ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

名盤探検隊:Discover America's Hearts & Spirits " Rockin' Beats" / Various Artists

2018年05月15日 | クラシック・ロック

名盤探検隊:Discover America's Hearts & Spirits " Rockin' Beats" / Various Artists (1998)

本秀康のイラストでおなじみのワーナーの名盤探検隊シリーズ(※現在は「新・名盤~」)。一般的には知名度が高くないアーティストも含めた隠れた名盤をCDで発掘していくこのシリーズ。こちらは”アメリカの心と精神を発見”と副題を付け、そこでCD化されていたアルバムの中から選りすぐった18曲を収録しているサンプル盤的な1枚。

先頭のポール・バターフィールド・ブルースバンド(The Paul Butterfield Blues Band)の小気味良いブロウから始まり、自分の大好きなデラニー&ボニー(Delaney & Bonnie)や、ジェシ・エド・デイヴィス(Jesse Ed Davis)を含む有名無名の曲がコンパイルされている。元々”発掘”がコンセプトのシリーズなので全然聴いたことのないアーティストも多い。

このシリーズに選抜されているアーティストに特定のオリジンが存在する訳ではないし発表年もまちまちだが、70年代らしさというか、音の感触、雰囲気がどことなく似ているところがあり、派手ではないものの滋味深い味わいのするアーティストばかり。よってこのアルバムを聴いても寄せ集め的なちぐはぐさは少なく、まとまっていてアルバムとしてもなかなか心地良い。もう死語かもしれないが”レイドバック”したロック。正直若い頃はピンとこなかったこれらの音が聴けるようになったのはディラン(Bob Dylan)やザ・バンド(The Band)を聴くようになってからかな。

オークションにて購入(¥660)

  • CD (1998/12/23)
  • Disc : 1
  • Label : イーストウエスト・ジャパン
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スギモト本店 (2) @名古屋市中区・伏見

2018年05月15日 | 名古屋(中区 老舗)

御園座での観劇の前に創業明治33年(1900)という老舗精肉店「スギモト本店」に寄る。幕間の弁当をコンビニで買うのはつまらないし、御園小町で何か買うことは出来るだろうが、ギリギリの時間に行ってひょっとして大混雑だと嫌だなとこちらで先に買うことに(実際並んでいた)。弁当の売り始め時間も10時と早いし、歩いてもそうかからないので便利。店に入るとまだ弁当は並んでいなかったが「今出来ました!」とこれから並べるところだったようだ。高級弁当もあるが、比較的安価な弁当も揃っている。やはり牛肉をすき焼き風に味付けした弁当が多い。ふと目に付いたのは「黒毛和牛とチキンの玉子とじ弁当」。値段を見るとワンコイン+税とかなり安い。大きさも小さめでちょうどいいやと買ってみた。いつもなら弁当にはお茶を付けてくれるはずだが、無かったのは値段が安い弁当だったからか。

新御園座では歌舞伎座のように座席での飲食が可能なので、幕間に自分の席で弁当を開ける。歌舞伎座の席と違い足元の広さにかなり余裕があるのでまことに快適。弁当はさすがに安価だけあって牛肉の量は少なく玉ねぎと一緒に調理された肉片があるのみ。甘辛く味付けされているがさほど濃い味付けでなく食べやすい。錦糸玉子が敷かれていて刻み海苔は別パックで付いていた。出来てからそう時間は経っていないのでご飯に温かさも残っている。値段から入っているので想像通りの内容と満足度だが、やっぱり観劇っていちおう”ハレ”の日だから、次はもう少しお高い弁当を選ぼう(笑)。後から知ったのだが、あの「キュルノンチュエ」ってスギモトがやっているようだ。こちら本店でも買えるのかな。(勘定は¥540)

以前の記事はこちら

この後の記事はこちら

 


 

↓「THE CONDER HOUSE(旧・名古屋銀行本店)」(昭和元年・1926・建造)。最近ウェディングやレストランのスペースとして生まれ変わった。中を見られるチャンスと思い扉を開けたが、エントランスからいきなりレストランになっていて中を見て回ることは出来ず。再生はめでたいが、それはそれで何だか淋しい話。

 

 

 


 

スギモト本店

愛知県名古屋市中区栄3-1-35

 

( 伏見 ふしみ 御園座 みそのざ スギモト 杉本食肉産業 松阪牛 黒毛和牛 名古屋コーチン すき焼 すきやき 弁当 近代建築 銀行建築 鈴木禎次 コンダーハウス 河文 )

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