2004年7月の
ゾラの注射の日まで
私は 主治医に話を聞いてもらうかどうか、
ずっと迷っていた。
だって、
あれきり、
胸は痛まなかったのだから。
だけど、あんなに痛かったんだし。。。
sssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssss
空豆を焼く、という方法があると聞いて
試しに グリルで焼いてみた。
茹でるより、水っぽくならなくて、美味しい気がする。
sssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssss
決心させてくれたのは、
注射の日の直前に 術側の胸にできた ‘ボッチ’だった。
ちょうど オデキのよう。
でも 膿んではいない。
脹らんでも いない。
痛くも痒くもない、赤いボッチ。
またまた、考える。
ここは、放射線をかけた場所。
だから、再発では、ない。
だったら、皮膚科か?
いきつけ(そんなに行ってやしないが)の
皮膚科の入り口や 医師の顔も 思い浮かべる。
またまた、いやになる。
じつは、これこれで、手術をしまして、・・・。
やっぱり がんセンターで 主治医に聞こう!
たとえ忙しかろうと、患者の不安を取り除くのは
主治医のギムだろう。
ここは 図々しく、
予約はしてなくても 外来へ行って
話してみよう。
もし 悪いものだったら、
がんセンターの皮膚科にお世話になろう。
その時は 主治医から 皮膚科の方にまわしてもらおう。
そんな こんな
いろいろ思い悩んだ私だったのに、
主治医の答えは、拍子抜けだった!
「ああ、それ?
なんでもないよ。
大丈夫。」
なんでも、汗腺が詰まったものだとか。
ほっ。
バッカみたいだね。
ほっときゃ、いいんだって。
それでは。
あの、声も出せないような、
激しい痛みは。
「それはね、
‘冷え’。」
「え?」
「‘冷え’からくるの。」
「は?」
「だから、冷やさないように、気をつけて。」
「すっごく、痛かったんですよ。」
「うん。冷やすと、痛くなるの。」
「そうなんですか。。。
でも、すっごく痛くて、声も出なかったんですよ。」
「そう、そう。
冷やすとね。」
二言めには‘冷え’と叫んでいた、
おっかさんの声が聞こえてきそう。
「冷えっかんだ(ひえるからだ)!」
「冷えっつど(冷えると)、そうなんだ!」
「冷やすど、駄目なんだ!」
「胸帯!
胸帯、つけておきなさい。」
「・・・・・・胸帯ですか・・・?」
「うん、そう。
冷やさないようにね。」
へーーーーー。
あれね。
ええっ!
胸帯?
あの、右から、左から、パタンパタンとやる、
晒し木綿の?
洗濯すると、
よれよれの、へれへれの、れろれろの、へろへろになる、
あの、胸帯?
入院中、亭主が 毎日 アイロン掛けてくれた、
あれ?
確かに、捨てずにまだとっておいてあるけど。
(いずれ 使い捨て雑巾になる運命。)
一切使わずに 捨てるよりは、
いくらかでも 使ってから捨てたい。
でも
あたしゃ、あれに アイロンなんて
掛けるつもりはなーい!
とりあえず
「冷やさないように 気をつけて。」
とのアドバイスを 胸に刻んで
(刻んであります、もうすでに。)
帰宅。
以後、気をつけてみていると、
確かに、
いくらか冷やしたかも、という時に
シクシクと 痛んできたりしてきた。
今でも 少し 痛みそう、という時はある。
暖かくなってきて、
布団や毛布から 身体を出して寝入るようになって、
それで 痛んだのかも知れない、と思っている。
術後のみなさん、
今 健康なみなさん、
‘冷え’には、充分、気をつけて。
くれぐれも、身体を冷やさないように
この夏を お過ごしください。
夏の‘冷え’は、キキます。
冬になって、夏の間の‘冷え’が キます。
お大事に。
ゾラの注射の日まで
私は 主治医に話を聞いてもらうかどうか、
ずっと迷っていた。
だって、
あれきり、
胸は痛まなかったのだから。
だけど、あんなに痛かったんだし。。。
sssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssss
空豆を焼く、という方法があると聞いて
試しに グリルで焼いてみた。
茹でるより、水っぽくならなくて、美味しい気がする。
sssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssssss
決心させてくれたのは、
注射の日の直前に 術側の胸にできた ‘ボッチ’だった。
ちょうど オデキのよう。
でも 膿んではいない。
脹らんでも いない。
痛くも痒くもない、赤いボッチ。
またまた、考える。
ここは、放射線をかけた場所。
だから、再発では、ない。
だったら、皮膚科か?
いきつけ(そんなに行ってやしないが)の
皮膚科の入り口や 医師の顔も 思い浮かべる。
またまた、いやになる。
じつは、これこれで、手術をしまして、・・・。
やっぱり がんセンターで 主治医に聞こう!
たとえ忙しかろうと、患者の不安を取り除くのは
主治医のギムだろう。
ここは 図々しく、
予約はしてなくても 外来へ行って
話してみよう。
もし 悪いものだったら、
がんセンターの皮膚科にお世話になろう。
その時は 主治医から 皮膚科の方にまわしてもらおう。
そんな こんな
いろいろ思い悩んだ私だったのに、
主治医の答えは、拍子抜けだった!
「ああ、それ?
なんでもないよ。
大丈夫。」
なんでも、汗腺が詰まったものだとか。
ほっ。
バッカみたいだね。
ほっときゃ、いいんだって。
それでは。
あの、声も出せないような、
激しい痛みは。
「それはね、
‘冷え’。」
「え?」
「‘冷え’からくるの。」
「は?」
「だから、冷やさないように、気をつけて。」
「すっごく、痛かったんですよ。」
「うん。冷やすと、痛くなるの。」
「そうなんですか。。。
でも、すっごく痛くて、声も出なかったんですよ。」
「そう、そう。
冷やすとね。」
二言めには‘冷え’と叫んでいた、
おっかさんの声が聞こえてきそう。
「冷えっかんだ(ひえるからだ)!」
「冷えっつど(冷えると)、そうなんだ!」
「冷やすど、駄目なんだ!」
「胸帯!
胸帯、つけておきなさい。」
「・・・・・・胸帯ですか・・・?」
「うん、そう。
冷やさないようにね。」
へーーーーー。
あれね。
ええっ!
胸帯?
あの、右から、左から、パタンパタンとやる、
晒し木綿の?
洗濯すると、
よれよれの、へれへれの、れろれろの、へろへろになる、
あの、胸帯?
入院中、亭主が 毎日 アイロン掛けてくれた、
あれ?
確かに、捨てずにまだとっておいてあるけど。
(いずれ 使い捨て雑巾になる運命。)
一切使わずに 捨てるよりは、
いくらかでも 使ってから捨てたい。
でも
あたしゃ、あれに アイロンなんて
掛けるつもりはなーい!
とりあえず
「冷やさないように 気をつけて。」
とのアドバイスを 胸に刻んで
(刻んであります、もうすでに。)
帰宅。
以後、気をつけてみていると、
確かに、
いくらか冷やしたかも、という時に
シクシクと 痛んできたりしてきた。
今でも 少し 痛みそう、という時はある。
暖かくなってきて、
布団や毛布から 身体を出して寝入るようになって、
それで 痛んだのかも知れない、と思っている。
術後のみなさん、
今 健康なみなさん、
‘冷え’には、充分、気をつけて。
くれぐれも、身体を冷やさないように
この夏を お過ごしください。
夏の‘冷え’は、キキます。
冬になって、夏の間の‘冷え’が キます。
お大事に。
その頃はエンドウのように皮を剥いで、実だけを煮付けるのが普通でした。山の中の農家なんて、料理も進歩が無く昔から同じパターン。お嫁さんが余所から来れば、又違った料理方法も有ったと思うけど、近場同士の結婚は延々と同じ事の繰り返しだったかも。
胸の痛み冷えから来たのだったのですね。でもそう言うことがあるのなら、前もってちゃんと言ってくれたら、気をつけるし、痛くなっても不安は少なかったですよね。
多くの患者を診ているからと言えばそれまでかも知れないけど、何だかねえ。ご主人様ちゃんとアイロン当てていたのですね。
何時も思うけど、病気を知らないで一生を終える人はどれだけ幸せかと思うけど、病気したことのないひとは健康な事の意識など無いですよね。
そんな事が多いですし、とっぴなクイモンを受け付けないような 保守的な傾向も 強くなってきたかもしれません。
新しい味を 面白がるのと いつもの食事はいつもの味、と頑なになるのとは 矛盾しません。共存してます。
洗濯物を干すのが好きな亭主、アイロンも実は、好きだった!
私が楽しみを取ってしまっていたのね!
でも 普段は一切しません。
入・退院前後には 何かアドバイスをいただいても
こちらの心・気持ちに余裕がなくて 頭に入ってこなかったと思います。
「冷やさないように気をつけて。」
そう言われても 一般的な気遣いの必要性のように思って、
気に留めなかったのではないでしょうか。
癌になったのは 決して幸運なことではないけれど、
悪い事ばかりじゃない。
私は心からそう思っています。
健康にいっそう気を使うようになったのも
心の叫び・ささやき・つぶやきに いっそう耳を傾けるようになったのも
それから ネットでいろんな方々と 知り合いになれたのも
確かに癌のおかげですから。
ただ 家族には 健康のありがたさに気づかないくらい、
健康でいて欲しいと思います。
ゆっくり読ませていただきます。
『冷え』は気が付かない内に、病気を作ります。
母親が秋から急に具合悪くなったのですが、『冷え』からだと気が付き今は一生懸命温めています。
そして、ジョルジュさんから言われた「生野菜」の冷え、果物の冷え、って後から効いてきます。今は考えながら食べるようにしています。
私は先日 鍼灸の先生に、水は体温より冷たいのは飲まないように、と 言われました。
胃が弱っているらしかったのですが、満腹中枢がイカレているので、そんな事にも気づかずに、もりもり食べていたのです。
食事制限は悲しいので、せめて 冷たい飲み物には 気をつけています。
ほとんど感じたことがなかったのです。
もともと汗かきでのぼせ性。
ホルモン療法の副作用のホットフラッシュ
まで加わってますます熱い女やってます。
退院後は少しでも健康に良いと思われる物を
選択するようになってます。
例えば温かい物、ローカロリーの物。
でも果物や冷たい飲み物大好きなんです。
野菜はO157騒動以来温野菜主体ですけどね。
そう言えば亡くなった祖母もよく言ってました。
女は腰冷やしちゃ駄目だって。
主治医もいろいろいいアドバイスしてくれて
いるんだけど忘れるものですよね~。
メモを見返すと聞いた覚えのないことまで
書いてありますもの。
いっぱいいっぱいなんですよね。
私も冷やさないように気をつけます。
どうも、乳がんになる人は 冷えるタイプの方が多いのではないかと 思っていたのですが、ムーミンママさんは 違ったんですね!
メモは、この窓に書こうと思って見返して、
あっとビックリ、なんてこともあります。
そういえば、聞いたかなあ、なんて。
一年半くらいは、聞いても聞いても頭に入りませんでした。
(問題は、精神状態じゃなくて、頭の構造?)