巨大私学の再生の道

巨大私学の再生の道

 

巨大私学の理事長が逮捕され、大学の再生が危ぶまれている。再生の視点は人事に向いているが、問題点は異なるところにもある。

 

私が大学に入った60年ぐらい前の頃、学生の間では、○○大学株式会社と言われていた。その意味は、学生をたくさん集めて、大学が儲ける仕組みになっていたことを指している。授業はマスプロで、経費を節約、教授の数も少ない。

大学に問題があっても、学生が多いから、優秀な人もいて、社会で活躍している人も多い。

 

しかしながら、大学の向いている方向が、多くの学生を集めて儲ける方向であると、逮捕された理事長のような人物がトップに立つのも、当然と言えば当然である。

 

理事や評議員の人事の改革だけでは済まされない、根本的内容を持っている。

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