マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

東京家族

2013-02-02 12:05:36 | 映画ー劇場鑑賞

ー東京家族ー

2012年 日本

監督=山田洋次 キャスト=橋爪功(平山周吉)吉行和子(平山とみこ)西村雅彦(平山幸一)夏川結衣(平山文子)中嶋朋子(金井滋子)林家正蔵[9代目](金井庫造)妻夫木聡(平山昌次)蒼井優(間宮紀子)小林稔侍(沼田三平)風吹ジュン(かよ)茅島成美(服部京子)柴田龍一郎(平山実)丸山歩夢(平山勇)中村勘九郎[6代目] 中村宜生 中村七之助

 

【解説】

『男はつらいよ』シリーズや『たそがれ清兵衛』『おとうと』などで知られる、山田洋次の監督81作目となるファミリー・ドラマ。瀬戸内の小島から上京し、自分の子どもたちと久々の対面を果たした老夫婦の姿を通して、現代日本における家族の在り方や絆などを見つめていく。『奇跡』の橋爪功、『人生、いろどり』の吉行和子、「古畑任三郎」シリーズの西村雅彦、『悪人』の妻夫木聡などの実力派が集結し、いつの間にか生じた隙間を埋めようとする家族を熱演する。随所にちりばめられた、山田監督による巨匠・小津安二郎の『東京物語』へのオマージュも見逃せない。

 

【あらすじ】

瀬戸内海の小さな島で生活している夫婦、平山周吉(橋爪功)ととみこ(吉行和子)。東京にやって来た彼らは、個人病院を開く長男・幸一(西村雅彦)、美容院を営む長女・滋子(中嶋朋子)、舞台美術の仕事に携わる次男・昌次(妻夫木聡)との再会を果たす。しかし、仕事を抱えて忙しい日々を送る彼らは両親の面倒を見られず、二人をホテルに宿泊させようとする。そんな状況に寂しさを覚えた周吉は、やめていた酒を飲んで騒動を起こしてしまう。一方のとみこは、何かと心配していた昌次の住まいを訪ね、そこで恋人の間宮紀子(蒼井優)を紹介される。(シネマトゥデイ)

 

【感想】

巨匠・小津安二郎の『東京物語』へのオマージュということですが、残念ながら「東京物語」は見ていません。

 

スカイツリーが出てくるから、現代のお話でしょうが、ドラマの詰めがちょっと昔風と言うか、現代的ではなかったと思いました。

現代はもっと深刻、夢を語る余地が少ないのかなあ。

 

瀬戸内の島から出て来た両親、平山周吉(橋爪功)ととみこ(吉行和子)。

次男の昌次(妻夫木聡)との待ち合わせが違っていた。

東京と品川。

せっかちな父は長男、幸一(西村雅彦)の住む多摩市までタクシーで向かう。

 

幸一は自宅で開業している医者。

妻、文子(夏川結衣)、中学生と小学生の男の子の父。

家は狭い。

長男の部屋を両親の寝室に当てる。

 

長女の滋子(中嶋朋子)は下町で美容院を経営している。

夫、金井庫造(林家正蔵[9代目])と従業員が2名。

両親が泊まりにくるが、もっと狭い。

東京の住宅事情は、貧しいですね。

 

でも、最近ではホテルに泊まって遊びに行くというのも、アリだと思いますが。

それにしても、東京の子供たち、忙し過ぎて、両親に東京見物もさせてあげられないようです。

 

そんなことより、両親の心配は、次男の昌次のこと。

上京の目的は、古い友達が亡くなったのでその仏壇にお参りすることだった。

 

☆ネタバレ

ネタバレと言っても、子供を心配する両親の話です。

昌次は、舞台美術の仕事をしていて、まだまだ一人前というわけにはいきません。

両親の目からは頼りなく映ります。

長男、長女が立派だからね。

 

うちも、同じ子供の構成、長男、長女、次男なので、このご両親と共通する思いはたくさんありました。

賢い長男と、手に職を持ったしっかりした長女。

うちの場合も、もう少しでこのご家庭のように次男が不安定だったかもしれないけど、お陰さまで今はしっかりした大人に成長しました。

 

うちも、この映画の蒼井優ちゃんみたいな、しっかりしたお嫁さんが見つかればいいなあと思いながら見ていました。

だから、このお母さんの喜びはよくわかりました。

親は、特に母親はいつも子供の幸せを望んでいるものです。

 

こんなふうにとても身近に感じながら見ていて、とても楽しかったです。

 

ただ見終わったあとですが、残念なことに何も残らないんですね。

次男も幸せ、お父さんも島で幸せで終わり、かな?

お父さんの生活は、隣の主婦が見てくれるみたい。

そんなんでいいのかなあ、と思いました。

助け合いは美徳ですけどねー。

 

実は、日本の現実はそんなに甘くないですからね。

過疎の村での隠居生活も、3,11のあとの東北の暮らしも、不安定な職業の若者の将来も、かといって医者や美容師の将来でさえも、決して大丈夫とは言えないでしょう?

みんなが未来に不安を持っているというのが、現実じゃないでしょうか?

 

山田監督には、もう一捻りして欲しかったなあと思いました。

なぜ、日本がこんなに生きにくくなっているのかー。

それこそが、家族の危機でしょう?

 

昨日は、WOWOWで「男はつらいよ 寅次郎の告白」(1991年)を見ましたが、この作品の方がずっと面白かったです。

テーマが凝縮されて、心に沁みてきました。

 

昌次が働いている劇場で、連獅子が演じられているのですが、「まさかなあ…」と思っていたら、エンドロールに中村勘九郎[6代目]のお名前。

なんか急に亡くなられた勘三郎さんのことが思い出されて、ジーンとしてしまいました。

どっちの感動が大きかったことやら…。

 

オリエント急行殺人事件

2013-02-02 12:01:45 | 映画ーTV

ーオリエント急行殺人事件ーMURDER ON THE ORIENT EXPRESS

1974年 イギリス

シドニー・ルメット監督 アガサ・クリスティ原作 アルバート・フィニー(エルキュール・ポアロ)ジャクリーン・ビセット(エレナ・アンドレニイ伯爵夫人)アンソニー・パーキンス(ヘクター・マックイーン)マイケル・ヨーク(ルドルフ・アンドレニイ伯爵)ローレン・バコール(ハリエット・ベリンダ・ハバード夫人)イングリッド・バーグマン(グレタ・オルソン)ショーン・コネリー(アーバスノット大佐)リチャード・ウィドマーク(ラチェット・ロバーツ)ヴァネッサ・レッドグレーヴ(メアリー・デベナム)ウェンディ・ヒラー(ナタリア・ドラゴミノフ公爵夫人)ジョン・ギールグッド(エドワード・ベドウズ)ジャン=ピエール・カッセル(ピエール・ミシェル車掌)レイチェル・ロバーツ(ヒルデガルド・シュミット)コリン・ブレイクリー(サイラス・ハードマン)デニス・クイリー(ジーノ・フォスカレッリ)ジョージ・クールリス(コンスタンテイン医師)マーティン・バルサム(ビアンキ)

 

【解説】

イスタンブール発のオリエント急行内で殺人事件が発生。偶然、列車に乗り合わせた名探偵ポワロは自慢の推理力を駆使して犯人を追い求めるが……A・クリスティの原作を、文字通りのオールスター・キャストで映画化したゴージャスなミステリ大作。

 

【感想】

これも未見でした。

 

見て見て!と言いたくなるような豪華キャスト。

すごいなあ。

 

トルコのボスボラス海峡クルーズから始まります。

なんか私の見た景色と違うわ。

橋がまだできていなかったのですね。

でも、行ったところの景色が見れると、わくわく感が倍増しますね。

 

ジャクリーン・ビセット懐かしいわあ。

少女の頃、憧れていました。

きれいですよね。

 

ヴァネッサ・レッドグレーヴ、最近おばあさん役でよく見ますが、「もうひとりのシェイクスピア」では、晩年のエリザベス1世を演じていました。

この作品では、美しい中年の女性。

隔世の感アリですね。

でも、そのお相手のショーン・コネリーはあまり印象が変わっていないなあ。

007シリーズを降板したすぐあとらしいです。

 

アンソニー・パーキンスは、「サイコ」のイメージとあまり変わっていないなあ。

イングリット・バーグマンが、思いもかけない地味な役でそれはそれで新鮮です。

この作品で、アカデミー賞助演女優賞を獲っているのですね。

 

アルバート・フィニーのユーモラスなポアロ、最高です。

 

これは、リンドバーグ事件が下敷きになっているのですね。

もちろんアガサ・クリスティの原作ですから、ストーリー展開も面白く、真相も意外で結末はハートフル、最後まで楽しめました。

 

よかった!!

 

パリの恋人

2013-02-02 11:56:21 | 映画ーTV

ーパリの恋人ーFUNNY FACE

1957年 アメリカ

スタンリー・ドーネン監督 フレッド・アステア オードリー・ヘプバーン

 

【感想】

この映画見ていませんでした。

こんなにカラフルでファッショナブルだったのですね。

ファニーフェイスと言われたオードリーがかわいいです。

 

ミュージカルで、フレッド・アステアとのダンスは素晴らしいですね。

オードリーは、バレエダンサーを目指していたのですね。

酒場でのダンスは、素晴らしかったです。

いまにも十分通用するような、キレのあるダンス。

目が釘付けになってしまいました。

振り付けも斬新でした。

 

ウエディングドレス姿が、また素晴らしい。

「ス・ワンダフル」って、音楽にぴったりでした。

 

これ、おしゃれなお店のバックグラウンドムービーにぴったりですね。

これは、よかった。

また見たいなあ。


キラー・エリート

2013-02-02 11:53:07 | 映画ーDVD

ーキラー・エリートーKILLER ELITE

2011年 オーストラリア/アメリカ

ゲイリー・マッケンドリー監督 ジェイソン・ステイサム クライヴ・オーウェン ロバート・デ・ニーロ

 

【解説】

ジェイソン・ステイサム、クライヴ・オーウェン、オスカー俳優ロバート・デ・ニーロという3人の実力派俳優が豪華共演を果たしたアクション・サスペンス。エベレスト登頂に成功したこともある元SAS(英国特殊部隊)隊員のベストセラー小説を基に、すご腕の殺し屋が世界をまたに掛けた死闘を繰り広げる。激しいカーチェイスや銃撃戦はもちろんのこと、主演のジェイソンが挑むビルからのジャンプなど、CGを使用しない本格アクションの数々に息をのむ。

 

【あらすじ】

殺し屋稼業から身を引いたダニー(ジェイソン・ステイサム)は、かつての相棒ハンター(ロバート・デ・ニーロ)がオマーン首長の息子を殺した男たちへの報復に失敗し、捕えられたことを知る。ハンター解放と引き換えにその仕事を引き継いだダニーだったが、今回の標的に共通しているのは、国家レベルの秘密組織「フェザー・メン」に守られたSAS(英国特殊部隊)の精鋭たちであり……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

人気者が揃ったのに、なんか退屈でした。

ジェイソン・ステイサムのご威光も、かげりが見えて来たのかしら?

 

内容も、込み入っていてわかりにくかったです。

 少なくとも、私向きではなかったです。


ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

2013-02-01 09:02:54 | 映画ー劇場鑑賞

ーライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日ーLIFE OF PI

2012年 アメリカ

アン・リー監督 スラージ・シャルマ(パイ・パテル(少年))イルファン・カーン(パイ・パテル(成人))アディル・フセイン(サントッシュ・パテル)タブー[女優](ジータ・パテル)レイフ・スポール(カナダ人ライター)ジェラール・ドパルデュー(コック)

 

【解説】

世界的な文学賞ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルのベストセラー小説「パイの物語」を、『ブロークバック・マウンテン』などのアン・リー監督が映画化。動物園を経営する家族と航行中に嵐に遭い、どう猛なトラと一緒に救命ボートで大海原を漂流することになった16歳の少年のサバイバルを描く。主演は、オーディションで選ばれた無名のインド人少年スラージ・シャルマ、共演にはフランスの名優ジェラール・ドパルデューが名を連ねる。227日間という長い漂流の中で、主人公がどのように危機的状況を乗り越えたのかに注目。

 

【あらすじ】

1976年、インドで動物園を経営するパイ(スラージ・シャルマ)の一家はカナダへ移住するため太平洋上を航行中に、嵐に襲われ船が難破してしまう。家族の中で唯一生き残ったパイが命からがら乗り込んだ小さな救命ボートには、シマウマ、ハイエナ、オランウータン、ベンガルトラが乗っていた。ほどなくシマウマたちが死んでいき、ボートにはパイとベンガルトラだけが残る。残り少ない非常食、肉親を失った絶望的な状況に加え、空腹のトラがパイの命を狙っていて……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

この作品を予告編で見たときから、3Dで見たいと思っていました。

やはり、3Dで見てよかったです。

水がこの作品の一つのテーマ。

とてもきれいでした。

水族館に行ったようでした。

  このシーンが見たかったんです!!

内容も深いです。

事実の映画化ではありません。

むしろ、ファンタジーとしてみた方がいいでしょうね。

 

私は感動して泣いてしまいました。

映画が終わって真相を知ったあとでも、私は魂の漂流の記憶として解釈することにしました。

いやあ、よかったです。

 

カナダで暮らすパイ(イルファン・カーン)の元に、スランプに陥っているカナダ人の作家(レイフ・スポール)がやって来た。

パイのおじから、パイの冒険の話を聞いて書くように勧められたからだ。

パイは、作家に生い立ちから語り出した。

そこには、信じられないサバイバルストーリーがあった。

 

パリにあるステキなプールにちなんで名前を付けられたが、インド語では「おしっこ」という意味だったためにいじめられた僕。

ある新学期から、自らの名前を「πパイ」と名乗った。

パイの父は動物園を経営していたが、体制が変わり、カナダへの移民を決意する。

動物は大切な財産なので、一緒に船に乗せた。

 

日本船籍の大きな船。

(この乗組員とパイとのやりとりを覚えておいてくださいね。

最後にこの物語を読み解く鍵があります。

嫌みなコックにジェラール・ドパルデュー。私はわからなかったんだけど…。汗!)

だが、日本海溝の真上を航行中に嵐に遭い遭難。

パイは救命ボートにしがみついたが、父、母、兄は船とともに沈没した。

 

☆ネタバレ

救命ボートには、足の折れたシマウマ、バナナに乗ってやってきた子供を捜す母オランウータン、凶暴なハイエナ、そしてもっと獰猛なトラ(リチャード・パーカー)が乗り合わせていた。

 

動物たちは死に、トラとパイが生き残った。

パイは、筏を作って、救命ボートと綱でつないで漂流した。

なんとかトラを飼いならそうとするが、うまくいかない。

 

あるとき、猛烈な嵐がひとりと一匹を襲った。

激しい嵐の中でパイは神を感じ、トラは衰弱した。

嵐の後、パイはトラと心が通じたと思った。

 

それから不思議な無人島にたどりついた。

ミーアキャットが無数に生息するこの島で、パイには海藻、トラにはミーアキャットがご馳走となり、しばし体力を回復することができた。

しかし、この島は人食い島だった。

パイは再びトラと漂流を開始した。

 

トラもパイも衰弱して、ようやくメキシコに着いた。

パイは砂浜に倒れ込んで動けなくなった。

トラは、パイに一瞥もくれず、振り向くこともなくジャングルに消えていった。

 

パイは、それが一番悲しかったと言う。

 

☆ネタバレのネタバレ

助けられて入院しているときに日本人の保険会社の人が来て、話をした。

彼らは「そんなおとぎ話は聞きたくない。何があったか、本当のことを言って下さい」と言った。

 

パイは違う話をした。

救命ボートで難を逃れたのは、意地悪なコックと仏教徒の船員、そして母だった。

船員は足をけがしていた。

コックは、「足を切らないと体が腐って死んでしまう」といい、パイと母親は痛がる船員を押さえて、コックが足を切った。

しかし、その足は魚を捕るための餌だった。

母は怒り、パイに筏に乗り移るように言った。

母もすぐ乗り移ると思っていたが、コックに刺されて海に落とされた。

パイは、怒りに燃え、その剣幕にコックもおとなしくなったが、パイはコックを刺し殺した。

そのあとは、海を漂い、メキシコに着いたのだ。

 

日本人はその話を信じたのか?

報告書には、「少年はトラと漂流して奇跡的に生き残った」と書かれてあった。

 

☆ネタバレ

これは、公式ホームページに書いてあるこの作品の元の話になっている話です。

 

ひとつは、エドガー・アラン・ポーが1837年に発表した長編小説「ナンタケット島出身のアーサー・ゴードン・ピムの物語」。海を漂流することとなった4人の男が、食料が尽き、誰が「生け贄」となるかくじ引きで選ぶという恐怖小説。その生け贄となったのがリチャード・パーカーというのです。

 

さらに、その47年後の1884年、「ミニョネット号事件」と呼ばれる事件が実際に起こった。イギリスからオーストラリアに向けて航海中のミニョネット号が難破、乗組員4名が4名が救命ボートで脱出した。漂流20日目、衰弱した17歳の乗組員が他の3人の食料となった。この殺された少年の名前がリチャード・パーカー!!

 

このように、この作品は寓意に満ちています。

パイの一家はヒンズー教徒で、ベジタリアンだったということも大きな意味を持っていると思いました。

パイ=πという名前も、輪廻というか、永遠の命とか、そういう無限に続くものの暗喩かも…。

 

普通に考えれば、パイの冒険の話は、あとで彼自身の口から語られる恐ろしい話が事実なのでしょう。

作家が指摘したように、シマウマは仏教徒の船員、オランウータンが母、ハイエナがコック、トラはパイ自身なのでしょう。

 

私は、トラはパイの罪悪感や凶暴性や恐怖の象徴だと思いました。

パイは長い漂流の間、自分自身と闘っていたのでしょう。

重罪を犯したという呵責との闘いが、彼の漂流を支えた原動力かもしれません。

 

リチャード・パーカーと名付けたトラがジャングルへ帰っていったのは、過去のリチャード・パーカーへの哀悼の気持ちかもしれません。

また、振り向かずに行ってしまったのは、トラをパイの自制できない感情だと考えたら、パイが大人になったということなのかもしれません。

大人になるということは、自分のピュアな部分を失うということでもあるから、声を上げて泣きたいほどの気持ちも理解できると思いました。

また、別れは突然やってくる。

「さようなら」を言う暇もない時もある。

一期一会が大切だということかもしれません。

 

この物語は少年の成長の物語として、とても深くていい作品だと思いました。

オススメです。