ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

久松屋 @岐阜県岐阜市

2017年04月29日 | 岐阜県(岐阜)

ある雨の夜、岐阜市内で用事を済ませた後にどこかで食事をと思ったが、平日なのでもう続々と閉店する時間になってしまった。雨も降っているし、居る場所から近くでどこか、と考えて思い出した沖ノ橋町の麺類食堂「久松屋」へ。辺りは住宅ばかりなので暗かったが、辻にあるこの店は暖簾が掛かって灯りも点いていた。店のすぐ横に数台停まれる駐車場もある。暖簾をくぐって中に入ると、入ってすぐのテーブル席に座っていたスーツ姿の男性が「こちらへどうぞ」と自分の座っていたテーブルの相席に招くので座ったが、この人ただの酔っ払いのようだ(苦笑)。正直ちょっと鬱陶しかったが、腰を下ろしてしまった手前、そのまま壁の品書きを眺める。遅い時間だが先客は3組。みんなお酒付きで羨ましい。テーブル席3つと小上がり席2つのこじんまりとした店だがとても綺麗にしてあり、年輩のご夫婦で賄っていらっしゃるようだ。麺類、丼ぶり、和洋中、揃った品の中から気分で「かつ丼」を注文。テレビを見ながら大笑いする目の前の酔っ払いリーマンを無視しつつ調理を待つ。

他の客に運ばれていく定食や焼きそばも旨そうだなァと指を咥えていると、しばらくして背後の厨房から「かつ丼」が運ばれた。オーソドックスな”かつ煮”タイプ。玉ねぎの量は多め、かつの厚さは薄めでしっかりめに揚がっていて、上には刻み海苔がのっている。お腹が減っていたので漬物を挟みながら熱々をワシワシと一気にかき込んだ(早く酔っ払いから離れたいから?・笑)。品書きには「特製ドライカレー」や「オムライス」なんかもあってとても気になる。次は絶対に洋食を、と席を立ち、主人と酔っ払いの「ありがとうございましたー」の声に送られて(笑)、店を出た。(勘定は¥650)

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久松屋

岐阜県岐阜市沖ノ橋町2-23

 

( 岐阜 ぎふ ひさまつや ひさまつ屋 麺類食堂 大衆食堂 洋食 丼ぶり ランチ オムライス 中華そば )

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