ーデス・プルーフ in グラインドハウスー
2007年 アメリカ クエンティン・タランティーノ監督 カート・ラッセル 、ロザリオ・ドーソン 、ローズ・マッゴーワン 、シドニー・ターミア・ポワチエ 、ゾーイ・ベル 、マイケル・パークス 、メアリー・エリザベス・ウィンステッド 、ヴァネッサ・フェルリト 、ジョーダン・ラッド 、トレイシー・トムズ 、マーリー・シェルトン 、ニッキー・カット 、イーライ・ロス 、クエンティン・タランティーノ
【解説】
映画オタクとして知られるクエンティン・タランティーノ監督が、リスペクトする1970年代から80年代のB級ホラーにオマージュを捧げたエキセントリック・ムービー。グラインドハウスとは、低予算のB級映画ばかりを2、3本立てで上映する映画館の総称で、グラインドハウス映画特有の傷やブレ、リールのダブりもあえて再現した。カート・ラッセルふんする連続殺人鬼と、『キル・ビル』でユマ・サーマンのスタントを務めたゾーイ・ベルが繰り広げるカー・チェイスは迫力満点。
【あらすじ】
スゴ腕スタントマンのマイク(カート・ラッセル)は、愛車“デス・プルーフ”に乗り、美女をナンパしては死のドライブに誘っていた。ある日マイクは、テネシー州で豪快なスタントライドを楽しむ3人の女性たちに目をつける。いきなり車をぶつけ、しつこく追い回すマイクにキレたゾーイ(ゾーイ・ベル)たちは、決死の猛反撃に挑む。 (シネマトゥデイ)
【感想】
この映画は、まさにグラインドハウスでやっているように、フェィクの予告編も何本か作って、ロバート・ロドリゲス監督の「プラネット・テラー in グラインドハウス」と2本立てで上映する企画だったそうです。
実際にアメリカではこの形式で上映されているのですが、そのために本編をだいぶカットしたらしい。
そこで日本では、ディレクターズカット版で1本ずつ公開することになったということです。
で、この作品、やっぱりタランティーノだなあ。
期待を裏切りません。
面白い!!
わざとノイズやリールのひっかかりみたいなのを入れながら、それでもそれが気にならないくらい引き込まれていきます。
最初はバッドガールズたちの無駄話。
「パルプフィクション」や「レザボアドックス」を思い出させます。
でも、この子たちの会話実にくだらないのよね。
私、少しうとうとしてしまいました。
タランテイーノがバーのオーナーで出演しています。
「きゃ、広いおでこ!!」と思ってしまいました。
ところが、急に始まります。
デス・プルーフ仕様の車に乗った男が仕掛ける恐ろしいことが!!
それは見てのお楽しみです。
デス・プルーフって?
それも見ましょう。
後半もまた、ガーリートーク。
映画撮影のために集まったスタントウーマンのキム(トレイシー・トムズ)とメイク係のアバナシー(ロザリオ・ドーソン)、新進女優のリー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド )。
そこに、スタントマンのゾーイ(ゾーイ・ベル)が加わります。
でも、この人たちのおしゃべりは面白い。
一緒のお店に居合わせたら、耳がダンボになっちゃうでしょうね。
☆ここからはネタバレ!!
ゾーイの提案で映画「バニシングポイント」で使われた70年型ダッジ・チャレンジャーに試乗することに。
最初はゾーイとキムだけで乗るはずだったのが、アバナシーのたっての願いで、同乗させることになりました。
ゾーイはみんなには内緒で、アクロバティックなスタントを企てていたのです。
窓枠にベルトをつないで、キムが車をスタートさせると、ゾーイはベルトを持ってボンネットへ。
ありえないようなスリリングなスタントを楽しんでいます。
最初は驚いていたアバナシーも大喜びです。
そこへ、前半に出てきた悪魔のような男スタントマン・マイク(カート・ラツセル)が彼女たちの車を追いかけてきて、猛烈なアタックを仕掛けます。
執拗に続く体当たりに耐えて、なんとか無事乗り切った女性たち。
今度は、反撃のために男を捜し始めました。
この後半がめちゃめちゃ面白い!!
CGはワイヤーを消すのに使っただけで、ほとんどが生身のアクションだそうです。
ゾーイ・ベルは「キルビル」でユマ・サーマンのスタントをやった人だそうで、彼女の華麗なスタントが堪能できます。
強面のマイクがやれちゃうところは、おかしいし、爽快です。
ちょっと彼女たちの言葉が汚いですが。
タランティーノ好きにはお薦め!!
(少数派かなあ?)
これで、「プラネット・テラー~」にもがぜん期待が膨らんできました!!
楽しみ!!
ところで、試乗なのにぽんこつ同然になっちゃった70年型ダッジ・チャレンジャーはどうするの?
ディーラーの元に残してきたリーは???
気になるなあ…
2007年 アメリカ クエンティン・タランティーノ監督 カート・ラッセル 、ロザリオ・ドーソン 、ローズ・マッゴーワン 、シドニー・ターミア・ポワチエ 、ゾーイ・ベル 、マイケル・パークス 、メアリー・エリザベス・ウィンステッド 、ヴァネッサ・フェルリト 、ジョーダン・ラッド 、トレイシー・トムズ 、マーリー・シェルトン 、ニッキー・カット 、イーライ・ロス 、クエンティン・タランティーノ
【解説】
映画オタクとして知られるクエンティン・タランティーノ監督が、リスペクトする1970年代から80年代のB級ホラーにオマージュを捧げたエキセントリック・ムービー。グラインドハウスとは、低予算のB級映画ばかりを2、3本立てで上映する映画館の総称で、グラインドハウス映画特有の傷やブレ、リールのダブりもあえて再現した。カート・ラッセルふんする連続殺人鬼と、『キル・ビル』でユマ・サーマンのスタントを務めたゾーイ・ベルが繰り広げるカー・チェイスは迫力満点。
【あらすじ】
スゴ腕スタントマンのマイク(カート・ラッセル)は、愛車“デス・プルーフ”に乗り、美女をナンパしては死のドライブに誘っていた。ある日マイクは、テネシー州で豪快なスタントライドを楽しむ3人の女性たちに目をつける。いきなり車をぶつけ、しつこく追い回すマイクにキレたゾーイ(ゾーイ・ベル)たちは、決死の猛反撃に挑む。 (シネマトゥデイ)
【感想】
この映画は、まさにグラインドハウスでやっているように、フェィクの予告編も何本か作って、ロバート・ロドリゲス監督の「プラネット・テラー in グラインドハウス」と2本立てで上映する企画だったそうです。
実際にアメリカではこの形式で上映されているのですが、そのために本編をだいぶカットしたらしい。
そこで日本では、ディレクターズカット版で1本ずつ公開することになったということです。
で、この作品、やっぱりタランティーノだなあ。
期待を裏切りません。
面白い!!
わざとノイズやリールのひっかかりみたいなのを入れながら、それでもそれが気にならないくらい引き込まれていきます。
最初はバッドガールズたちの無駄話。
「パルプフィクション」や「レザボアドックス」を思い出させます。
でも、この子たちの会話実にくだらないのよね。
私、少しうとうとしてしまいました。
タランテイーノがバーのオーナーで出演しています。
「きゃ、広いおでこ!!」と思ってしまいました。
ところが、急に始まります。
デス・プルーフ仕様の車に乗った男が仕掛ける恐ろしいことが!!
それは見てのお楽しみです。
デス・プルーフって?
それも見ましょう。
後半もまた、ガーリートーク。
映画撮影のために集まったスタントウーマンのキム(トレイシー・トムズ)とメイク係のアバナシー(ロザリオ・ドーソン)、新進女優のリー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド )。
そこに、スタントマンのゾーイ(ゾーイ・ベル)が加わります。
でも、この人たちのおしゃべりは面白い。
一緒のお店に居合わせたら、耳がダンボになっちゃうでしょうね。
☆ここからはネタバレ!!
ゾーイの提案で映画「バニシングポイント」で使われた70年型ダッジ・チャレンジャーに試乗することに。
最初はゾーイとキムだけで乗るはずだったのが、アバナシーのたっての願いで、同乗させることになりました。
ゾーイはみんなには内緒で、アクロバティックなスタントを企てていたのです。
窓枠にベルトをつないで、キムが車をスタートさせると、ゾーイはベルトを持ってボンネットへ。
ありえないようなスリリングなスタントを楽しんでいます。
最初は驚いていたアバナシーも大喜びです。
そこへ、前半に出てきた悪魔のような男スタントマン・マイク(カート・ラツセル)が彼女たちの車を追いかけてきて、猛烈なアタックを仕掛けます。
執拗に続く体当たりに耐えて、なんとか無事乗り切った女性たち。
今度は、反撃のために男を捜し始めました。
この後半がめちゃめちゃ面白い!!
CGはワイヤーを消すのに使っただけで、ほとんどが生身のアクションだそうです。
ゾーイ・ベルは「キルビル」でユマ・サーマンのスタントをやった人だそうで、彼女の華麗なスタントが堪能できます。
強面のマイクがやれちゃうところは、おかしいし、爽快です。
ちょっと彼女たちの言葉が汚いですが。
タランティーノ好きにはお薦め!!
(少数派かなあ?)
これで、「プラネット・テラー~」にもがぜん期待が膨らんできました!!
楽しみ!!
ところで、試乗なのにぽんこつ同然になっちゃった70年型ダッジ・チャレンジャーはどうするの?
ディーラーの元に残してきたリーは???
気になるなあ…