一時期、臨時休業が続いていて数度振られていた昭和区高辻のレストラン「おうぎ亭」。でも社名の入った車が走り回っているのを目にしていたので再開するだろうとは思っていた。3月に入って営業再開を確認。昼時にバスで店へ向かう。店に入ると、時分どきとあってサラリーマンや近くの工場の作業員と思われる客で満席。高齢の女将さん(多分)が「どこでもいいで相席で座って待っとって。」と仰るが、これがなかなか座り辛い(苦笑)。年配の方が1人で座っているテーブル席で声を掛けて座らせてもらった。しばらくして入口近くの席が空いたので移動。それでもまだ後から後から客が入って来る。女将さんは同じようなことを告げるが、やっぱりみな逡巡している。働いている方には申し訳ないが、こちとら折角の休みなので「ハンバーグステーキ」の単品と「中瓶ビール」をお願いした。
冷たいビール(サッポロ黒ラベル)を付き出しの「里芋のそぼろ煮」でやりつつ出来上がりを待つ。しばらくして「ハンバーグステーキ」が登場。ふっくらと盛り上がったハンバーグは目玉焼き付き。付け合わせはポテサラ、千切りキャベツ。ナイフを入れると肉汁が”溢れない”好みの感じ。マイルドな味わいのソースで口当り軟らかく、旨い。これでもなかなかの大きさのハンバーグだが、メニューにはまだ「ジャンボハンバーグ」なるものもある。一体どんな大きさだろう。
この辺りで自分のテーブルも相席に。快く了解したのだが、4人掛けで2人だったら普通相席は斜(はす)に座らないかな。正面に座られたので食べていると顔が近い…。リーマンはスマホ片手に食べる人が多いので、おのずと回転が悪くなり待ち客も多くなってきた。それにしても人気があるなァ。厨房の様子は全く見えないが、何人で調理しているんだろう。
単品だったのでもう一品食べてみたかった「ビーフシチュー」を追加。単品あるあるで今度は別皿のサラダが…(笑)。ポテサラ、マカサラ、千切りキャベツ、トマト、きゅうりとこっちの方は盛り沢山。そしてメインの「ビーフシチュー」が到着。陶器の深皿に盛られていて、普通イメージする汁物ではなく、肉。カットされ濃いデミソースを纏った塊がゴロッといくつも。古いレストランでは稀にこういうのに出会うが気分が上がるなァ。脂身もある部位で食べ応えがあり、まるでステーキを食べているよう。旨いし、これでこの値段は安い。こちらの付け合わせは、さやえんどう、ケチャップ味のスパゲティ、平たい形のフライドポテト。肉も喰ったが野菜も沢山喰った(付け合わせもサラダも全て平らげた)。お腹いっぱい。もう夜は抜きで。(勘定は¥2,450)
和風レストラン おうぎ亭
愛知県名古屋市昭和区白金3-21-14
( 名古屋 なごや 高辻 たかつじ おうぎてい 扇亭 レストラン ハンバーグ ビーフシチュー 洋食 ランチ 定食 セット 丼物 スパゲティー )
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