ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

二見屋 @岐阜県美濃市

2017年04月11日 | 岐阜県(中濃・老舗)

岐阜県美濃市で、まだ昼食にはちょっと早いかなという時間。でもこの後に仕事があったのでここで食べておかないと当分食べられないとぴう微妙な感じ。普通ならコンビニか、チェーン店で済ますところ。でもどうしても足が向かない自分が車で走っていると、回転灯が回り、暖簾の掛かった食堂を発見(ちなみに中部地方では営業中を知らせる回転灯が一般的)。ウロウロして駐車場を探し、店の脇の路地奥に見つけて車を停め、店に入ってみた。建物が綺麗だったので古くないのかなと思ったが、外看板には「創業大正13年」(1924)の文字。店先には色の褪せた食品サンプルも飾ってあった。中に入ると厚い木材で作られたテーブルが2つと小上がり。綺麗だが少々雑多な店内には女将さんひとり。自分が入ってきたことが意外だったようで(笑)、食事出来るか尋ねると慌ててテーブルの上を片付け始めた。準備出来ていなくても早めに暖簾を掛けて回転灯を点灯させるんだとか。壁に貼られた短冊に書かれた品書きから「オムライス」を注文。のんびりした感じで調理が始まった。

テレビを見ながら待っていると「オムライス」が登場。平皿に盛られたオムライスは綺麗な紡錘形をしていて、ちゃんと下まで玉子が巻かれている。中のライスは色濃いが、味付けは薄めのチキンケチャップライス。若干玉ねぎを炒め過ぎて焦げ目があるのはご愛敬。ケチャップは少なめの量が線状にかけられていた。これに胡麻ドレッシングのかかったサラダが付く。時間の都合もあるが、どのみち早喰いなので、あっという間に皿を綺麗にして勘定してもらう。次は中華そばかカツ丼かな。(勘定は¥650)

 


 

↓ うだつの上がる古い町屋が並ぶ通り。平日だとこのように人影も車もまばら。

 

↓ 街の外れで見つけた洋風の下見板張りの建物。近づいてみると一部窓の木枠が残っていて年季が入っていそうだったが詳細は不明。

 


 

二見屋

岐阜県美濃市広岡町2559

 

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コメント
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