ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

牛乳神話(2)

2007-08-27 | 食生活
私が定期購読する雑誌は 廃刊になることが多い気がする。

ようやく 購読にリズムがついてきたところで廃刊になった雑誌に
『日常茶飯事』(~食生活と健康を考える人のために~)
というのがあった。

うすっぺらで、軽くて、
片手に持って電車の中で読むにも適していたのに。

乳がんの術後で
「食生活と健康」に非常に興味があったら私だったから
読み始めたらどの記事も面白く、
バックナンバーも残っているものは全部取り寄せて
ひとつひとつ 読んでいたのに。






チャイニーズハット。
珍しい花木だったので、去年の衝動買い。






師匠が関係というか主催している
「フーズアンドヘルス研究所」(→コチラ)から出版されていた
『日常茶飯事』というのがそれ。

「牛乳神話」というタイトルも その中の記事から拝借した。

2003年の11号、「特集 牛乳神話を考える」がそれ。

(フーズ&ヘルス研究所、2003年10月20日、600円)

新谷弘実氏(→氏の公式サイトがあったよ!)の著作、
『胃腸は語る』(参考:2004年6月25日の記事)に言及したページもある。

確か、購読開始のあとに 購入したバックナンバーにあったものだ。

ショックを受けた記事の数々(汗)。







真ん中の膨らんでいるのが、つぼみ。
インド・ヒマラヤ原産の常緑小低木。
でも、去年の冬 屋外に置いておいたら 当地では葉が落ちた。






たとえば。

・牛乳はカルシウム摂取源として 有利な食品ではない。

・生理学的にも 牛乳は日本人に合わない。

・牛乳摂取の問題点:心の偏り。異常行動。犯罪。非行。それらの低年齢化。

・アテローム硬化、 がん、糖尿病、リウマチなどは 牛乳を飲むことによって
 かかりやすくなる。
 やめれば減っていく。







つぼみが開くと、こうなる。
耐寒性はない。去年の冬はあったかかったからなあ。






上にあった、「アテローム硬化」というのは。

人間の体内(37度)では
牛の体温(39~43度)で溶けていたものも固まってしまう。

そのことによって引き起こされる、
動脈の内側に堆積物がたまり、動脈内壁が狭くなること。

結果、血液の流れが悪くなる。

   臓器への酸素の供給が悪くなる。

   血管がつまって 脳梗塞・心筋梗塞の原因になる。

   乳管がつまって母乳が出なくなる。

のだそうだ。

大変だ!



その他、とにかく ≪ビックリ仰天!≫な話ばかりで、驚いた。





花が落ちたあとは、こんなふう。
これは、ガクなんだね。思わず、「ナス科だ!」と思ってしまった。
本当は、クマツヅラ科。





「牛に願いを」と頑張っている酪農家の方々には 
大変申し訳ない記事になってしまったが

日本人はやはり あまり牛乳や乳製品を摂り過ぎるのは
良くないと思える。

しつこいけれど これからも「牛乳神話」は
ボチボチと 書き続けるつもり。



前述の フーズアンドヘルス研究所のHPには
こんなコラムも見られる
 →「「牛乳神話」崩壊に期待する―ドクター新谷頑張れ!!」

ちなみに コラムの中に見られる「公開質問状」というのは
(→コチラ、ぜひご覧いただきたい)、
私が今年の新年に新聞紙上で見た記憶のある記事と同じようだ。
(あら、年末に見たのだったかしら。)

師匠の指摘にあったが
この質問状を見ると ますます牛乳が怖くなる(苦笑)。

昨日発見したばかりだが 
師匠のブログ(→コチラ)は 献立の参考になる。