蕎麦喰らいの日記

蕎麦の食べ歩き、してます。ついでに、日本庭園なども見ます。風流なのが大好きです。

そばの実  水戸市

2008-02-19 23:46:29 | 蕎麦
茨城の山間部は蕎麦の名産地として、日本を代表するエリアだが、海岸近くの平野には蕎麦の文化はそれ程は根付いていないように感じた。徳川家のお膝もとの城下町で、現在も県庁所在地でありながら水戸市内には、それらしい蕎麦屋さんはそう多くない。


お昼をちょっと過ぎて、こちらの「そばの実」さんに伺った。ほぼ満席で、中央の大テーブル(カウンターと呼んでます)に通される。これではとても無理だろうと思いながらも、限定十食の十割有りますか?と聞いたら、有りますよ。となれば、それ以外考えられない。
織部の皿で供された蕎麦は、瑞々しさを残しながらも十割らしいぼそぼそ感も色濃く、とても実直なかんじがした。
確かに、十割は試さずにはいられないが、次にはお奨めの鶏汁系のせいろを試してみたい。


十食限定は本当かな、と周りを見回せば天丼などの丼系を注文されているお客が多いような印象を受けた。
それはそれとして、お客の注文をこなしながらも、少しばかりの主張を感じる店構えと思った。