大麻問題

大麻問題

 

最近乾燥大麻の問題が時々ニュースになる。しかしかなり誤解がある様に思われる。テレビに出ている美人医師なども、現状の認識に問題がある様に思われる。日本では確かに禁止薬物ではあるが、東南アジアでは最近までいろいろ使われていた。

 

私がカンボジアに関わり始めたのは、1999年からである。大麻をお勧めするわけではないが、市場に行けばどこにでも売っていた。また街中のレストランでも、いろいろの調味料として使われていた。日本人でも大麻を使っていた人もおり、いろいろ話していた。特に音楽関係の好きな人は、音感が鋭くなると言っていた。人に寄り効き方が違うようで、使用後に頭痛が起きる人もいた。

 

カンボジアでは家庭料理の調味料として使われており、30センチ角ぐらいで厚さ10センチぐらいの束で、約1キログラムぐらいである。これが市場では、1-3ドルぐらいで売られていた。彼らの常食である米の麵のクイティウなどにも良く入っていた。タバコで吸うのと異なり、あまり急激な効果は無い。

 

しかし次第に売ることが少なくなり、アセアンの会議が行われた頃から市場からは消えた。その後も地方に行くと売っていたが、現在では見られない。日本でも使用への動きもあるが、もっと正確な情報が必要であろう。

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