ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

いこい @岐阜県恵那市 (※移転)

2022年11月29日 | 岐阜県(東濃)

行楽日和の晴天下、バイクで昼食に向かったのは岐阜県恵那市の国道19号線沿いにある「いこい」。以前から19号を通る度に気になっていた長崎チャンポンの店だ。創業は昭和43年(1968)。店が開店する少し前の時間に到着した。バイクを降りて小休憩。峠の途中にある店舗の裏には素敵なせせらぎが流れている自然深い立地(写真下)。

主人が表に暖簾を架け開店。店の前には貼紙がしてあり、”店舗の立ち退きの為、12月18日で営業を終了する”とのこと。まだ初訪なのに多分これが最後の機会か…。昭和のドライブイン風情の店内には土間にテーブル席が5つ、小上がり席が2つ程。年配のご夫婦でやっていらっしゃる。すぐに外の駐車場に続々と車が停まり、あっという間に満席になった! 外看板には”焼肉”なんて文字も見えたが、店内に貼られた品書きは定食が野菜炒めと唐揚げの2種類ある以外は「ちゃんぽん」「皿うどん」「辛味麺」のみ。店内ポスターに”本場長崎よりおいしい!”とあった「長崎ちゃんぽん」をお願いした。

少し待って「おまちどうさま。」と鉢に盛られた「長崎ちゃんぽん」が運ばれた。アタマの具材は、もやし、キャベツ、ピーマン、人参、桃色の縁のかまぼこ、そして豚肉と小海老といったところ。普通盛でもこんもりとたっぷり。白濁したスープの下に黄色っぽい色の麺が隠れている。早速したから麺を手繰り出す。つるんとした麺肌のストレート太麺。アタマの野菜などは炒めが少なめなのかシャキシャキとした口当たりが残っている。もやしの量が多くて麺と同じくらいあるような印象だ。スープは濃くなくあっさりとした感じ。いい塩梅だが忙しいからか、それともアタマの温度が低いからか、少しぬるいのが残念。もう少し熱いだけでだいぶ印象が変わると思うんだけれど。多い量のアタマも難なく胃袋に収めて後客に席を譲った。皿うどんも食べてみたかったが、さすがにもう一度機会は作れないかなァ。(勘定は¥800)

 

 

本場長崎の味 長崎チャンポン いこい

岐阜県恵那市長島町中野1269-156

※令和4年12月18日を以って閉店されましたが、移転して営業再開されたそうです(令和6年3月現在)

 

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コメント (2)
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