ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

庭園レストラン ヒーロ(大衆食堂) @岐阜県岐阜市 (※閉店)

2017年04月01日 | 岐阜県(岐阜)

創業はいつか知らないが、ずっと前からある岐阜市北一色の大店(おおだな)のレストラン「庭園レストランヒーロ」。そこに庭園を望むレストランとは別の入口の大衆食堂があると知ったのはまだ最近のこと。ある晩に近くに居たので、確かめがてら行ってみた。大きな建物と広い駐車場、それに煌々と照らされている看板が思い切り”昭和”を感じさせる。正面はそれらしい大きな玄関なのだが、向かって右へ行くと確かに別の入口がある(中はもちろん繋がっている)。ちょうどタクシーの運転手さんが入っていくところだった。自分も後から中へ。中へ入ると広い厨房の一角にカウンターとテーブル席があり、惣菜の入ったセルフのショーケースやおでん鍋も見える。給仕はおばちゃんが3人。奥にコック・コートを着た人が見えるので厨房はレストランと兼用なのかもしれない。時々、スピーカーを通して注文も入っている様子。

カウンターの上に品書きの短冊があり、こちらはカレー、ラーメン、丼ぶり、うどん、という庶民的なラインナップ。値付けも随分と安い。その他にも平日夕方からの値打ちな品書きもあり、なかなか面白そう。同一店内でこういう分け方をするのも珍しいなァ。おばちゃん曰く、レストランのメニューも注文出来るよとのこと。この日はご飯ものが食べたかったので「かつ丼」を注文した。周りは先ほどの人とは別のタクシー運転手さん、2本目のビールに突入している労働者の方、家族連れなど様々。駐車場も広いし値付けも安いし通し営業だし、働く人には使い勝手が良いんだろう。

もの珍しくキョロキョロしている間に知らないうちに自分の「かつ丼」が出来上がっていた(どこで作っていた?)。蓋付きのプラスチック製丼ぶりで出てきたかつ丼は、岐阜で出されると逆に珍しく感じてしまう、玉子でとじたかつ煮タイプのオーソドックスなもの。ざっくりとカットされた玉ねぎととじてあり、かつは肉厚で大きさも充分。値付けは安いが旨い。漬物を挟んであっという間に完食。次は平日夜限定の焼きそばか、おでんやどてで一杯やりたいなァ。(勘定は¥550)

この後の記事はこちらこちら

 

※平成30年3月末を以って廃業されました

 

庭園レストラン ヒーロ

岐阜県岐阜市北一色3-10-17

 

( 岐阜 ぎふ 北一色 きたいっしき きたいしき ひーろ 大衆食堂 麺類食堂 おでん 丼ぶり カツ丼 かつ丼 )

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