一関市議会議員 勝浦のぶゆき

「新一関市の未来を考え、行動します」

武雄、伊万里、そして新一関図書館の魅力(読書の秋3)

2015-11-01 20:13:41 | 日記

  

10月には、念願だった「武雄図書館」と「伊万里図書館」を視察し、特にも

伊万里図書館長には、非常に参考になるお話を聞く事が出来ました。

武雄と伊万里の両図書館は、図書館司書が注目する図書館で、常に上位にランクする

図書館です。マスコミで大きな話題となった武雄図書館は、多くの方が様々な事を紹介していますので、

今回は、その隣町にある「伊万里図書館」を中心に紹介します。

伊万里図書館は、武雄図書館と対照的な図書館であり、まさに市民が手作りで作り上げた

図書館として、学ぶべきことが多いと個人的には思っています。

  

特にも「伊万里図書館」で特徴的だったのは、建物に残されたその設計の基本計画を

記した「銘板」です。そこには、

「伊万里をつくり 市民とともに育つ 市民の図書館」の始まりとして銘記するとあります。

市民が、その運営を指定管理しないことを市長に約束させたその大きな足跡がそこにあります。

隣りの街で、大きな話題を振りまき、人口5万人の図書館に、年間90万人の来館者という

考えられない数字をたたき出した「武雄図書館」の運営をどのように市民が感じていたのか、

興味はつきません。

11月2日には、岩手日報の「現論」で、片山元鳥取県知事が、

「地の拠点 地域が守れ」と地方創生に絡んで、図書館のあり方について、書かれています。

 

そのような中、先日、読書週間の一環として一関図書館が企画した、

「本を書く、本を作る」〜本を知るトークイベント〜に出かけてきました。

前回報告した通り、小学館で文芸編集部長の肩書きで、活躍している高校時代の

同級生菅原朝也君と人気作家の相葉英雄さんの話に引き込まれました。

トークの中で、菅原朝也君が新一関図書館について、以下のようなことを語って

くれました。

 

「とても素晴らしい図書館である事、そして特にも、図書館の本棚に並ぶ本(選書)

について、その素晴らしさを特に強調されていました。また、辞書で有名な小学館

の社員らしく、その蔵書にある一関の偉人大槻玄沢の「言海」「大言海」について、

非常に貴重な資料が一関図書館に現存している事は誇るべき事である事・・・などでした。

 

素晴らしい、図書館ができて1年が経過しました。

素晴らしい施設を私たち市民の手で、誇れる図書館にしていく事への夢が広がります。

 


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