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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

一福食堂 @愛知県豊橋市

2017年09月15日 | 愛知県(三河)

豊橋駅の駅近くの食堂に入って一杯。この日は日曜日で、豊橋駅近辺にて以前から目当ての立飲み酒場は残念ながら休業日。そこでせっかくの車無しの休日を更に充実させるべく(笑)、無理やり昼呑みを敢行(仕事の電話、かかってきませんように…)。入ったのは駅から出てすぐ(ビルの壁面に看板も見える)の「一福食堂」。創業は昭和25年(1950)だとか。ちょうど昼時だったのだが、店に入ると名鉄の制服を着た客が何人か。小上がり席もあったが厨房近くの一番奥のテーブル席に案内された。品書きを見て、まずは酒を一合、冷や(常温)でお願いする。つまみは軽く「味噌こんにゃく」。ほう、こちら鰻や寿司もあるんだねェ。

出てきたのはちょっと一合は入らないかなーという細身の徳利とガラスコップ。コップに注いでチビチビとやる。銘柄は何か知らないがグッとくるクラシックな味わいの酒。「味噌こんにゃく」は三角形のこんにゃくに串が刺してあり、三河地方なのでもちろん八丁味噌(豆味噌)仕様。味噌がちょっと冷たい。テーブルの上に置いてあった山椒を振って酒の伴とした。その頃にはだんだん客も増えてきて、厨房は調理の主人と給仕女性2人がフル回転。

豊橋では豆味噌を生産する老舗がある岡崎が近いからなのか「豚汁」を定食として出す古い食堂が何軒かあることを確認していたので、こちらでもしっかり品書きに書かれていた「豚汁」を追加。大きめのプラスチック椀に入れられた「豚汁」は色のわりに意外とあっさりとした飲み口で、具材はさほど多くなかったが、ちょうどいいつまみ兼締めとなった。こういう、メシにでも、呑みにでも使える店は貴重だなァ。(勘定は¥950)

 

 


 

 ↓ 豊橋駅の西側を少し歩くとある「サーラ住宅旧事務所(旧・豊橋瓦斯株式会社)」(昭和5年・1930・建造)。現在は使われていない様子。軒下の細かい細工や角のアールが素敵。

 

 


 

 

食事処 一福食堂

愛知県豊橋市大橋通1丁目87

 

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