とりめし

とりめし

 

最近隣の市の「とりめし」が売られているので、昼食に買ってみた。ゴボウとトリの炊き込みご飯の上に、鶏のから揚げが乗っていてなかなか豪華であった。隣の高浜市は、「とりめし」で町おこしをしているようだ。

 

皆さんはとりめしというと言うと、どのようなものを想像されるのであろうか。昔駅弁で買った「とりめし」は、白いご飯にトリのそぼろと黄色い卵のそぼろが乗っていたことがあった。

 

カンボジアでは、トリ乗っけご飯が多く、ご飯の上に焼いた鳥のぶつ切りが乗っている。しかし、シンガポールチキンライスとうたわれている店は、少々異なる。トリのスープでご飯を炊き、その上に味付きのトリのぶつ切りが乗っている。なかなか旨い。それでもあまり料金は変わらず、1.5㌦程度である(現在は少し値上がりしていると思われる)。時々実験紹介などで訪れたタケオ(カンボジアの南部の都市:小・中の教員養成校がある)では、6ドルぐらいのホテルに泊まり、隣の食堂でシンガポールチキンライスをよく食べた。

 

東アフリカのタンザニアでも、調査地に入る道筋のレストランでトリご飯を見かけることがあるが、一度もありついたことは無い。どの店も50ぐらいのメニューを見かけるが、だいたい2-3の品しか作れていない。その日に手に入った食材で作るから、メニューのほとんどは存在しない。トリ続きでいえば、卵はいつも問題が起こる。スワヒリ語で卵は、マヤイであるが、これは複数形である。単数はヤイであるが通常は使わない。そこでレストランで問題が起こる。ヤイをくれと頼むと、レストランのボーイは、マヤイかと聞き直す。ヤイだといい直しても、マヤイかと言い直す。ヤイだと言っておくが、出てくるのは2個の卵になる。卵を1個注文するのは至難の業である。

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