蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

IL FELICE  地蔵横丁 文京区

2011-12-29 22:53:08 | 洋食
神田川に平行した地蔵横丁は、それなりに歴史のある商店街のようだが、ごく近年まで非常に古いスタイルのお店が並ぶ目立たない場所だった。




神楽坂がグルメスポットとなって数年して、徐々にこの地味な商店街にもおしゃれな店が登場してきた。
前菜は、トリュッパのトマト煮込み、ムール貝のグリーピース添え、タコのマリネー。
スプマンテのグラスに合わせると実に美味。

このお店は前菜の量り売りをしている脇で、ちょっとした席に座ってワインの味見をしながら前菜をつつく、というスタイルである。


牛肉の香草ソース和え。
こういうメインプレートは、注文すると直ぐに厨房で作り出して熱々が出てくる。


ちょっと順番が逆になってしまったが、スパゲッティ カルボナーラ。
腰のある手打ち麺に、黒胡椒が素晴しいアクセントになっていた。


ご馳走様でした。


太田屋 助右衛門  権堂

2011-12-29 00:01:23 | 蕎麦
長野市の中でも、指折りの繁華街の権堂地域にあるお店です。


こちらは十割の十善そばと、二八の2種類がある。
十善は数量限定だが、この日はまだ売り切れになっていなかった。


十善の姿は、いかにも普通だが、そのレベルは驚くほどに高い。
汁につけないで数本を味わったところ、いきなり蕎麦の香りが口の中に広がった。
蕎麦の性質は実に昔ながらの感じ。たとえていえば、保守本流。なにか新機軸を立ち上げたのではないのだが、限られた範囲で本当に見事な洗練の技を見せてくれる。


ご馳走様でした。