蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

大洗の回転寿司

2008-02-20 21:38:57 | 寿司
大洗の海岸沿いにある海鮮市場に付いたのは、3時半も回ったころだった。何軒かの魚屋さんがお店を出しているが、時間も中途半端でお客もそう多くなく、何となく”そんなにやるきありません”という風情にみえた。干物は冷凍だし、アンコウのパックだけはさすが大洗という感じだった。
そんな魚屋さんの1軒の奥に回転寿司があるのを発見。もり蕎麦とはいえ、一応お昼は食べたのだし、どんな物をネタにしているのかも分らないので、お試しに一皿つまんで帰るのも悪くない、とそう考えて入ってみた。店内は、お客も少なく本来2レーンあるのに、片方だけしか回っていない。回っているお皿はどうせ乾いているだろうから、と思い「エンガワ」を注文した。


驚いたことに、シャリが甘くない。へんな味付けがされていない。しかも、平目は新鮮そのもの。お店の造りや、皿の色など、この味を予測させるものは何もないのに、これは凄い。即座に鯛を注文した。


これがまた新鮮で、ささっと口の中で噛み切れる。淡白だが、深みのある味わい。


朝取りシラスは、ちょっと考えられない世界。海苔は結して特上ではないが、握りたてなのでパリパリ。それが本当に鮮度のいいシラスを受け止めてくれて。
この3種のネタは、いずれも大洗産との事だった。


締めにいただいた、アンコウの味噌汁。出汁は贅沢に使ってある。


この海、この船にお世話になったのだ。