ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

The Power To Believe / King Crimson

2022年11月01日 | プログレッシヴ・ロック

The Power To Believe / King Crimson (2003)

2003年に発売されたキング・クリムゾン(King Crimson)の13枚目のオリジナル・アルバム。そして目下のところ最終のオリジナル・アルバムということになる。この時期のメンバーは、ロバート・フリップ(Robert Fripp)、エイドリアン・ブリュー(Adrian Belew)、トレイ・ガン(Trey Gunn)、パット・マステロット(Pat Mastelotto)の4人体制。御大フリップ翁が標榜していた「Nuovo Metal(ヌーヴォー・メタル)」というへヴィーなスタイルの完成形だそう。バンドはこの前にインダストリアル・バンドのTOOLらとツアーもしており、そういう方向性に突き進んでいたのだろう。

確かにギターの音色が歪んでへヴィーなのと、対比するかのように訪れる静寂が独特の雰囲気を醸し出していて、このメンバーでのクリムゾン作品としては異質なところも感じられる。02「Level Five」なんかは以降のライヴでずっと演奏されているニュー・スタンダード。フリップ翁もかなりお気に入りの様子だ。クリムゾンの影響を受けたであろうTOOLのサウンドと質感が似ているのは、あのフリップ翁が逆に彼らの影響を受けたということなのだろうか。前述の異質な客層の中でのツアーで若い聴衆にどう評価されたのかが気になるが、そのあたりは作品としては残っていないようだ。面白そうなのにナ。

amazonにて購入(¥732)

  • レーベル ‏ : ‎ ユニバーサルミュージック
  • ASIN ‏ : ‎ B00007K5C1
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
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パティスリー・プレール @名古屋市中川区・高畑

2022年11月01日 | 名古屋(熱田区・中川区)

娘の買物に付き合った際に、ケーキ屋に行きたいというので目当ての店まで行くと臨時休業。さてどうしようかとその場で検索して向かったのは中川区の高畑と中島の間あたりにある「パティスリー・プレール」。後から知ったが先日2人で行った洋食屋「プチグリルサトー」のすぐ近くだった。看板に”depuis 2001”とあるので2001年の創業だろう。店にはイートイン・スペースもあるようだが、コロナ禍第7波の真っ最中だったので休んでいるようだ。ショーケースや棚には生ケーキや焼菓子がずらり。店内に立っている女性店員だけでも数名居るところをみるとかなり人気のようだ。購入したのはケーキを5点と、なぜか娘が取引先に持っていくという贈答用の焼菓子詰め合わせ(←俺が払うのか!苦笑)。

帰ってから自分がいただいたのは、たしか「クレメ・ダンジュ」というチーズ・ケーキ(名前は不正確かも)。陶器のカップに入っていて布?で巻かれているという凝った品で、中には白いふわふわのチーズ・クリーム。下には木苺のソースとスポンジ台というもの。濃いコーヒーを淹れていただく。チーズ・ケーキとしては珍しい食感で、優しい酸味と木苺のソースがよく合って旨かった。妻と娘は「いちぢくのタルト」やマンゴーを使ったケーキ、苺のムースなんかを食べていた(はず)。また何かの機会があったら寄ってみよう。(勘定は¥5,000程)

 

PATISSERIE PLAIRE (パティスリー プレール)

愛知県名古屋市中川区草平町1-7

 

( 名古屋 なごや ケーキ 洋菓子 焼菓子 パティスリー 喫茶 テイクアウト 持ち帰り )

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