ある雨の日に車で向かったのは岐阜市則武にある蕎麦屋「利一」。店に到着すると手前の駐車場はいっぱいだったので、道を挟んだ別の駐車場に車を停めた。店内はテーブル席が2つに小上がり席が2つ。それに壁に向かったカウンター席が数席分ある。1人だったのでカウンター席に案内された。創業がいつか知らないが建物は古くない。店は年配の夫婦でやっていらっしゃるのかな。お願いしたのは「天ざる」。「天もり」というのもあったが違いは不明。壁を向いて(←これ苦手)出来上がりを待った。
しばらくして「天ざる」が出来上がった。天ぷらはたっぷりで、中サイズの海老天、きす、人参、さつま芋、茄子、ブロッコリー、かぼちゃ、しめじと豊富。脇にピンク色の塩が置かれている。これ蕎麦前にしたいナ。蕎麦はせいろに盛られていて、上からもみ海苔が沢山かけてある。刻み青ネギと山葵は別皿に。つゆは徳利にはいっている濃いめの辛汁。時々出会う丸っこい感じの口当たりの蕎麦切り。どういう風に切って茹でたらこういうのになるのかな。麺量は少なめだが天ぷらが多いので値付けは安いだろう。海苔が沢山なのでやや啜り辛いし、蕎麦を味わうにはややうるさいかな。蕎麦と天ぷらを平らげ、少しとろみのある蕎麦湯をいただいて勘定してもらった。(勘定は¥1,350)
そば処 利一
岐阜県岐阜市則武西1-22-8
( 岐阜 ぎふ のりたけ りいち 蕎麦処利一 蕎麦処りいち 蕎麦 そば切り 天麩羅 天婦羅 てんぷら )
天ぷら盛りだくさんですから。
素朴な日本そばは時々無性に食べたくなります。
特に夏はそうですね。
東北だと、山形がそば処です。
しかし、定食になると、「ざる」と「もり」の値段に差が無いのが不思議ですね~。
>時々出会う丸っこい感じの口当たりの蕎麦切り
押出し製麺機を使っているんでしょうか?
昔は親に蕎麦屋へ行くって言われると「えーっ?」てなもんでしたが、歳をとると
自分から行くようになるんですから不思議なものです(笑)。
>「ざる」と「もり」
そうでしたか。品書きを見ただけでは分からなかったのかも(記憶曖昧)。でも自分はあまり
詳しく調べて行かないし、”ざる”でも海苔がのっていない店もあるし、そもそも両方ラインナップ
していない店も多いので色々でややこしいですよね。
自分は基本的に冷たい蕎麦に海苔は要らないです。花巻は大好きですけれど。こちらのように沢山、
しかももみ海苔だと味もなかなかに支配的で興味深かったです。
>押出し製麺機
蕎麦ではあまり聞いたことがないので、多分手切りだとは思うのですが、切り方とか刃の厚さとか
時間の具合で変わったりするのかな。