ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

アレモン

2008-08-06 | 考えたこと
「アレモン」というのは、人の名前。

誰か、わかる人は? 挙手を!(笑)







初夏に咲いた三つ葉の花。






カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス
(→ウィキペディアへ)



京都パープルサンガと 横浜FCにいて、
それぞれのJ1復帰に力を尽くしたサッカープレイヤーだ。

それほど長く 日本でプレーしていたわけではない。

なのに その名前が記憶に残っているのは、
しかも、「アレモ~ン!」という 絶叫で耳に残っているというのは、
かなり活躍した証。

このアレモン、もう亡くなっている。






新聞のスミに 小さな記事を見つけたときは
けっこうショックだった。

まだ23歳。

突然の、交通事故死。

2007年、7月7日のことだった。






あれから1年も経っているが
新聞の小さな切抜きを 私は棄てられないでいる。

何故こんなにショックだったのか?

たぶん それは 多少なりとも知った人の死が、
≪突然≫だったからだ。

亡くなったのが故郷のブラジルだったというのが 
私にとっての せめてもの救いだった。





父の死が突然だったから
それ以降 突然の死に対して 感受性が強くなっている気がする。

だから 縁あった人や 大勢の人の突然の死などの知らせに接すると
考えないように、感じないように、
自ら 神経を鈍らせ、
感受性に膜を張っているようなところがある。





のんびりやの私。

死は ゆっくりと迎えたい。

だから がんという病気は 
私にとって それほど嫌なものではない。