一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

ワールドカフェ方式の意見交換会を開催

2020-02-07 08:27:50 | 日記

立春をむかえ、暦では春になりましたが、やっとというか今年最初といっても

いいような寒波が襲来し、本来の冬の寒さを実感しています。

節分の日には、地元「弘西寺」節分会があり、今年初めて檀家としてご案内を

いただきましたが、陸前高田、気仙沼市との三市交流会があり残念ながら欠席となりました。

三市交流会では、今回の幹事市が陸前高田ということで、新しくできた「震災復興記念館」

の視察や、陸前高田教育長の震災時からの子供たちに関する講演など中身の濃いものとなりました。

例年通り、視察・講演会の後に交流会が開催されましたが、昨年厳しい選挙戦の影響か、

揃ってあいさつに立った、市長と議長の関係が非常に気になりました。

 

私どもの市議会と大きく違うのは、市長派と反市長派が9人対9人と拮抗していて、

かなり議会対応が大変であるということです。私から見れば、逆に緊張感が高く、

やりがいがあるのかなと思いながら、高田で市議を務める友人から話を聞きいていました。

 

一関市議会では、現在「議会改革」に取り組み、最後の大きな山である「議員定数」

「議員報酬」「政務活動費」について議論を深めていますが、先日の懇談会に続き、

様々な団体からご出席をいただき、議員12名、市民代表19名による「ワールドカフェ」

方式の意見交換会を開催しました。中身は非常に充実し、市民の皆さん、議員の皆さん

からの評判も上々でしたので、今後はこのような方式を広げていければよいと

思いました。

  

市民の皆さんには、「議員定数」「議員報酬」「政務活動費」を中心にご意見を

いただきましたが、議員には、議員年金制度がないこと、もちろん退職金もなく、

国民健康保険にそれぞれが個人個人で加入することなど、あまり知られていないこと

も話題となりました。それ以上に4年毎に選挙があることが大きなハードルであり、

今、全国的に町村議会を中心に議員のなり手不足が大きな課題となっていることも

話し合いの中で大きな話題となりました。

市民の皆様からは、「議員の活動がそもそも見えない」ので、議論がしにくいといった

意見や若い世代や子育て世代の意見が活かされる議会を実現するために、今後においても

このような機会を増やしてほしいといった意見が多く出されました。

議会では、今回いただいた意見を最大限生かせるように議員間討議を深め、

一定の形として示したいと考えています。

まもなく、3月議会が始まります。多くの市民の皆さんに関心を持っていただけるよう

頑張っていきたいと思います。

 

 


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