ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Animalize / KISS

2018年05月07日 | ハードロック・へヴィーメタル

Animalize / KISS (1984)

1984年に発売されたキッス(Kiss)12枚目のオリジナル・アルバムのリマスター盤。当時「Double Platinum」だけ所有していて、それ以上にキッスに関心が無かった自分が、キッスをしっかりと聴き始めるきっかけになった今でも大好きな曲「Heaven's On Fire」が収録されているアルバム。ポール・スタンレー(Paul Stanley)がプロデュースを担当していて、ずっと後から知ったのだがジーン・シモンズ(Gene Simmons)はアルバム全体には関わっていないそうだから、実質ポールのソロ・アルバム的な面もあるのかな。

もちろんメイク無し時期の作品で、曲のテンポも速めで当時全盛だったヘアー・メタル的雰囲気が満載なのは時代のなせる業だろう。その為一部を除いてキッス本来のシンプルなロックンロールという面はやや隠れ気味。そんなこんなでなかなか評価はされにくい作品だろうが、カラッと明るくアルバムとしてまとまっていてなかなか聴き応えがある。ポールのヴォーカルはこの時代のメタルでもやっぱり存在感抜群。

その昔VHSでこの時期のライヴ映像が発売されていたが、MTV時代を反映してなかなか華やかでまとまりの良い作品だったと記憶している。DVDで発売はされていないようだが、何らかの形で公式映像化されないだろうか。

ブックオフにて購入(¥500)

  • CD (1998/9/1)
  • Disc : 1
  • Format: CD, Original recording remastered, Import
  • Label : Island / Mercury
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とんとん大魔王 @岐阜県岐阜市

2018年05月07日 | 岐阜県(岐阜)

名鉄岐阜駅の入口脇と言っていい場所にある焼きとん屋「とんとん大魔王」へハシゴで訪問。以前からそのチープな外観は目にしていたが入るのは初めて。まださほど遅い時間ではなかったが、ここに来る前にある程度呑んでいたので軽くひっかけようと店に入ってみた。店に入るなり大盛り上がりの先客の嬌声にひるむ。店主との会話からして常連客グループなのだろう、カウンターとテーブル席に跨ってかなり出来上がっているようだ。カウンターがほぼ埋まっていたので入口近くのテーブル席に座り品書きを眺める。どのみち長居はしないつもりなので「ハイボール」と「おまかせ5本盛り」という串を注文した。品書きには「ふわ(肺)」「Pとろ(首後肉)」など普段あまり聞かない珍しい部位も載っている。しばらくしてじっくりと焼きが入れられた串が届いた。

串の種類はこぶくろ(子宮)、がつ(胃)、しろ(大腸)、たん(舌)とあと1本(失念)。おまかせでこのラインナップってなかなかやるなァ。うち3本はたれで、2本は塩胡椒。どの串も焼き具合は上々。ただたれはちょっと自分には甘過ぎ、塩胡椒の方はやや強めか。もう少し素材の変化が分かり易い味付けだと嬉しいが…、にしても侮れない。これ他の各部位も1本づつじっくりと味わってみたい。店内にはチープなラジカセのような音でBGMが流れているが、件の先客らはそれを遮る程の大声で、ベロンベロン。値付けも安いし串もなかなかだったので、次はもう少し静かな時を見計らって再訪してみようっと。(勘定は¥980)

この後の記事はこちら (2)(3)(4

とんとん大魔王

岐阜県岐阜市長住町2-11-2

 

( 岐阜 ぎふ 名鉄岐阜駅 とんとんだいまおう やきとん とんやき とん焼き 焼きとん 焼鳥 やきとり 居酒屋 酒場 赤ちょうちん )

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鳥のちから @名古屋市千種区・今池

2018年05月06日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

呑み屋の多い今池とあって最近では早い時間から呑める店もいくつか出来たが昔からの店では多くない。そのうちのひとつ、広小路通沿いにある「鳥のちから(ちから)」。いつも2時頃から開いているのかな。仕事関係の展示会場から早めに解放され帰宅するだけだった平日のある日に寄ってみた。昭和9年(1934)創業(未確認)というからとても長い歴史がある。”朝挽き若鳥専門店”として三河地鶏を扱っているそう。カウンターと小上り席があり、この日はカウンターに先客1人。もう何皿も並べてビールをやっていらっしゃる。自分も腰を下ろしてさっそく酒をぬる燗で、それに季節もので「空豆」をお願いした。給仕の女性は「どん燗ですね?」と復唱。もうかなり年配の人じゃないと通じない場合も多いので普段は”ぬる燗”としか言わないが、久しぶりに”どん燗”って聞いた気がする(「大甚」の女将も言っていたっけ)。

銘の入った徳利と蛇の目の猪口が運ばれた。酒は看板通りなら「大関」。お通しは高野豆腐と山菜の煮つけ。燗つけの温度はお燗番によって違うし、いい加減な店も多いが、こちらはしっかりと”どん燗”。まだ明るいうちからの嬉しいひととき。すぐに空豆が運ばれる。出汁で茹でてあり、独特の香りと口当たりで春を感じる。昔はこの風味が大嫌いだったが…変われば変わるもの。しばらくして頼んでおいた「串焼盛り合わせ」も出てきた。ねぎま、砂肝、もも、血肝、皮、というラインナップ。たれで焼いた串は無い。どの種も小振りな切りだが焼きの調子は良く旨い。ひと口かじってグイッっていう幸せを繰り返し、追加を何にするか迷う。名物「ちからだんご」というものがあったので、どんなものかも全然知らぬまま注文。するとカウンターの上に置いてあった大皿に盛られたハンバーグ状のものを取り出し、温め直して調理を加えて出てきた。千切りキャベツが添えられたその皿はケチャップソースで味付けされていて、それ自体は旨いが正直言って日本酒には合わず。これはビールだったなァ。(勘定は¥2,300程)

この後の記事はこちら

 

朝挽き若鶏専門店 鳥のちから (ちから)

愛知県名古屋市千種区今池5-2-1

 

( 名古屋 なごや 今池 いまいけ とりのちから ちから酒場 焼き鳥 焼鳥 やきとり 鳥料理 居酒屋 酒場 老舗 )

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久野屋 @岐阜県多治見市

2018年05月05日 | 岐阜県(東濃・老舗)

前の週に家族と来たばかりの多治見市笠原町。ゆっくり廻れば面白そうな場所もありそうだと見当を付けていたので、次は1人で散策してみた。駐車場に車を停めて自転車で周辺をウロウロ。昼食に向かったのは麺類食堂の「久野屋」。とても趣ある建物で表側は商店となっている様子(何を売っているかは確認しなかったが)。暖簾のかかった扉を開けて中に入ると小さいテーブル席が6つ程並んでいる。小窓があってその奥が厨房になっているようだ。中の老齢の女将さんに声を掛けるとこちら側に出てきてテレビを点けてくれた(ちょっと音が大きいが)。事前の情報は無かったのが、品書きを眺めるとカレーやオムライスなどの洋食もある。迷ったが、この東濃地方に面白い”亜種”の多い「カツ丼」を頼んでみることにした。

テレビではNHKの朝の連続テレビ小説のダイジェストがやっていたが、ちょうどこの東濃地方を舞台とした昭和の物語でぎこちないながらもこの地方の方言が出てきて面白い。しばらくして主人が「カツ丼」を運んできてくれた。こちらの「カツ丼」はカツと玉ねぎをつゆで煮て玉子でとじたオーソドックスなスタイル。この地方でこれが出てくると逆に驚く(笑)。かつは薄めで三つ葉がのせられている。それに大根の味噌汁と水菜のミニサラダ、漬物3種、水菓子(オレンジ)が付く。つゆはやや甘めだがこの東海地方の麺類食堂では標準といっていいくらいの塩梅。しっかりめに煮てあるのでかつの衣も軟らかくなっていてそれはそれで旨かった。勘定をしてもらおうと立つと女将さんがコーヒーを運んできてくださった。ありがたく頂戴して改めて勘定してもらった。次は洋食を食べてみたいナ。(勘定は¥700)

 


 

↓ 有名な酒造「三千盛」(創業安永年間・1772~1781)もこの辺り。休日は開いていないので直接買うことは出来なかった。道を挟んだところにある大きな酒蔵にも風格がある。

 

 

 


 

 

久野屋

岐阜県多治見市笠原町神戸2156-2

 

( 多治見 たじみ 笠原町 モザイクタイルミュージアム くのや 大衆食堂 麺類食堂 うどん ラーメン 洋食 みちさかり 酒造 酒蔵 )

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美な毛 @岐阜県各務原市

2018年05月04日 | 岐阜県(岐阜)

以前に近くのフルーツショップ兼喫茶店「果実香」を訪れた時にすごく気になっていた喫茶店「美な毛(みなも)」。ゲンゴロウさんのブログにも載っていたので機を見て訪問してみた。何しろ違和感というかインパクトのある壁の”コーヒー・釜めし”の並列。でもこの地方の人間はコーヒーのモーニング・サービスに味噌汁や茶碗蒸しが出ても平気な人種なので(笑)、まるで当たり前のよう。店の外も、中に入っても昭和の喫茶店風情プンプン。でも奥には新しいテラス席もあるらしい。腰を下ろすがメニューが無い。昼だったが喫茶利用の人も多いのか、それとも「みなもランチ」と決め打ちの人が多いのか、給仕の女性に「メニュー見られますか?」と訊かれたのでもちろん見せてもらう。釜めしもいくつか種類があったが、中から「えび釜めし」を選択。待っている間にも次々と客が入ってきてあっという間に待ちも出る人気ぶり。客層はやはり年配の方が多い気がするが家族連れの姿も続々。人気あるんだなァ。

釜飯なので少し待って「えび釜めし」が運ばれた。「みな毛」と銘の入った釜が木製の台に乗っていて、小うどん、味噌汁、漬物も付いている。木蓋を開けると湯気ととも5~6尾の小海老と錦糸玉子がのぞいている。早速小さいしゃもじを使って茶碗によそう。海老の風味がご飯に移っているという感じではなく、釜めし自体は控えめな味付けで好み。茶碗一杯づつにぷりっとした小海老を1尾づつ配置して熱々をいただいた。ご飯は1合ほどあるだろうか。副菜もあるので満腹。旨かった。混んでいるので早く席を開けてあげないと…。(勘定は¥850)

この後の記事はこちら

 

喫茶&釜めし 美な毛 (みなも)

岐阜県各務原市神置町3-152

 

( 各務原 各務ヶ原 かかみがはら かがみはら みなも 美奈毛 喫茶 釜飯 洋食 モーニング ランチ 定食 )

コメント (2)
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The Roots Of The Doors / Various Artists

2018年05月03日 | ブルーズ

The Roots Of The Doors / Various Artists (2009)

タイトル通り、ドアーズ(The Doors)がカヴァーしたり、インスパイアされたオリジナル曲を集めたCD。ドアーズといえばやはりシカゴ・ブルーズを連想してしまうが、その他にもジャズやオールドタイムのロックンロールに影響されていて、自分の知る限り彼らが演(や)ったうち、かなりの曲が網羅されている便利な1枚。もとより好きなアーティストのルーツを探るのが大好きなのでこういう類の編集盤は数多く所有しているが、このレーベルのシリーズを購入するのは意外にも初めて。他にも色々なアーティストのルーツ音楽を収録した盤を発売しているようだ(このシリーズ、内容はいいのにアートワークがいまいち…)。収録曲は以下の通り。


01. Slim Harpo - I'M A King Bee
02. Little Junior Parker And His Blue Flames - Mystery Train
03. Muddy Waters - Don'T Go No Farther
04. Little Willie John - Fever
05. The Viscounts - Harlem Nocturne
06. Billie Holiday - Summertime
07. Bertolt Brecht - Alabama Song
08. Joe Williams' Washboard Blues Singers - Baby Please Don'T Go
09. Leadbelly - House Of The Risin' Sun
10. Robert Johnson - Cross Road Blue
11. John Lee Hooker - Crawling King Snake
12. Arthur 'Big Boy' Crudup - Rock Me Mama
13. Muddy Waters - Got My Mojo Working
14. Elvis Presley - Heartbreak Hotel
15. Muddy Waters - Close To You
16. Bo Diddley - Who Do You Love?
17. Chuck Berry - Carol
18. Robert Johnson - Me And The Devil Blues
19. Josh White - St. Jame Infirmary
20. The Shelton Brothers - Aura Lee
21. Sara Martin - Strange Lovin' Blues

ドアーズの面々はストーンズ(The Rolling Stones)らのブリティッシュ・インヴェイジョンの連中らよりは少しだけ若い世代に当たると思っていたが、調べてみたらジム・モリソン(Jim Morrison)はミック(Mick Jagger)と同い年だし、レイ・マンザレク(Ray Manzarek)に至っては3つも上。なので影響を受けているアーティストの面々が大して変わらないのも納得。でも米西海岸出身のドアーズだから、英国の連中が台頭してその音楽的影響を一般に披露してからはまだしも、それ以前はいくら自国の音楽とはいえ(特にブルーズは)ほとんど忘れ去られた状態だったはず。やはりどこにだって一部には好事家が居たということだろうか。もちろんそういう一世を風靡した英国のバンドに影響されてもいるのだろう(実際ゼムの「Gloria」とかもカヴァーしているしね)。どうしてジムがブルーズと違う07のような曲に関心を持ったのか分からないが、完全に自分達の物にしてしまった名カヴァーだった。

オークションにて購入(¥482)

  • CD (2015/5/19)
  • Disc : 1
  • Format: Import
  • Label : Imports
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橋本屋 @愛知県一宮市

2018年05月03日 | 愛知県(尾張)

久しぶりに愛知県一宮市の萩原商店街へ。ここは美濃路の宿場町「萩原宿」があった土地。規模は大きくないが、今も昔の面影を色濃く残す商店街が健在。その西の端にあたる「正瑞寺」の門前にあるみたらし団子や焼きそば、たこ焼きを売る店「橋本屋」へ。本当は趣ある店内でいただきたく中に入ったのだが、生憎もう店じまいを始めている様子だったので「大判焼」だけ買って帰ることに。すでに焼き上がったものを紙袋に包んでくれたのだが、しっかり熱々なのがうれしい。

「大判焼」(今川焼)はどこも大差ない型を使って焼いているので違いと言えば、生地の加減とあんこの味、量(時々えらくバランスの悪いものに当たることもある)。焼いたばかりだったのだろうこちらはしっかりめにカリッと焼き上げられていて、あんこはたっぷり。甘さはどぎつくないので皮と一緒に頬張ると、口いっぱいにあんこの甘さが広がって旨い。次は是非店の中で焼そばかなんかをいただきたいな。(勘定は¥90/個)

この後の記事はこちら (2)(3

 


 

↓ 「旧・村瀬銀行萩原支店」(大正8年・1919・建造)。外壁はとても綺麗に改修されている。和風の土蔵造りだが2階の上げ下げ窓が洋風。中は三方に回廊付きの吹き抜けになっているのだとか。今はどうなっているのかな。

 

↓ 「橋本屋」の並びにある印章屋「ハンヤ」(建築詳細不明)。木戸から店内から古色蒼然とした佇まい。以前に隣にあった肉屋が駅の方へ移転したので少し寂しくなった。

 


 

 

橋本屋

愛知県一宮市萩原町萩原17

 

( 一宮 いちのみや 萩原 はぎわら 萩原商店街 はしもとや たこやき 焼そば やきそば 大判焼き かき氷 みたらしだんご 近代建築 萩原宿 銀行建築 )

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孫六 (2) @岐阜県関市

2018年05月02日 | 岐阜県(中濃)

仕事上の付き合いの4人で関市の「孫六」へ。予約を入れてくれた方は関の鰻にご執心とみえて、この辺りで店の設定をお願いすると必ず鰻屋だ。それほど名が知れた関の鰻。同じく鰻で有名な多治見市と同様に火を扱う仕事(鍛冶、陶窯)で滋養の為だとか、寺が多く門前町でのハレの食べものだったなどの由来が言われている。どちらも蒸さない地焼きで濃くて甘めのたれ。それでもやはり各店によって特徴があり、自分なりの拘りを述べる人も多い。ここ「孫六」は以前は関市のメインの商店街に近い小さく鄙びた店だった。若い頃に何度か入ったことがあるが、老齢の主人が扇風機を使って炭の炎の調節をしていたことを思い出す。

この日は注文もお任せだったが、知人が店の人に「普通」のうな丼と「上うな丼」の違いを訊くと、ごはんは変わらず、大きい鰻を使用しているということだったので、全員「上うな丼」にして「肝吸」を付けてもらった。ほんの少しだけ仕事の話をしながら談笑していると「上うな丼」が登場。一面に盛り付けられた鰻は、代が替わってもしっかりめの火入れという焼き方の特徴は変わらない(これは好みがあると思う)。焼きは強めでもふわっとした焼きあがりで、やや甘めのたれ。”上”だからか切りも大きく旨い。たれが少し多めなのは以前と変わらない。山椒はすり鉢で自分で挽くことも出来るようになっていて、鮮烈な香りがするものを使えて嬉しい(山椒好きなもので)。「肝吸」はしっかりと大きい肝が入っているし、高騰の為か最近ケチる店が多くなった守口漬がちゃんと2切れ添えてあったのもイイ。やっぱり鰻には守口漬だよなァ。

以前の記事はこちら

 

うなぎ 名代 孫六 (まごろく)

岐阜県関市平和通4-5-1

 

( 関 せき まごろく 炭火・地焼 うなぎのまごろく まごろく 鰻丼 うなぎ丼 鰻丼ぶり 刃物のまち 関の孫六 刀匠 )

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住よし JR千種駅ホーム @名古屋市千種区・千種

2018年05月01日 | 名古屋(千種区・守山区)

「住よし」と言えば名古屋駅のホームに店舗を多数出店している”きしめん”で有名な立ち食いそばの店。他所の土地から名古屋に辿り着くとよほど魅力的に映るのか「ここのきしめんが最高」なんて戯言を言う人も多い。ま、確かにあのシチュエーションで食べるきしめんが(特に寒い時期は)旨いには違いないが。実はこの「住よし」、千種駅のホームにも出店している。しかも名古屋駅の在来線ホームにある店と同様にお酒も扱っていて、ちょっとの時間を見つけて一杯やる人も多いと聞く。この日はこの千種駅に降り立った訳では全然ないのだが、仕事が予定より早く終わり、駅の目の前に居たのでわざわざ入場券を買ってホームにまでやってきた(←阿呆)。

ホームに降り立つと、思ったより端の方に「住よし・千種駅ホーム」があった。店舗の入り口に券売機があり、そちらでチケットを買ってから中に入る(反対側の中にも券売機あり)。電車通勤をしたことがないのでこんな機会はめったにないとワクワク。券売機にはしっかりとお酒がラインナップ。しかも生ビールから黒ビールから生貯蔵酒からチューハイからと意外なほど種類が多い。おつまみもきっちりと色分けされたボタンがあり、×マークのものもあったが15種類位あるようだ。いいねェ。そこで「特別純米酒」とつまみの「かき揚げ」をポチッと押してチケットを取り中へ。

中は忙しい時間を外していたこともあり男性店員1人で回していた。券を差し出すとすぐに酒を冷蔵庫から取り出しプラスチック枡の中に入れたグラスに注ぎこぼしてくれる。銘柄は安城市「神杉」の冷蔵酒。つまみのかき揚げは店内で揚げたかき揚げにつゆを足し、大根おろしと刻みネギが加えられる。いわゆる”ヌキ”というやつ。つゆは濃いめ。もちろん麺類で使うつゆそのままだろう。サクッとしたかき揚げがすぐにクタクタになっていく。これをちょこちょこつまみながら呑む酒はなかなか。途中で一味唐辛子を振ったりして楽しんだ。よく見るとおでんなんかもあるようだ(中で会計出来る)。こんな所が通勤途上にあったら頻繁に寄っちゃって大変だ(笑)。本当は囲われていない方がいいんだけれど冬は寒いか…。次にこの駅を使うことがあったらまた寄ってみようかなァ。(勘定は¥610、入場券¥140)

この後の記事はこちら

 

名代きしめん 住よし JR千種駅ホーム

愛知県名古屋市千種区内山3-24-8

 

( 名古屋 なごや 千種 ちくさ 千種駅 JR千種駅 ホーム 立ち飲み 立飲み 生ビール すみよし きしめん 名駅 新幹線ホーム 駅飲み )

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