ーラッシュ/プライドと友情ーRUSH
2013年 アメリカ 124分
ロン・ハワード監督 クリス・ヘムズワース(ジェームズ・ハント)ダニエル・ブリュール(ニキ・ラウダ)オリヴィア・ワイルド(スージー・ミラー)アレクサンドラ・マリア・ララ(マルレーヌ)ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ(クレイ・レガッツォーニ)クリスチャン・マッケイ(ヘスケス卿)
【解説】
F1レーサー、ニキ・ラウダとジェームス・ハントが壮絶なタイトル争いを繰り広げたドラマを映画化。事故で大けがを負いながらもシーズン中に復帰したラウダと、性格もドライビングスタイルも正反対なハントの死闘とライバル関係を、臨場感あふれるレースシーンと共に描く。監督は、『ビューティフル・マインド』などの名匠ロン・ハワード。陽気なハントをクリス・ヘムズワース、冷静沈着なラウダをダニエル・ブリュールが演じる。
【あらすじ】
性格もレーススタイルも相反するF1レーサー、ニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)とジェームス・ハント(クリス・ヘムズワース)が激しい首位争いを繰り広げていた1976年。ランキング1位だったラウダはドイツ大会で大事故に遭遇し、深いけがを負う。復活は無理だと思われたがわずか6週間でレースに復帰し、日本の富士スピードウェイでのシリーズ最後のレースに臨む。(シネマトゥデイ)
【感想】
私はカーレースにあまり興味がないので、この有名なドライバーの名前は知りませんでしたが、一緒に見た夫は「火傷をしたあとのニキ・ラウダをテレビで見た」と言っていました。
作品としては、とても面白かったです。
カーレースのスピード感、事故のものすごさ、二人の関係など、素晴らしかったです。
FIレーサーで首位争いをしていた天才肌のジェームス・ハント(クリス・ヘムズワース)と精密機械のような緻密さのニキ・ラウダ(ダニエル・ブリュール)は、F2時代からのライバル関係だった。
因縁の二人はことごとく争い、嵐のドイツ大会で運命のレースを迎えます。
そして、ニキのクラッシュ。
このレースを止めるべきだと主張したニキに対して、ハントは実行を支持した。
ニキの大けがに少し良心の呵責を感じていたハントと、ハントの追い上げを糧に辛い治療とリハビリに耐えたニキ。
ここの描き方がとても感動的でした。
キャストもぴったりでしたね。
ハント役のクリス・ヘムズワース
その後の二人の生き方は大きく違いました。
航空会社を経営したり、再びレーサーに戻ったニキに対して、ハントは早々と引退してスポーツキャスターとなるも、1993年45歳で病死したそうです。