ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

ペットの高度医療

2008-08-01 | なんでもないこと
一週間後、抜糸のために動物病院へ行った。

エリザベス・カラーも はずしてもらった。

愛犬にとって このエリザベス・カラーは
慣れてみると なかなかいいモノだった。

これをつけて狭い所に入っていこうとすれば
すべてはなぎ倒されて 容易に入っていける(泣!)。

または、出て行ける(号泣)。

それから、
いつもは なかなか換毛できないサンタさんみたいな 愛犬の喉の毛が
すっかり、さっぱりしてしまった(愕!)。

病理の結果は まだ届いていなかった。







土手の草






少し残った糸があったので
数日後にまた抜糸に行ったら 結果が出ていた。

愛犬は、やはり、癌だった。

けれど それは 左の3番目のオッパイだけで、
ほかに摘出した部位には、癌はなかった。



また、摘出した卵巣や子宮は すでに やや腫れていて
今後 膿んだりしそうな状況。

「思い切って摘出してよかったです!」と言われ、
摘出を選択した私は どれほどホッとしたことか!







再録、春の愛犬。 このころ、20キロあったのね。。 むっちりしてるわ。






人間と同じく、ペットの社会も高齢化している。

そして ペットは今や、家族同然。

いや、場合によっては、家族以上の存在。

お金も手間も 家族同様か、それ以上にかける。

そして それを許す‘ペット医療’の進歩がある。







今 土手には夏草が茂る。 
土手を歩いていて 隣ムラに入ると 私は愛犬のリードをはずす。
もちろん、周囲に 他の人や犬がいないのを確かめてから。
だって、愛犬が怖がるんだもの。





「ペットの高度医療最前線」という雑誌の特集記事を読んだ。


CT、MRI、それに放射線治療。

25メートル温水プールでのリハビリ。

内視鏡手術。

人間顔負け?

逆に羨ましいカンジも?(苦笑)







帰り道。愛犬があそこで待っているのは、間もなくジョルジュ村に入る、という場所。
私がいつも愛犬をリードに繋ぐ場所だから。






「ペットにPET 年内使用解禁へ」という記事が先日新聞に出ていた。

(7月に入ってからだったと思う。。)

画像診断は 犬や猫などの診断や治療にも使われ始めている、
という内容だった。

日本動物高度医療センターというところでは、
MRIやCTを使って ムズカシイ手術もしている、ということだった。

ペットが高齢化しているので
癌・糖尿病・白内障 などの人間の中高年に多い病気が
ペットにも増えているからだとか。

そして 陽電子放射断層撮影(PET)も ペットへの使用が
国によって認められる予定なのだという。

私もやったことのない検査だ(苦笑)。

どこまでよくて どこから先が贅沢なのか?

愛犬の癌を経験しても 私にも答えは出ない。

愛するペットは 飼い主にとって かけがえのない存在であることは
知っているツモリだから。

けれど  
どんなに愛していても 相手はペットであることを 忘れないでいたい、
とも思っている。








今、愛犬は 
オッパイこそ 完全形ではないけれど
すこ~~しスリムになって、元気いっぱい!!!!!