熱燗を頼めば、突き出し。それなりに、手が込んでいる。


まずは、ささっとでてきそうなアンキモ。これが、素晴らしい鮮度で、堪らない美味。
スキーで疲れている身に、酸味の効いた肝の味は堪えられない。


続いて、穴子の天麩羅。
これは大好物で、随分な量があったが、まったく問題なし。
ただし、熱燗はお代りに突入。


締めは、鰤の焼き物。表面をパリパリに焼き上げた技により、中身はほっこりと旨みが凝縮する。
これに、御飯と味噌汁を付けた。
満足、という言葉が文字通りふさわしいと感じた。


雪下ろしは、高い所に登るのと、足場が定まらないことの、危険がつきまとう。
この場所では、融雪パイプがあるので、下ろした雪を捨てに行かないで済むようだ。