ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

くうねる

2008-08-08 | 生ゴミ堆肥
「食う寝るところに、住むところ」と書かれいてたのは、
徒然草だったかな?

と思ったが、
よーく思い出してみたら落語「寿限無」だった(苦笑)。







昨日は、立秋。 ホントカヨ!? 
ビルの窓に映る雲は そうは言ってないゼ。






『ku:nel――ストーリーのあるモノと暮らし――』(→公式サイト
という隔月刊の雑誌があって、
9月号のテーマは「みどりの王国」となっている。

初めて買って読んだんだけど、
ぱらぱらとめくっているだけで
流れる時間が静かにゆったりとしそうな、
ステキな雑誌。

こちらに、
『「生ゴミ堆肥」ですてきに土づくり』の門田幸代さんが
寄稿なさっている。

「食べ残しや野菜くずが、ふかふかの土になる」(p34~39)。

なんでも、
生ゴミ堆肥づくりを続けていると、
「生ゴミってかわいい」と、宝物を見るような目になるらしい(笑)。





ていねいに図入りで 生ゴミ堆肥の作り方が見開きでわかりやすく書かれており、
今まで興味があっても
「・・・・・・、ねえ。」(爆)
と控えていた方に 
少し後押ししてもらえそうな記事になっている。

ベランダに、植木鉢と 植木鉢に残っている古い土とがあれば、
(1枚の土のう袋と 2個のレンガも使うけど)
台所から生ゴミが消えて 次々に 堆肥に生まれ変わる、
という魔法のかけ方が書かれている。







今年最初のオクラはクラさんからいただいたものだった。
クラさんちのキュウリとオクラ、我が家のミョウガと青紫蘇を刻んで、酢醤油で。
これにすりゴマと 焼き海苔をちぎって入れる。






生ゴミについての大事なこととして

腐った生ゴミは使わない(だって、臭いからね!)、

余分な水分はきる(一晩 新聞紙にくるんでおいたり ザルに上げておいたりネ)、

などのヒントも。



夏場の堆肥のタネは 
土4リットルと 米ぬか1リットルで作る。

これに、水は入れない。

と、本には書いてある。



『ku:nel』では 
土1リットルに 米ぬか0.3リットルになっている。

たぶん、市販の腐葉土でもできるはずだ。



夏は特に
冬に比べて発酵しやすいので
ラクチンなのではないかと思う。

虫の発生が気になるところだが、
水をよく切る、という事も それにつながってくる。

私のミズアブの幼虫も 水分が多過ぎたのがいけなかったらしい。

また 米ぬかの量は 冬の半分でいいらしい。

どうもこの辺、私は反対を行ってたみたいだ。。(汗)




虫対策として
モンデンさんは
「ハーブを」とおっしゃる。

私は
「それなら、ミントだ!」
と思って ミント・バスにした葉っぱを入れてみたが
効果は感じられなかった。



農村地帯の特性なのか?
私の住むムラは ものすごくコバエが居る。

初夏には、もう、気が狂いそうに、居る。

その割りには 土のう袋の周りをうろついているのが少ないのだが
もっと少なくできるだろうか?

とりあえず、ミントの香りでは 
コバエは寄ってこない、というわけにはいかなかった。



何か コバエが嫌う臭いがあるはずだ、と思う。

毎晩のようにお風呂に入れていた菖蒲を
刻んでザルに上げておくと
普段はプンプンしているコバエが
そこには寄って来ないのだから、
何か、いいモノがあるはずだ、と思う。

『ku:nel』の中で モンデンさんは
「袋のまわりにラベンダーなどハーブの束を置いたり、
 木酢液を薄めてスプレーするなど」
の予防策を披露してくださっている。

とにかく、袋の中の水分が多いと 虫の原因になるらしい。

確かに、
私の出窓の下の土のう袋は 風通しがよすぎて
袋の中身が乾燥してしまいがちで、

おかげでコバエは あまり寄って来なかった。

ただ 困ったことに 強い雨が降ると濡れてしまうので
土のう袋を
雨の日に洗濯物を干す屋根の下に移動したら
コバエが寄る。

乾燥すると 発酵の進みが悪いし
雨が降っても作業がしやすいしで
屋根の下、という作業場所に満足していたけれど、
コバエの季節は・・・ビミョー。

ラベンダーか。

ローズマリーはどうかな?(笑)







アンタも、暑いよね~え。






さて、かく申すワタクシは
去年は体調を崩している間に 
土のう袋ごと 家を足場で覆われてしまって
夏の堆肥作りはできなかった。

今年はいい調子で進めていたのだったが
例年通りながら 蚊が発生して、断念している。

虫刺されが恐いので(術側の腕)、という理由の他に 
痒いのが恐い、
あの、プ~~ンという蚊の音が恐い、
なにしろ、暑すぎる!
などと 甘ったれたことを理由にしているのだが。

蚊が減ったら また始めるからね。