ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

ちから (2) @名古屋市千種区・今池

2019年05月14日 | 名古屋(千種区・守山区 老舗)

呑み屋が多い今池では、昼から呑める店も何軒かあるにはあるが、やっぱり落ち着いて呑めるのはここ「ちから」。この日は昼過ぎで吹上ホールでの仕事が終わり、後は帰るだけだったので今池で降りて、歩いて店へ向かう。暖簾をくぐるとまだ日が高い時間にも関わらず、カウンターも小上がりもしっかりと客で埋まっていた。もちろんみんな酒が入っている。さすが。カウンターの開いている席へ腰を下ろし、表の立て看板に出ていた「晩酌セット」なるものをお願いした(晩にはちょっと早いが…)。”焼鳥3本”か”鳥の日替り刺身”か選べたので刺身で、飲物は”酒一合”を選択。燗をつけてもらった。

すぐに口取りの小皿が用意される。この日はひじきの煮物とかぼちゃの煮付け。酒は「大関」。”ちんちん”の熱燗で出てきた。口取りをつまんでいると、まず「晩酌セット」の”小皿一品”が出てきた。こちらは胸肉と千切りキャベツ。上からゴマドレがかかっている。最近かなりの頻度でこのゴマドレがかけてあるものに出会うが、嫌いではないものの、ちょっと辟易してもいるので最初からかけずに出てきてくれると有難いんだけれど…。メインの方はささみの炙り、胸肉の刺身、皮付きのもも肉の3種。醤油と山葵で、添え物の貝割れ大根と共にいただく。軟らかい中にもそれぞれ独特の歯応えがあり、しみじみと旨い。こちらは鶏料理以外の酒肴も旨いので「下足のみそ和え」と酒(今度はひやにしてもらった)を追加。もちろん味噌は八丁味噌ベース。上から胡麻が振ってある。軟らかだがプリッとした歯応えも残っていて旨い。添えてあるワカメも挟みながら美味しくいただいた。(勘定は¥2,000程)

以前の記事はこちら

朝挽き若鶏専門店 ちから (鳥のちから)

愛知県名古屋市千種区今池5-2-1

 

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