ージュリエットからの手紙ーLETTERS TO JULIET
2010年 アメリカ
ゲイリー・ウィニック監督 アマンダ・セイフライド(ソフィ)クリストファー・イーガン(チャーリー)ガエル・ガルシア・ベルナル(ヴィクター)フランコ・ネロ(ロレンツォ)ヴァネッサ・レッドグレーヴ(クレア)
【解説】
「ロミオとジュリエット」で名高いイタリア・ベローナで行われている、世界中から届く恋愛相談の手紙に「ジュリエットの秘書」と呼ばれる女性たちが返信する「ジュリエットレター」を題材にした恋愛ドラマ。1通の手紙から始まる50年前の恋人を捜す旅を、『シャーロットのおくりもの』のゲイリー・ウィニック監督がロマンチックに描き出す。キャストには『マンマ・ミーア!』のアマンダ・セイフライド、オスカー女優ヴァネッサ・レッドグレーヴら実力派がそろう。
【あらすじ】
ロンドンに暮らすクレア(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)のもとに1通の手紙が届く。その内容は、50年前に彼女がイタリアで恋に落ちた男性との愛を貫けなかった苦悩を、ジュリエット宛につづった手紙への返事だった。その男性と再会することを決めたクレアはイタリアへ向かい、返事を書いたソフィー(アマンダ・セイフライド)と共に初恋の人を捜す旅に出る。(シネマトゥデイ)
【感想】
主演のアマンダ・セイフライドを見て、「マンマミーア」を思い出してしまう。
あれも、手紙が出て来たなあ。
このジュリエットレターって、本当にあるそうですね。
ベローナにあるジュリエットの家には恋の悩みを書いたメモが貼付けられ、それを回収してジュリエットの秘書たちが返事を書いているそうです。
ロマンチックですねえ!!
ジャーナリスト志望のソフィー(アマンダ・セイフライド)は、アメリカでイタリアンレストランを開こうとしている恋人ヴィクター(ガエル・ガルシア・ベルナル)とベローナへ婚前旅行にやって来た。
店がオープンしたら、しばらくは新婚旅行にも行けないだろうということからだった。
ソフィーはロマンティクな旅を期待していました。
でも、ヴィクターはそんなことより、自分のイタリア料理店へ仕入れる材料やワインの取引で頭がいっぱい。
ソフィーは暇を持て余ましてジュリエットの家へ。
そこで、ジュリエットの秘書たちと出会う。
手伝っているうちに、壁の隙間に押し込められた古い手紙を発見。
それは、クレア(ヴァネッサ・レッドグレーヴ)がロレンツォとの辛い別れを書いた手紙だった。
ソフィーはクレアに返事を書いた。
それを読んだクレアが、孫のチャーリー(クリストファー・イーガン)を伴ってジュリエットの家に訪ねて来た。
チャーリーは、クレアの感情をかき混ぜないでくれと、ソフィーをなじるが、3人はロレンツォを訪ねる旅に出発することとなった。
結末は、クレアにとってもソフィーにとってもハッピーエンドとなりますが、そこには違和感がなく、とても女性好みなものです。
ベローナの美しい風景、クレアとチャーリーとソフィーの心温まるたびのエピソードを織り込んで、素敵な物語が紡がれて行きます。
クレアが自分の恋を取り戻す物語。
とてもロマンティックで素敵でした。